照明には大きく分けて「青い光(昼光色)」と「オレンジの光(電球色)」の2つがあります。
しかし、最近では中間色の「温白色」という色も出ていて「何色にしたらいいの!?」と悩んでしまう人が多いです。
特にLDKは、寝室などよりも滞在時間が長かったり、家庭によって使い方が違ったりするので、照明の色を選ぶのが難しくなっています。
そこで、この記事では「温白色にしようかな?」と思っている人のために、発生しやすい後悔ポイントを紹介していきます。
どういう風に色決めを進めていけば後悔ポイントを減らせるのかもお伝えしていきますので「誰かにアドバイスしてもらいたい!」という状態は、ちょっとした参考材料にしてみてください。
温白色を選ぶと起きやすい後悔は?
温白色を選ぶと起きやすい後悔・デメリットは、以下の3つです。
①暗く感じる
②文字が見えづらい
③気持ちが沈む
暮らし方や感覚によって大きく差が出る部分になるので、
照明の色を選ぶ際は、
ショールームやモデルルームで実際に温白色を見てみるのがおすすめです。
温白色の後悔|①暗く感じる
照明を交換する前や新築に引っ越す前の家(実家やアパートなど)で、昼光色や昼白色などの青っぽい光に慣れていると、温白色は暗く感じます。
電球色よりは明るいですが、人によっては「かなり暗い」と感じるので、暮らし方によっては注意が必要です。
また、ダウンライトを選んだ場合、照らす範囲がシーリングよりも狭いため、個数によっては暗さをより感じる場所もあるかもしれません。
温白色のダウンライトの近くにいる際には気にならなくとも、
少し離れると暗く感じてしまうこともあるので、
間取りや家具配置も合わせてチェックしましょう。
温白色の後悔|②文字が見えづらい
文字を読むには昼光色や昼白色などの青っぽい光が適しているので、電球色との中間色である温白色は、人によっては見えづらく感じてしまいます。
新聞や本だけでなく、スマホやパソコンなどのデジタル機器においても同様に「見えづらい」と感じる場合もあるので、実際に温白色の照明を体感してから決めるのがおすすめです。
特に、リビングやダイニングで、仕事や勉強をする習慣がある場合は、青っぽい光よりもリラックス効果が高いため、集中ができないケースもあるので注意しましょう。
私の家のリビングも温白色です。
夕方は何も感じませんが、
夜になると温白色特有の「あたたかみのある光」を感じます。
パソコンやテレビを見ていると、
目がショボショボする感覚になることがあるので、
夜も集中して画面を見る必要がある場合は不向きかな?と思います。
私は夜にはリラックスしたい派なので、
温白色は最適な光です。
温白色の後悔|③気持ちが沈む
個人差が大きい部分ですが、昼光色や昼白色に慣れて生活をしてきた人が、温白色での生活になると気持ちが沈んでしまうという場合もあります。
一体型のダウンライトでは、自分では交換ができず、業者に交換を依頼する必要があるので、自分に「暗さ」をマイナスに感じる感覚があるのであれば、慎重に検討しましょう。
温白色で起きた後悔をカバーする方法もあります
デスクライトやフロアライトを併用することで、温白色で起きた後悔をカバーできます。
温白色の後悔カバー法|勉強や仕事をする場所にはデスクライトを
新たに購入する必要がありますが、勉強や仕事をする場所に昼光色や昼白色などのデスクライトを設置することで、文字の見えづらさを解消できます。
近くにコンセントがなくても、下記のような充電式・コードレス・折りたたみ式で簡単に持ち運べるタイプがあるので
便利です。
また、3段階で光の色を調節できる他、USBポート・ペン立て付きのおしゃれなタイプもあるので、ぜひ活用してみてください。
温白色の後悔カバー法|リラックスしたい時はフロアライトを
夜はリビングでリラックスして過ごしたいという時は、フロアライトを活用するのがおすすめです。
調光機能がついたものが多いので、自分の気分に合わせて落ち着いた雰囲気を演出できます。
温白色の後悔カバー法|調光調色機能付きに変える
一体型のダウンライトでは難しいですが、シーリングライトであれば自分で本体の交換が可能です。
自分の好みの色・明るさに変えられる商品を付ければ、購入費用がかかってしまうものの、後悔をカバーできます。
最近ではプロジェクター機能がついた下記の商品も人気ですよね。
一体型ダウンライトの場合、照明の色や明るさを調節できる「調光調色(ちょうこうちょうしょく)機能付き」にするには、本体やスイッチの交換が必要です。
電球色と昼光色を切り替えられる2色切り替えタイプも販売されているので、
色に迷ったら切り替えタイプも検討してみてください。
温白色を選んだ後悔を減らすにはショールームの活用がおすすめ
照明の色や明るさに対する感じ方は、個人差が大きい上に、暮らし方によっても違います。
「温白色にするんじゃなかった!」と後悔しないために、ショールームやモデルルームで温白色の色や明るさを体感しましょう。
家電量販店でもチェックできますが、実際の部屋とは異なる環境なので、部屋のレイアウトの中で確かめられるショールームなどがおすすめです。
また、温白色1色のタイプよりも価格がアップしますが、調光調色機能が付いていたり、2色で切り替えができたりと、暮らしに合わせて照明を調整できる商品もあります。
特に、照明を使う夕方から寝るまでの暮らしを思い浮かべながら、温白色にして後悔しないかを考えていきましょう。