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クロノ

初めましてクロノです!工務店で見積もりや設計業務をしていた経験を活かして、失敗しないリフォームにするための情報を発信しています。

「リフォームをしたい場所」がざっくりでも決まったら、依頼先の情報を収集しましょう!リフォーム完了までの道の、第1歩目です!

リフォームの依頼先は、主に以下の6つです。

①ハウスメーカー
②工務店
③リフォーム専門店
④設備屋さん(ガスや電気など)
⑤ホームセンター・家電量販店
⑥ショッピングセンター

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それぞれのメリット・デメリットを解説していくので、お住まいのエリアにある会社を思い浮かべながら依頼先探しを進めましょう。

リフォームの依頼先候補

①ハウスメーカー

積水ハウスや住友林業などのハウスメーカーでも、リフォーム工事の対応ができます。

新築を依頼した住宅のリフォーム工事対応が基本となっていますが、新築を依頼していなくても対応してくれる場合が多いです。

メリット大手の安心感!
・全国で対応可能な場合が多い
・実績と経験が豊富
デメリット・工務店などより価格が高くなりがち
・対応までに時間がかかることもある

誰もが社名を知っている安心感が最大の魅力ですが、リフォーム工事を担当するのは下請け(協力)業者であることが多く、価格が高くなりがちです。

新築をハウスメーカーに依頼して、点検などを依頼しているのであれば、担当者にリフォームについて相談してみるとスムーズに進められます。

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新築時に対応に不満があったなど、他社への依頼を検討したい場合は、相見積もりを進めましょう。

②工務店

小規模で建設業を営んでいる工務店でもリフォームの対応ができます。

メリット・すぐに駆けつけてくれる
自社施工なら中間マージンが発生しない
デメリット・相談しに行きにくい
・口コミなどの情報が少ない

施工可能エリアを会社がある範囲に絞っている場合が多いので、見積もりを依頼すればすぐに現地調査に応じてくれます。

また、自社施工であれば中間マージンもかからず、下請け業者に依頼するよりも20%ほど安く工事ができるのが魅力です。

しかし、相談しに行きにくい点や、HPなどに情報が少ない点が弱点でもあります。

工務店やハウスメーカーなどのリフォーム会社に依頼したい場合は、のようにスマホから簡単に利用できるサービスを活用するのがおすすめです。

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匿名で利用できるであれば、郵便番号とメールアドレスだけでリフォーム会社を紹介してもらえます。

現地調査前まで、匿名のままリフォーム会社とやり取りができるので「個人情報を入力するのは抵抗がある」という方でも安心です。

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ホームプロとは?
引用元:ホームプロ

は、匿名&無料でリフォーム会社を紹介してもらえるサービスです。

マイページ上で、見積もり依頼やリフォームの相談のやり取りができるので、しつこい営業を受けたくない人にはホームプロがおすすめです。

また、お断りの連絡もマイページ上の「お断りボタン」を押すだけで済ませられます。

「相見積もりをしたいけど、断るのが面倒…」という人はぜひご利用ください。

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③リフォーム専門店

塗装専門店や給湯器交換専門店など、リフォームに特化した専門店でもリフォームに対応できます。

メリット・自社施工なら中間マージンが発生しない
専門の職人に依頼できる
デメリット・店舗によって対応の良さに違いがある
・保証が充分に用意されていない場合もある

専門の職人に依頼できるのが最大のメリットですが、専門店であっても下請け(協力)業者に依頼する場合があるので、注意しましょう。

④設備屋さん(ガスや電気など)

ガスや電気などの設備屋さんでも、部分的なリフォームであれば対応できます。

例えば、給湯器(ボイラー)や灯油ホームタンクの交換などです。

メリット・対応までのスピードが早い
・気軽に相談できる
デメリット交換や修理のみの対応となる

大手ハウスメーカーや工務店などよりも気軽に相談しやすく、地域密着店として営業していることが多いことから、対応までのスピードが早いのが魅力となっています。

しかし、範囲の広いリフォームは専門外となる場合が多く、交換や修理のみの対応となる場合が多いです。

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給湯器交換など、部分的な交換・修理の他に「塗装をしてもらいたい」など、リフォームを希望する箇所があれば、まとめて工務店やリフォーム専門店に依頼すると価格がお得になります。

