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浮いてるトイレで後悔した人の声と失敗しないための選び方をプロが解説

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浮いてるトイレで後悔する人が一定数いる現実

見た目に惚れて選んだが使い勝手で後悔するパターンが多い

壁掛けトイレ(浮いてるトイレ)は、床から便器が浮いたスタイリッシュなデザインが魅力で、リフォームや新築で選ぶ方が増えています。

しかし実際に使い始めてから「こんなはずじゃなかった」と後悔する声も少なくありません。

見た目のかっこよさだけで選ぶと、日常使いで気になる点が出てくるのが壁掛けトイレの特徴です。

後悔の声は大きく5つのパターンに分かれる

実際に壁掛けトイレを導入した方から寄せられる後悔の声は、「詰まりやすい」「修理費が高い」「タンクが見える」「揺れが気になる」「工事費が高かった」の5つに集約されます。

それぞれに構造的・設置的な理由があり、事前に知っておくことでリスクを大幅に減らすことができます。

導入前にこれらを把握した上で判断することが、後悔しない選び方の第一歩です。

後悔①「詰まりやすくなった」

排水管が壁の中を通るため勾配が確保しにくい

壁掛けトイレの排水管は壁の中を横方向に通ってから縦の排水管につながります。

横方向の距離が長くなるほど汚物が流れにくくなり、詰まりのリスクが上がります。

施工時に適切な勾配(傾き)が確保されていない場合、設置直後から詰まりが頻発するケースがあります。

タンクレス仕様は水圧が低いと流れが弱くなる

壁掛けトイレの多くはタンクレス仕様で、水道の水圧を直接使って流す構造です。

水圧が0.07MPa未満の環境では洗浄力が落ち、詰まりが起きやすくなります。

古い集合住宅や水圧が低い地域では、設置前に必ず水圧の確認をしてもらうことが必要です。

対策:施工業者の選定と水圧確認が必須

詰まりのリスクを下げるには、壁掛けトイレの設置実績が豊富な業者を選ぶことが最大の対策です。

排水管の勾配設計と水圧の事前測定を必ず行ってもらいましょう。

水圧が基準を下回る場合は増圧ポンプの設置を検討してください。

後悔②「故障・修理のコストが想定より高かった」

壁の中の配管にアクセスするための工事費がかかる

壁掛けトイレが故障した場合、排水管や内部の部品が壁の中に収まっているため、修理の際に壁を開口する工事が必要になることがあります。

一般的なトイレの修理と比べて、工事費が数倍になるケースも珍しくありません。

メンテナンスのしやすさという観点では、床置きトイレより不利な構造です。

メーカーの修理対応が限られる場合がある

壁掛けトイレは国内での普及率がまだ低いため、対応できる修理業者が限られる場合があります。

特に海外メーカーの製品は、部品の取り寄せに時間がかかったり、修理費用が高額になるリスクがあります。

国内メーカー(TOTO・LIXIL・Panasonicなど)の製品を選ぶことでサポート面のリスクを下げられます。

対策:国内メーカー製品+保証の充実した業者を選ぶ

修理・メンテナンスのしやすさを重視するなら、国内メーカーの壁掛けトイレを選ぶことが基本です。

また、施工業者のアフターサービス保証(1〜2年以上)が充実しているかを契約前に書面で確認しましょう。

導入後のランニングコストまで含めてトータルで判断することが大切です。

後悔③「タンクや配管が意外と目立つ・見える」

すっきり見えるはずが収納ユニットが存在感を出す

壁掛けトイレはタンクを壁の中に埋め込む「インウォールタイプ」と、タンクが壁の外側の収納ボックスに収まる「アウトフレームタイプ」があります。

アウトフレームタイプはタンクを隠す収納ボックスが存在感を出し、思ったよりすっきり見えないと感じる方がいます。

「浮いてるトイレ=完全にすっきり」というイメージで選ぶと、ギャップを感じるケースがあります。

インウォールタイプは壁の厚みが増す

タンクを壁の中に完全に埋め込む「インウォールタイプ」は見た目が最もすっきりしますが、タンクを収めるために壁が10〜15cm程度厚くなります。

もともとトイレが広くない場合、圧迫感が増してしまったと感じる方もいます。

設置前に壁の厚みがどの程度増すかを確認しておきましょう。

対策:実物・ショールームで確認してから決める

カタログや写真だけで判断せず、メーカーのショールームで実物を見てから選ぶことが後悔を防ぐ最善策です。

実際のトイレ空間のサイズ感に近いモデルルームで確認することで、設置後のイメージとのギャップを最小限にできます。

主要メーカーのショールームは札幌・仙台・東京など各都市に設置されています。

後悔④「便器がぐらつく・不安定に感じる」

施工不良が原因でぐらつきが起きるケースがある

壁掛けトイレは、便器を支えるフレームを壁の内部にしっかり固定する必要があります。

施工が不十分だと、座ったときに便器がわずかに動いたり、ぐらついたりする不安感が生じます。

安全性の問題にもつながるため、施工精度は非常に重要です。

耐荷重の確認を怠ると大人が使用できないケースも

壁掛けトイレには製品ごとに耐荷重の上限(一般的に150〜200kg前後)が設定されています。

設置するフレームの強度と耐荷重が適切でないと、安全に使用できないリスクがあります。

体格が大きい方がいるご家庭では、耐荷重の仕様を事前にしっかり確認してください。

対策:施工実績のある業者に依頼し、施工後に動作確認を必ず行う

ぐらつきを防ぐには、壁掛けトイレの設置経験が豊富な業者に依頼することが最大の対策です。

