本サイトではアフィリエイト広告を利用しています【PR】

壁紙クロスの仕上がりが雑な時は無料でやり直してもらえる?

ムーさん

壁紙クロスの張り替えリフォームをしたら、ボコボコと凹凸ができた仕上がりになったのだけど、これって手直ししてもらえるのかな?

クロノ

無料で手直ししてもらえるかは、下地の状態(築年数)や施工業者の対応によって異なります。

壁紙クロスの張り替えは簡単そうに見えて、高度な技術と豊富な経験が必要な作業です。

中には技術力だけではカバーできない状態の時もありますが、その場合はお客様側へ事前に説明をして、理解していただいた上で作業する必要があります。

しかし、丁寧に説明せずに作業を進めてしまう業者も多く、表面がボコボコしていたり、端が剥がれていたりと、綺麗とは言えない仕上がりで引き渡しを受けることもあります。

クロノ

そこで、どういう対応したらいいのか、元工務店勤務の私クロノが解説していきますので、まさにそういう状態でいる方は参考にしてみてください。

記事後半では、私が新築した際の体験談も紹介していきますね。

この記事を書いた人クロノ 工務店で住宅設計・積算を経験、宅建士・外壁診断士・FP2級など専門資格をもつ
気になる目次をタップorクリック

壁紙クロスの仕上がりが雑な時は無料でやり直してもらえる?対処法を解説

壁紙クロスがボコボコしていたり、端が剥がれていたりなど、壁紙クロスのリフォーム仕上がりが雑な時は、以下の対処法を実践してみてください。

壁紙クロスのリフォーム仕上がりが雑な時の対処法
  • 施工した業者に状態を連絡する
  • 施工不良なら補修してもらう
  • 施工業者を変えてもらう

壁紙クロスと一緒にリフォームすることが多い「クッションフロア」についても同様の対処法で対応しましょう。

壁紙クロスが雑|施工した業者に状態を連絡する

仕上がりが雑な箇所を見つけたらすぐに、施工した業者に壁紙クロスの「今の状態」を連絡しましょう。

施工業者に直接依頼したわけではなく、現場監督が担当としている場合は現場監督への連絡でもOKです。

状態を写真で撮っておくとなおgood

後々トラブルになることもあるので、壁紙クロスの仕上がりに不満がある箇所を写真で撮っておきましょう。

メールアドレスがわかる場合は、メールで施工業者または現場監督に連絡をして、写真を添付すると効率よく補修の話へと進められます。

壁紙クロスが雑|施工不良なら補修してもらう

仕上がりがボコボコしているなどの状態になっている原因が「下地」と「温度・湿度」ではない場合は、施工不良となるので補修をしてもらいましょう。

壁紙クロスを張る「下地」に凹凸があるなどの問題がある場合は、張り替えをする職人の技術だけではカバーできません。

リフォームでは「古い壁紙クロスを剥がす→パテ処理・ペーパー処理で下地を平らに整える→壁紙クロスを貼る」という作業を行いますが、処理しきれない状態である場合もあります。

また、壁紙クロスは塩化ビニルと呼ばれる合成樹脂で作られているため、温度・湿度の変化で伸びたり縮んだりします。

クロノ

極端に暑い・寒い環境にある部屋であれば、隙間ができるなど仕上がりが汚く見えてしまうこともあるので、温度・湿度に問題がないか確認してみてください。

施工不良なら無償対応が基本

下地などに問題がなく、職人の施工不良が原因であった場合は、依頼したお客様側は何も悪くありません。

そのため、無償対応をしてもらえるのが基本です。

クロノ

しかし「3ヶ月以内のみ無償で対応します」など、期間を定めている会社が多いため、リフォームを依頼する際に必ず確認しておきましょう。

壁紙クロスが雑|施工業者を変えてもらう

リフォームを依頼した会社が「元請け」で、下請け(協力)の内装業者へ施工を依頼していた場合、施工業者を変えてもらうという方法もあります。

また、施工業者によっては「補修をしてもらったのに、ボコボコが直っていない」「さらにひどくなった」など、状態が改善しない、むしろ悪化してしまったというケースもあります。

依頼することに不安がある場合は、遠慮せず施工業者を変えてもらうよう、現場監督などの担当者に要望を伝えてください。

壁紙クロスの仕上がりに不満があっても対応してもらえない時は?