⑤ホームセンター・家電量販店

DCM・コメリ・カインズなどのホームセンターや、ケーズデンキなどの家電量販店でも、店舗によってはリフォーム対応が可能です。

メリット買い物ついでに相談できる
・大手企業の安心感がある
デメリット工事をするのは下請け(協力)業者になる
・中間マージン分の費用が割高になる

いつも利用しているホームセンターや家電量販店に相談窓口があれば、買い物ついでにリフォーム相談ができる点が便利です。

しかし、基本的に工事をするのは下請け(協力)業者となるため、受付をするホームセンターや家電量販店の分(中間マージン)が費用にプラスされます。

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メリット・デメリットを踏まえた上で、ホームセンターや家電量販店に依頼するか検討しましょう。

⑥ショッピングセンター・インテリア店

イオンなどのショッピングセンターやインテリア店でもリフォーム対応ができます。

メリット買い物ついでに相談できる
・大手企業の安心感がある
デメリット工事をするのは下請け(協力)業者になる
・中間マージン分の費用が割高になる

ホームセンターと同じく、買い物ついでに相談ができる点や、大手企業の安心感がある点が魅力です。

しかし、工事をするのは下請け(協力)業者となるので、中間マージン分の費用が割高となります。

リフォーム依頼先の候補が決まったら相見積もりスタート!

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同じリフォーム内容でも、依頼先が違えば「金額・仕上がり・対応の気持ちよさ」が違います。

水栓の交換など、工事金額が1万円以下であれば1社で決めてもOKですが、10万円近くする場合や配管・配線工事が必要な場合は、3社ほどで見積もりや対応の仕方を比べるのがおすすめです!

リフォームで失敗しないためには「価格・サービス内容・対応の質」を比べる必要があります。

実際にリフォームをした人からは「1社だけで決めなければよかった」という後悔の声が多く聞かれるので、相見積もりは必須です。

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給湯器の交換など小さな工事であれば2社、水回りや塗装などの中規模工事であれば3社ほどで相見積もりを進めましょう。

自分でリサーチするのが得意な人は「(お住まいのエリア) リフォーム」で検索するなどして、情報を集め、相見積もりをお願いする会社を探しましょう!

以下に当てはまる人は、無料のリフォーム会社紹介サービスを使うのがおすすめです。

当てはまる人は、無料紹介サービスを利用するのがおすすめ!
  • リサーチが苦手!だんだん眠くなってくる…
  • プロが選んだ会社を紹介してもらいたい
  • 家事・仕事で忙しいから時短したい

相見積もりのメリット

以下のようなメリットが得られます。

相見積もりのメリット
  • 適正価格がわかる
  • 記載方法の違いを比べられる
  • 悪質業者でないかチェックできる

相見積もりのメリット|適正価格がわかる

3社〜5社の見積書を見比べることで「我が家ではこれくらいの金額でリフォームができるんだ」という目安を知ることができます。

リフォームの内容によって金額に大きな差が生まれますが、100万円以上の工事であれば、依頼先が違うだけで20万円以上の差が生まれることも少なくありません。

20万円以上の差が生まれるのは、以下のような価格が各社で違うためです。

・設備や建材の仕入れ価格

・職人や業者に払う施工費

中間マージンなどの利益

1社だけでは比較対象がないので、安い・高いの判断ができません。

専門的な知識がない場合でも適正価格が感覚的にわかるように、相見積もりを行う必要があります。

家電を買う時と同じように比較が大事

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冷蔵庫を買う時には、売り場に並んでいる商品を、メーカーやグレードごとにチェックしていきますよね。

それぞれの商品の「価格・機能・サイズ」などを比較し、1番自分の求めている条件にマッチしている冷蔵庫を購入します。

リフォームにおいても、冷蔵庫などの家電を買う時と同じように、比較することが大事です。

リフォームの価格や内容などを3社ほどに出してもらい、どこが1番求めている条件にマッチしているのか判断しましょう。

相見積もりのメリット|記載方法の違いを比べられる

以下のポイントが満たされているほど、良心的な会社であると言えます。

例えばこんな記載の仕方をしていればOK!
施工する箇所以外の説明がある・天井は既存のままとする
・キッチンコンロ前のパネルは既存のままとする
使用する設備などのメーカー名や商品名などが記載されているLIXIL アメージュZリトイレ YBC-ZA10H
「一式」とまとめられすぎていない・フローリング張り替え 28.9㎡
・巾木施工 37m

