- リフォームを依頼する会社以外へ電話で断りの連絡を入れたい
- なんて断ればいいかわからない
- 断って怒られないか不安
リフォーム工事は相見積もりをして、適正価格であるかをチェックする必要がありますが、決まった会社以外に断りの連絡を入れなければいけません。
断るのが苦手な方にとっては、心苦しいと思うので・・少しでも気持ちが軽くなるように、電話で断る際の例文をご紹介していきます。
リフォーム相見積もり後の断り方・電話編!うまく断れる例文を紹介
元工務店勤務の私(クロノ)は、数々のお断りのご連絡を電話でいただいてきました!
お客様よりいただいた実際の連絡を元に、他社に依頼するパターンとリフォームをしない決断をしたパターンの例文をご紹介していきます。
【他社に依頼するパターン】 ◯◯さん、〜(外壁塗装・屋根塗装などリフォーム内容)のお見積りいただき、ありがとうございました。 大変申し訳ないのですが、検討した結果、今回は他の会社へお願いすることに決めまして・・お見積りいただいたのに申し訳ございません。 また、何か機会ございましたらご連絡いたしますので、その際はよろしくお願いいたします。ありがとうございました。 |
【リフォームをしない決断をしたパターン】 ◯◯さん、〜(外壁塗装・屋根塗装などリフォーム内容)のお見積りいただき、ありがとうございました。 大変申し訳ないのですが、検討した結果、ちょっと今回は都合がつかず、リフォーム工事はしない方向で決めまして・・お見積りいただいたのに申し訳ございません。 また、何か機会ございましたらご連絡いたしますので、その際はよろしくお願いいたします。ありがとうございました。 |
長話をする必要はないので、1分程度で終わらせるイメージで電話をかけましょう。
「お断りの連絡を電話でするのは、心苦しい!」という方は、メールでもOKです!
メールで断りの連絡をしたい人は断りの連絡【メール編!】をチェックしましょう。
ボタン1つで断れるサービスもある
オンラインでリフォーム会社へ見積もり依頼ができる「無料一括見積もりサービス」の中には、ホームプロ
相見積もりが大事なことはわかってるけど、断りの連絡を入れるのは苦手で…
という人におすすめです。
相見積もり後の断り方ポイント・電話編
リフォームの相見積もりの後、電話で断りの連絡を入れる際のポイントは、以下の3つです。
①詳しい理由は言わなくてOK ②悪口やマイナスなことは言わない ③大幅値引きには注意!乗らない! |
大前提として、断りの連絡を入れるのは「自分だけではない」という点を頭に入れておきましょう。
私(クロノ)が工務店にいた時も、お見積りをしても、一定の割合ではお断りされることがありました。
誠意をもって丁寧にお断りすれば、深い恨みや怒りをかうことはありません。(悪徳業者の場合は、暴言を吐かれるかもしれませんが・・一部の話です!)
リフォーム相見積もり後の断り方①詳しい理由は言わなくてOK
電話でお断りの連絡を入れると「参考程度に、理由をお聞かせいただけますか?」と聞かれることがあります。
・金額の面で・・ ・都合が悪くて |
など、詳しい理由は言わず「金額の面で折り合いがつかなかった」「都合が悪かった」など、ざっくりとした理由を述べるだけでOKです。
詳しい理由を述べてしまうと「もっと詳しく説明させてください!」など、グイグイ来られてしまう可能性があるので注意しましょう。
リフォーム相見積もり後の断り方②悪口やマイナスなことは言わない
「態度が悪かった」「値引きに応じてくれなかった」など、悪口やマイナスなことは言わないようにしましょう。
リフォーム工事を依頼するのではないため、今後関わる可能性はほぼないとは思いますが、後味が悪いのはお互いのためになりません・・。
言い合いなどのトラブルになる恐れもあるので、ざっくりとした理由を述べるにとどめて、電話を切りましょう。
リフォーム相見積もり後の断り方③大幅値引きには注意!乗らない!
「金額面で、他社の方がよかったので」と言うと「弊社でも値引きできます!他社に合わせられますよ!」とグイグイ来るリフォーム会社もあります。
しかし、値引きできるということは、そもそも適正価格で提示していないか、必要な工程をカットするなどの悪質な工事をする可能性が高いです。
「え、値引きしてくるんですか!?」と話に乗らず、最初から適正価格で提示してくれる会社に依頼しましょう。
リフォーム相見積もり後に電話で断る前にチェックすべきこと
リフォーム工事を依頼する先を決めて、他のリフォーム会社へ断りの連絡を入れる前に「本当に適正価格の見積もりなのか」をチェックしましょう。
・極端に安くないか ・今月中に契約で20%割引など無理な価格設定ではないか ・「一式」の記載が多くないか |
「見積書のチェックポイント徹底解説!」でも詳しく紹介しているので、断りの連絡を入れてしまう前に、1つ1つチェックしてみましょう。
断る前にチェック|極端に安くないか
金額面を重視してリフォーム会社を選ぶ場合、極端に他の会社より安い見積もり金額でないかチェックしましょう。
同じリフォーム工事の内容で、20万円以上の金額差がある場合は「必要な何かが入っていない可能性」があります。
中には「足場代無料」と記載がある見積書がありますが、足場代が無料になることはありません。
足場代を無料にした分、他の必要な作業・工程をカットしている可能性が高いので注意してください。
断る前にチェック|今月中に契約で20%割引など無理な価格設定ではないか
大幅な値引きをぶら下げて、契約を急がせるようなリフォーム会社は、割引を前提とした金額で見積書を作成している可能性が高く、トラブルになりやすいです。
「いかに安くなるか」という割引の幅を演出しているだけなので、騙されてはいけません。
また、そうしたお客様を騙すようなことをする会社は、優良な会社とは言えません。
契約をした後も、詐欺のような手口で悪事をはたらく可能性が高いため、トラブルや失敗を回避するために、契約は絶対しないでください。
断る前にチェック|「一式」の記載が多くないか
リフォーム工事は、部屋や外壁の面積など、現地の広さ・大きさを元に金額を計算するものです。
「外壁塗装 一式100万円」など、細かい項目が記載されていない場合は、何が含まれていて何が含まれていないのかを必ず確認しましょう。
一式の記載が多い見積書で契約をすると「ここから先は別途料金になります」と突然現場で言われて「見積もりに入ってるんじゃないの!?」と言い合いになり、トラブルになることも・・。
親切なリフォーム会社は、本当に細かく項目を記載して、現地で測った面積で計算してくれます。
「一式」で計算した場合、本来ではもっと安く済ませられる恐れもあるため、損をする可能性が高いです。
リフォーム相見積もり後の断り方上手に断るには3つのポイントに注意して簡潔に
リフォーム工事をする際に、相見積もりをすると「断りの連絡」が必要になります。
もし電話で断りの連絡を入れる場合は、事前に話す言葉をシミュレーションして、簡潔にハッキリと用件だけを伝えられるように準備しておきましょう。
この記事でお伝えしてきた例文も参考にしてみてください。