明らかに施工不良が原因であるのに「それは仕方ないことだ」と対応してもらえないケースもあります。

「待っていても連絡がない」など、補修の対応をしてもらえない時は、以下の方法で対処しましょう。

壁紙クロスが雑なのに対応してもらえない時は?
  • 第三者機関に相談する
  • 別の業者に張り直しを依頼する

対応してもらえない|第三者機関に相談する

「住まいダイヤル」や「独立行政法人 国民生活センター」などの第三者機関に相談して、住宅や法律の専門家にアドバイスをもらいましょう。

場合によっては、弁護士や建築士との面談も可能なので「どう対処すべきか」をハッキリさせられます。

相談は基本無料で対応してもらえるので、張り直しが必要となった上に補修の対応をしてもらえない時は相談してみましょう。

住まいるダイアルはコチラから

独立行政法人 国民生活センターはコチラから

対応してもらえない|別の業者に張り直しを依頼する

別の業者に張り直しを依頼する方法もありますが、補修にかかる費用は自分で出さなければいけません。

また、下地に問題があるなどの状態では、業者を変えても仕上がりが変わらない場合もあります。

第三者機関に相談した上で、自分が費用を出すことなく対応してもらえないのかを確認してから、別の業者に依頼するのがおすすめです。

壁紙クロス選びの際の注意点

仕上がりが綺麗になるように、以下の点に注意して壁紙クロスを選びましょう。

壁紙クロス選びの際の注意点
  • アクセントクロスはつなぎ目が目立つ
  • 壁紙クロスの中でも厚さに違いがある
  • 壁紙クロスに詳しい業者・担当者を選ぶ

壁紙クロス選び|アクセントクロスはつなぎ目が目立つ

1色のベースクロスよりも、全体に柄があるアクセントクロスはつなぎ目が目立つ点に注意しましょう。

柄に注意して張らないと「柄と柄が合っていない」という状態になり、違和感を抱く仕上がりになってしまいます。

また、温度・湿度によって隙間があいてきた時に目立ってしまう点も理解した上で選ばなければいけません。

壁紙クロス選び|壁紙クロスの中でも厚さに違いがある

同じメーカー・カタログの中の壁紙クロスでも、商品によって厚さに違いがあります。

  • 仕上がりがボコボコしやすい
  • 下地の影響を受けやすい

中にはこういう特徴をもった薄いクロスもあるので、カットサンプルを取り寄せるなどして、選んだクロスが薄いクロスではないかチェックしましょう。

クロノ

「壁紙クロスメーカー サンプル」と検索すると、無料で取り寄せ依頼ができるページが出てきます。

業者でなくても依頼ができるメーカーが多いので、決定する前にカットサンプルを実際に見てみるのがおすすめです。

壁紙クロス選び|壁紙クロスに詳しい業者・担当者を選ぶ

親切な内装業者だと「このクロスはおすすめしない」などアドバイスしてくれます。

壁紙クロスの打ち合わせをする際は、知識と経験豊富な担当者にお願いするのがおすすめです。

内装専門の業者でなく、リフォーム全体を行う会社では「このカタログから選んでください」とカタログを置いていくだけで、アドバイス等がないこともあります。

壁紙クロス選びで失敗しないためには、実際に作業したことがあったり失敗した経験があったりする業者・担当者と打ち合わせすることが大切です。

クロノ

特にリビングなどの毎日見る場所や、広い面積での張り替えの際は打ち合わせを重ねて、壁紙クロス選びから失敗しないように進めていきましょう。

【体験談】我が家の壁紙クロスも仕上がりが雑な箇所がありました

上の写真は、洗面台の正面につけたコンセント下の部分です。

「どうやったら、クロスがそんなにギザギザになるんだい!?」と、思わず声が出てしまったほど、コンセントまわりの処理が甘かったです…。

ですが、面倒くさがりすぎる私は、施工業者に連絡もせず、2020年に新築して、2024年の現在でも、状態はこのままとなっています。

クロノ

「あまり目立たない場所だし、いいか」と思ってしまいましたが、後々ここから剥がれてきてしまう恐れがあるので、今では施工した後すぐにしっかりチェックして、直してもらうべきだったと反省しています。

対処が遅れると「うちのミスではない」などと言われ、直してもらえなくなったしまう可能性が高いので、壁紙クロスの雑な仕上がりを見つけたら、すぐに写真を撮って証拠を押さえ、担当者に連絡しましょう!

壁紙クロスのリフォームトラブルは業者選びで防げる

「壁紙クロスの仕上がりが雑!」などのトラブルを防ぐには、豊富な経験と専門的な知識からアドバイスをくれる業者を選ぶことが大切です。

下地に問題があったとしても、作業をする前に「仕上がりが多少ボコボコしてしまう恐れがあります」など事前に話があるのとないのとでは気持ちが違いますよね。

依頼する側が状況を理解した上で作業を進めてくれるような、丁寧な対応をしてくれる業者を選びましょう。

もし「ボコボコ・剥がれ・浮き」などが発生したら、まずは施工業者・現場監督に連絡をして、状況を伝えてください。

施工不良であるのに対応してもらえない場合は、第三者機関などに相談し、住宅や法律の専門家からアドバイスをもらいましょう。

相見積もりの際に対応もチェック

相見積もりは価格だけでなく、親身に相談に乗ってくれるかなどの対応もチェックできます。

3社ほどに見積もりを依頼し、専門的な知識があるのかをチェックしながら、信頼ができそうかを判断するために打ち合わせをしてみましょう。

クロノ

相見積もりの際のポイントについては相見積もりはココをチェックすべし!で解説していますので、こちらもチェックしてみてください。

この記事が気に入ったら
フォローしてね!

気になる目次をタップorクリック