※「フローリング張り替え・巾木施工 一式 20万円」など、詳しい面積や単価がわからないのはNG

「内容に納得した上でご契約いただきたい」「トラブルなく進めたい」と思っている会社であれば、上記はクリアできているはずです。

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見積書は、工事内容を示す大事な書類です。

相見積もりの際は、簡易的な見積書を提出するという会社もありますが…できるだけ丁寧に、細かく記載されている見積書をいただいた会社への依頼を検討しましょう。

相見積もりのメリット|悪質業者でないかチェックできる

見積書の内容を見て、以下に当てはまるものがないかチェックしましょう。

①足場代無料のサービス・足場代は必ず必要なもので無料になることはない

・他の必要な工事を省いている可能性がある

・塗装後に塗料がすぐに剥がれてくるなどのトラブルが起きることも・・。
②極端に見積金額が高い・安い【高い場合】

・当初提示した金額は割引をする予定の金額を含めた金額

・「こんなに割引してくれるのですか!」という反応を得るため

【安い場合】

必要な工程が含まれていない可能性が高い

・特に塗装前の「高圧洗浄」を省く業者が多いので注意

・仕上がりが悪く塗り直しが必要になる可能性がある
③「〜日までに契約したら20%オフ!」など契約を急がせる・契約を急がせることで冷静に検討する時間を与えない

・工事が粗悪なものであることが多い

トラブル件数は1,864件!

外壁塗装などのリフォーム工事では「悪質業者が多い」ので注意が必要です。

国民生活センターに寄せられたリフォーム工事全体のトラブルによる、2021年の相談件数は1,864件。

外壁塗装工事に関わる相談事例は下記のようなものがあるようです。

・訪問してきた業者に塗装工事を勧められた。「契約の効力はないからとりあえず署名、捺印するように」としつこく言われ、断りきれず応じてしまったが、工事をしたくない。

・自宅の外壁塗装をお願いしたいと思い事業者紹介サイトに登録したところ、事業者から電話があり、自宅を訪ねて来た。見積もりを提示され、他社と比較したいと伝えたが応じてもらえず、仕方なく契約してしまった。

引用)独立行政法人国民生活センター

塗装工事を行う際の明確な許可制度がないため、悪質な業者が後を絶ちません。

トラブルに巻き込まれないようにするためにも、相見積もりを行い「なんか怪しいな・・」という違和感を感じられるようにしましょう。

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リフォーム会社とのやり取りは、マイページ上で行い、お断りの連絡もマイページ上の「お断りボタン」を押すだけで済ませられます。

電話で対応する必要がないので「電話が面倒」という方でも安心して利用できるのが魅力です。

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相見積もりのデメリット

相見積もりはメリットがある反面、以下のようなデメリット・注意点もあります。

相見積もりのデメリット
  • 断られてしまうケースもある
  • 断るのが苦手な人は辛い
  • 決断ができない場合もある

相見積もりのデメリット|断られてしまうケースもある

リフォーム会社によっては「相見積もりなら見積り対応はしません」と言われてしまうケースもあります。

会社ごとの方針であるため、対応できない会社がある点は仕方ありません。

どうしてもその会社に依頼したい場合以外は、相見積もりが可能な会社を探して、相見積もりを進めましょう。

相見積もりのデメリット|断るのが苦手な人は辛い

相見積もりを取るということは、お願いする会社が決まった場合、それ以外は断る必要があるということになります。

「見積書を作成してもらったのに申し訳ない・・」と心が痛くなる人もいるでしょう。

そんな心優しい人におすすめなのは、メールやWebからのメッセージを利用する方法です。

リフォーム会社としては、断りの連絡が入るのはそこまで稀なことではありません。

あなただけが行っていることではないので、自分が伝えやすい方法を利用して、相見積もりを進めてみましょう。

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断りの連絡を入れる際の例文は相見積もりの断り方【メール編】で解説していますので、不安がある方はチェックしてみてください。