施工後は実際に座って安定性を確認し、少しでもぐらつきを感じたらその場で業者に伝えましょう。

引き渡し後に発覚したぐらつきは、保証期間内であれば無償対応してもらえる可能性があります。

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後悔⑤「工事費が高くて総額が想定を大幅に超えた」

壁の補強工事が必要になり費用が膨らむ

壁掛けトイレの設置には、便器を支えるフレームを固定するための壁の補強工事が必要になることがほとんどです。

既存の壁が薄い・木造で強度が不十分な場合は補強コストが上乗せされ、工事費だけで15万〜30万円以上になるケースもあります。

商品代と合わせた総額で見積もりを取ることが重要です。

床・壁の復旧工事も費用に含まれる

既存のトイレを撤去した後、床や壁の補修・復旧工事が必要になります。

タイルの張り替えや壁紙の貼り直しなどが加わると、さらに費用が増加します。

「便器の価格だけ」で予算を組んでいると、工事費全体で大幅に予算オーバーになるケースが多いです。

対策:工事費込みの総額で複数社から相見積もりを取る

壁掛けトイレのリフォームでは、商品代・設置工事費・壁補強費・内装補修費をすべて含めた総額で見積もりを取ることが必須です。

最低でも3社から相見積もりを取り、内容と金額を比較しましょう。

「工事費一式〇〇円」という大雑把な見積もりを出す業者は、後から追加費用を請求されるリスクがあるため注意してください。

壁掛けトイレが向いている人・向いていない人

向いている人

掃除のしやすさを最優先したい方には壁掛けトイレが向いています。

床と便器の間に隙間がないため、モップがけが非常にしやすく、トイレ掃除の手間が大幅に減ります。

また、デザイン性を重視してトイレ空間にこだわりたい方にも、スタイリッシュな見た目が刺さります。

向いていない人

修理・メンテナンスのしやすさやコストを重視する方には床置きトイレの方が向いています。

また、水圧が低い住宅・古い集合住宅にお住まいの方は、タンクレス仕様の壁掛けトイレでは詰まりや流れの弱さに悩まされるリスクがあります。

予算が限られている方も、工事費込みの総額が高くなりやすい壁掛けトイレは再検討が必要です。

迷ったらショールームで実物確認が最善

「向いているかどうかわからない」という方は、メーカーのショールームで実物を体験してから判断することを強くおすすめします。

座り心地・空間の広さ・見た目のイメージを実際に確かめることで、後悔のリスクを大幅に下げられます。

TOTOやLIXILなど主要メーカーのショールームは予約不要で見学できることが多いです。

後悔しないための選び方チェックリスト

設置前に確認すべき5つのポイント

① 水圧の確認:タンクレス仕様を導入する場合は、業者に水圧を測定してもらいましょう。

0.07MPa以上が必要です。

② 排水管の勾配設計:壁の中を通る排水管の勾配と距離を施工前に確認してもらいましょう。

③ 壁の補強内容と費用:フレーム固定のための補強工事が見積もりに含まれているか確認してください。

④ 総額での見積もり比較:商品代・工事費・補修費をすべて含めた総額で3社以上から相見積もりを取りましょう。

⑤ アフターサービス・保証内容:施工保証の期間と内容を書面で確認してください。

業者選びで絶対に外せないポイント

壁掛けトイレの設置は通常のトイレ交換より施工難度が高いため、設置実績が豊富な業者を選ぶことが後悔しないための最重要ポイントです。

「安いから」という理由だけで業者を選ぶと、施工不良による詰まり・ぐらつき・水漏れに悩まされるリスクがあります。

口コミや施工事例を必ず確認し、信頼できる業者に依頼しましょう。

よくある質問

Q. 後悔している場合、床置きトイレに戻せますか?

A. 戻すことは可能ですが、壁の補修・排水管の再工事が必要になるため、相応の費用がかかります。

壁掛けトイレ設置時に壁内部を加工していると、復旧工事がさらに複雑になる場合があります。

まずは設置業者かリフォーム専門業者に現状を確認してもらいましょう。

Q. 壁掛けトイレの耐用年数はどのくらいですか?

A. 便器本体の耐用年数は一般的なトイレと同様に15〜20年程度とされています。

ただし、壁内部のフレームや配管は取り替えが難しいため、設置時の施工品質が長期的な使用に大きく影響します。

定期的なメンテナンスと適切な使い方が長持ちのカギです。

Q. マンションに壁掛けトイレを設置して後悔しました。対処法は?

A. マンションの場合、管理規約によって排水管の変更工事に制限があることがあります。

問題の内容(詰まり・ぐらつきなど)によって対処法が異なるため、まず施工業者と管理組合の両方に相談することが必要です。

設置前に管理規約の確認を怠ったことが原因の場合は、撤去・復旧費用を自己負担しなければならないケースもあります。

【まとめ】浮いてるトイレの後悔は「施工品質・水圧・総額確認」の3つで防げる

壁掛けトイレ(浮いてるトイレ)で後悔する原因の多くは、「詰まり」「修理費の高さ」「見た目のギャップ」「ぐらつき」「工事費の予算オーバー」の5つです。

これらはすべて、設置前の十分な確認と実績ある業者選びで防げるリスクです。

後悔しないために、水圧の事前確認・排水管の勾配設計・工事費込みの総額での相見積もり・保証内容の書面確認を必ず行ってください。

見た目のスタイリッシュさと掃除のしやすさという大きなメリットがある壁掛けトイレだからこそ、導入前の準備を丁寧に行うことで長く満足して使い続けられるトイレになります。

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