相見積もりのデメリット|決断ができない場合もある

相見積もりは3〜5社で行うのがおすすめですが、6社以上となってしまうと比較がしづらくなり、依頼先を決める際の決断ができなくなってしまうことも…。

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見積書のチェックポイントについては相見積もりで迷ったら見積書のココをチェック!で解説していますので、不安がある場合はこちらもチェックしてみてください。

相見積もりを依頼する際の注意点

スムーズに、各社に失礼なく相見積もりを進めていくために、以下の点に注意しましょう。

相見積もりを依頼する際はココに注意!
  • 現地調査は各社の日程をずらす
  • 工事内容は同じにする
  • 事前に相見積もりである点を伝える

相見積もりの注意点|現地調査は各社の日程をずらす

リフォーム会社へのマナーとして、各社の日程をずらし、かちあわないようにスケジュールを設定しましょう。

少し話が長くなったり、現地調査が長引いたりしても、かちあってしまわないような余裕のあるスケジュールが望ましいです。

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相見積もりとはいえ、丁寧に対応してくれるリフォーム会社に対して、失礼のないように進めてください。

相見積もりの注意点|工事内容は同じにする

各社で見積もりをしてもらった工事内容が異なることで、比較ができず「高いのか安いのかわからない!」という事態に陥ってしまうことも…。

相見積もりの意味がなくなってしまうので、以下の点を合わせましょう。

相見積もりの際はココを全社で合わせましょ

①使用する設備や商品のグレード

②リフォーム工事をする箇所や範囲

もし現地調査や打ち合わせの際に「ここも見積もりして欲しい」という箇所が出てきたり、グレードが高い設備と比較したくなったりした場合は、他社と同じ内容の見積書を作成してもらった上で、違うパターンも作成してもらうのがおすすめです。

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私が工務店で見積書を作成していた時も、グレードやリフォーム箇所の違いによる金額差がわかるように、よくパターン別で作成していました!

事前に伝えておけば、見積もりをする際に、メーカーなどにパターンごとに価格を出してもらうなどの依頼ができるので、スムーズに見積もりができます。

あくまでベースは全社同じで作成し、見積書の金額や内容を比べやすくしましょう!

相見積もりの注意点|事前に相見積もりである点を伝える

見積もりを受ける側にとっては、相見積もりであることが事前にわかっていた方が対応しやすいです。

中には相見積もりでの対応はしていない会社もありますが「よっしゃ、負けないように頑張るぞ!」とやる気になることもあります。

反応や対応は会社ごとに違いますが…素直に相見積もりであることは伝えておきましょう。

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相見積もりであると言った後に嫌な顔をされるのが嫌だな…と思う方は、オンラインで完結するリフォーム会社紹介サービスを利用するのがおすすめです。

給湯器・レンジフード(換気扇)交換なら、専門店に直接見積もり依頼が早くてお得!

給湯器だけ、レンジフード(換気扇)だけ交換したいという場合は専門店に直接見積もり依頼をするのが早くてお得です。

リフォーム見積書のチェックポイント

このような状態の人に向けて、見積書のチェックポイントをまとめました!

チェックポイント
  • 一式が多くないか
  • 今月中に契約で20%OFFなど大幅値引きがないか
  • 「足場代無料」など無料のサービスがないか
  • 諸経費は10〜15%におさまってるか
  • 見積もりの有効期限は短すぎないか
  • メーカー名・商品名・型番が記載されているか
  • 施工しない箇所についても記載している
  • 支払い条件が「100%前払い」でないか
  • 押印があるか

チェック|一式が多くないか

「外壁塗装 一式 800,000円」など、一式でまとめられている記載が多くないかをチェックしましょう。

外壁塗装などのリフォームは、実際に現場で採寸・計測した結果を元に、面積・長さを計算して金額を出します。

そのため、一式で計算されている項目が多いと、本来の面積・長さよりも多く計算されている可能性があり、損をする可能性が高いです。

また、一式の記載では「何が一式に含まれているのか」がわからないため、いざ工事が始まった後に「この工程は含まれていないので、別途料金となります」と現場で言われるなど、トラブルが起きる恐れがあります。

アイコさん

安いと思って依頼したけど、別途料金がたくさんかかって、結局他社よりも高くなってしまった

というケースもあるので、一式が多い見積書を受け取った場合は、細かい明細を出してもらいましょう。

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リフォーム会社によっては、最初に提出するのは概算の見積書で、先に進むようなら詳しい見積書を作成するというスタンスの会社もあります。

どういう話になれば細かい金額を出してくれるのか確認しましょう。

ハンコを推すような契約書などを交わさなければ作れないのであれば、契約書などがなくても作成してくれる会社へ依頼するのがおすすめです。

チェック|今月中に契約で20%OFFなど大幅値引きがないか

契約を急かすような文言が記載されている場合は、冷静な判断をさせないための手段であるため、悪徳業者である可能性が高いです。

提出された見積もりの金額が、そもそも大幅値引きを前提として算出されたものであったり、必要な工程をカットしたりと、お客様側のことを考えていない業者であるケースが多くあります。

優良業者であれば、最初から適切な価格で提示してくれるので、大幅な値引きはしません。

値引きしてくれるからといって、依頼先として決めてしまわないようにしてください。

チェック|「足場代無料」など無料のサービスがないか

悪徳業者がリフォーム金額を安く見せる手法として「足場代を無料にするキャンペーン」があります。

足場代は必ずかかるものなので、無料になることはありません。

無料にした分、必要な工程をカットしたり、通常よりも質の低い材料を使ったりして、利益を出そうとしています。

リフォーム後に不具合・トラブルが起こる恐れがあるため、足場代無料と記載がある場合は依頼を控えてください。

チェック|諸経費は10〜15%におさまってるか

リフォームの見積もりには「諸経費」が記載されていますが、全体の10〜15%程度が相場です。

それ以上の割合になっている場合は、何が含まれているのかを聞いてみましょう。

諸経費に含む項目は会社によって異なり、他の会社が別項目で計算している、以下の項目が含まれているのかもしれません。

・現場管理費
・材料運搬費
・産廃処理費

諸経費の記載の他に、これらの項目がなければ、諸経費に含まれている可能性が高いですが、詳細を確認してみてください。

チェック|見積もりの有効期限は短すぎないか

見積書には「有効期限」が記載されていますが、1〜2週間など短い期間で記載されていないかチェックしましょう。

リフォームの規模によりますが、通常は1〜3ヶ月程度となっているケースが多いです。

有効期限を記載するのは、材料や人件費が依頼するタイミングによって異なることが理由となっています。

昨今は物価の上昇の幅が大きいため、数年前の見積書の金額ではリフォームができません。

そのため、リフォーム会社が不利益とならないように、有効期限が記載されているのです。

しかし、有効期限が短すぎるようでは、検討しているうちに「この見積書は期限が切れていますので」と言われて、金額が変動してしまいます。

検討を急いでしまう要因にもなるので、最低でも1ヶ月以上は検討期間を与えてくれるような見積書が良心的と言えるでしょう。

チェック|メーカー名・商品名・型番が記載されているか

リフォームで使用する住宅設備や塗料などが特定できるように、メーカー名・商品名・型番が記載されているかチェックしてください。

ただ「キッチン」と記載されていた場合、大手メーカーのものではない低品質なキッチンが使われるかもしれません。

見積書に記載がないと「キッチンであればなんでもOK」という同意をしたとみなされるケースもあるので、必ず細かい情報まで記載してもらいましょう。

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また、記載されているメーカー名・商品名をWEBで検索したり、実際にショールームで確認したりするのがおすすめです。

希望する条件とマッチしていない可能性もあるので、使う住宅設備や塗料についても情報を集めましょう。

チェック|施工しない箇所についても記載している

リフォームの対象の箇所以外に「施工しない箇所」についても記載しているかチェックしましょう。

例えば、このような記載の仕方があります。

・配管位置については変更しない
・軒天と雨樋は塗装箇所に該当しない
・天井のみ施工、壁は既存のまま

リフォームを施工する側と依頼する側の両者で「やってくれるものだと思っていた」「口頭で説明してあった」などのすれ違いが起き、トラブルに繋がるケースが多いです。

また、相見積もりで20万円以上の差がある場合は、施工する箇所・しない箇所がバラバラになっている可能性があるため、内容を統一する必要があります。

チェック|支払い条件が「100%前払い」でないか

リフォームの支払いは、いくつかパターンがありますが「100%前払い」の会社には依頼しない方が良いです。

中には前払いで費用を払った後、連絡が取れなくなる悪徳業者もあるので、リフォームがしっかり行われることを確認した後で支払う形式をとっている会社へ依頼しましょう。

・着工金50%→完成50%
・中間金50%→完成50%
・着工金30%→中間金30%→完成40%
・完成100%

1番依頼する側が安心できるのが、完成した時に100%を支払う方法になります。

しかし、大規模で長期間のリフォームとなる場合は、仕入れや人件費がかかるため、完成100%ではリフォーム会社に損失が出てしまう恐れがあるため、分割払いとなる可能性が高いです。

見積書にどういう支払い条件となっているか、必ず確認しましょう。

チェック|押印があるか

前項までチェックすべきポイントをお伝えしてきましたが「押印」がなければ、そもそも正式な見積書ではないため、効力がありません。

「社長などの責任者がチェックしていない見積書」として内容を変更されてしまう可能性もあるため、必ず正式な見積書であるのかを押印の有無で確認しましょう。

リフォーム見積書にコレがあればポイントアップ

前項までは「注意して欲しいポイント」をお伝えしてきましたが、リフォームを依頼する先を決めるにあたって、ポイントがアップする点もお伝えしていきます。

コレがあればポイントアップ!
  • 見積書と一緒にプラン資料や写真などを添えてくれる
  • 「ゆっくり検討してください」という気遣いがある
  • 質問に丁寧に対応してくれる

以下より、それぞれのポイントについて解説していきますね。

ポイントアップ|見積書と一緒にプラン資料や写真などを添えてくれる

見積書の口頭での説明だけでなく、見積書に記載された工事の内容・工程や、プラン資料・写真などを添えてくれる会社は、とても良心的です。

契約をしていただくだけでなく、より内容を把握し、納得した上でご依頼いただきたいという思いが表れています。

「◯◯様プランボード」など、それぞれの方に対して作成しているなら、さらにポイントアップです。

クロノ

1件1件、丁寧に対応してくれる可能性が高いので、依頼先として検討してみましょう。

ポイントアップ|「ゆっくり検討してください」という気遣いがある

契約を急ぐ言葉がなく「ゆっくり検討してください」という気遣いがある会社がおすすめです。

定期的に「ご検討のほど、いかがですか?」と連絡が入るのは、どの会社も共通しているかと思いますが、契約を急かすような言葉がない会社に依頼しましょう。

あくまで依頼する側が納得した形で契約をしていただきたいという思い、そんな思いが現れているのなら、契約後も不安に思うことに対して真摯に向き合ってくれるはずです。

ポイントアップ|質問に丁寧に対応してくれる

見積書の内容だけでなく、受け答えから感じられる丁寧さがリフォームの仕上がり・満足度に直結します。

リフォーム中は「今日はどこまで進むのかな?」「トイレが使えなくなる期間はどのくらいだろう?」など、疑問がたくさん生まれてくるものです。

そんな疑問が生まれた時に、聞きやすい担当者・会社であるかは、リフォームでの失敗をなくす上で大切です。

クロノ

もしその場でわからないことがあったとしても「確認してご連絡いたします」と対応してくれる会社へ依頼しましょう。

契約後…

クロノ

リフォーム工事の契約後にキャンセルする場合は、タイミングによってキャンセル料の支払いが必要になります。

大きなトラブルになることもあるので…契約書に記載されているキャンセル料については、よ〜く読んでおくようにしましょう!

リフォーム工事前の挨拶は義務ではない

騒音や臭いが発生するリフォーム工事の前には、挨拶をするのが推奨されていますが、高層ビルのような大規模な工事以外は「挨拶や工事内容を周知すべき」という法律や決まりがありません。

そのため、訴えたり法による措置を促したりするようなことは基本的にはできず、都道府県や市区町村の方でも「トラブルがあったら指導する」という形をとります。

「なんだよ、こっちが我慢するしかないのかよ!」と感じると思いますが、後ほどお伝えしていく対処法を実践することで、トラブルの予防や状態の改善ができるケースがあるので、ぜひチェックしてみてください。

リフォーム工事前の挨拶の範囲は会社によって違う

「近所」をどこまで設定して挨拶をするかは、会社によって違います。

両隣だけに挨拶する会社もあれば、2軒隣まで挨拶する会社もあるため「挨拶がなかった」というのは、工事をする家からの位置が関係しているかもしれません。

挨拶すべきという義務がないように、どこまで挨拶すべきかは明確な決まりがなく、会社ごとの判断となります。

工事前の挨拶は、会社の宣伝という効果もあるため、宣言の1つと考えている会社もあるため、定義はさまざまです。

クロノ

私が勤めていた工務店では、基本的には「両隣と道路を挟んだ3軒」など、お隣さんと表現できる範囲の挨拶をしていました。

また、分譲地のように住宅がかたまりになって建っている場合は、分譲地全体に挨拶をしています。(分譲地の広さにもよりますが…)

このように会社によって挨拶の範囲は違うので「うちは遠かったから挨拶がなかった可能性があるかもな」ということも頭に入れておきましょう。

リフォーム工事を依頼する側なら挨拶をしてもらうのがおすすめ

リフォーム工事をしてもらう側になった場合は、事前にリフォーム会社と「騒音や臭いが発生する作業はあるのか」を確認し、少しでも心配であるなら挨拶をしておくのがおすすめです。

規模にもよりますが、外壁塗装などの外装工事においては「リフォーム工事の前には挨拶に来るもの」と考えている方が多くいらっしゃいます。

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「一般常識」と考えている方が多いということは、リフォーム工事をしてもらう側(施主様)とご近所の人とでトラブルになる可能性が高いので、挨拶しておく方がいいですね。

挨拶なしで始まったリフォーム工事で起こりうるトラブル・対処法

工事前の挨拶がなく、突然始まったリフォーム工事で起こりうるトラブルは、以下の通りです。

・騒音で生活に支障が出ている

・異臭がして体調が悪い

・異臭がするので窓が開けられない

・車の通行や歩行ができない

・洗濯物や庭木に汚れがついた

これらのトラブルが起きたら、以下よりお伝えしていく方法で対処しましょう。

対処法|工事現場に行って責任者と話す

トラブルが発生したら、その旨を工事現場に行って、現場にいる責任者に伝えましょう。

「名刺」をもらい、いつでも連絡が取れるようにしておくと良いです。

丁寧な対応をしてくれる優良業者であれば、責任者に話すことで、作業員や下請けに話が行き渡り、状態を改善してくれます。

しかし、外壁や屋根塗装、葺き替えや張替えなど、どうしても臭いや大きな音が発生してしまう工事もあるため、その場合は「いつ工事が終わるのか」「臭いや音が発生する時間帯」を聞いて話し合いましょう。

対処法|工事を行っている会社へ連絡する

工事現場に行っても「私どもは下請けでして」と言われ、責任者がわからない、または不在であるケースがあります。

責任者が現場にいなかった場合は、元請けの会社名と連絡先を聞き、トラブルが起こった旨を連絡しましょう。

「責任者がすぐに対処してくれない」等、改善が見込めない場合は、社長などの会社のトップに取り次いでもらうのがおすすめです。

対処法|トラブルの内容・日付を記録しておく

洗濯物や庭木に汚れがついた等、トラブルが起きた場合は状態を撮影するなどして、内容と日付を記録しておきましょう。

工事を行っている会社や責任者に連絡して、洗浄をする等の対処をしてくれればいいのですが、全ての会社がすぐに対処してくれるわけではありません。

対処してくれない場合には、消費者生活センター等に連絡するべき事態となるので「証拠」があるとスムーズに進みます。

不安を感じた時点で、まだ汚れや破損等が起きていなくても、心配な箇所を全て撮影しておくのがおすすめです。

対処法|消費生活センターに相談する

工事を行っているリフォーム会社や責任者などが対処に動いてくれない場合は、消費生活センターに相談しましょう。

「局番なし 188」に電話をかけると、お住まいの近くの消費生活センターに繋がります。

直接、各地の消費生活センターへ行って、窓口で相談もできるので、トラブルが起きて困っている時はご活用ください。

>>消費生活センターへの相談はコチラ