キッチンを照らす照明で「電球色」を選んだ場合に「もっと明るい色を選べばよかった」と後悔する人が多くいます。
そこで、この記事では「なぜキッチンに電球色を選ぶと後悔するのか」の理由と、後悔しないためのポイントを紹介していきますので、照明選びの最中の人は参考にしてみてください。

キッチンの電球色で後悔する理由は3つ
キッチンの電球色で後悔するのは「手元の見えづらさ」「気分の落ち込み」「食材の色変化がわからない」の3点が理由となっています。
電球色の後悔|手元の見えづらさ
電球色は、照明の色の中で1番あたたかみのある色なので、調理作業をするキッチンには向いていません。
落ち着いた雰囲気のカフェやバーなどに使われていたり、間接照明に使われていたりと「癒し目的」や「おしゃれな空間の演出のため」に使われることが多い色の照明です。
しかし、昨今で採用されることが多いオープンキッチンでは、ダイニングやリビングと空間が繋がっているため「見えるキッチンもおしゃれにしたい」と思う人が増え、電球色を選ぶ人も多くいます。

おしゃれ重視で選ぶのであれば電球色で問題ありませんが、調光可能タイプなど、色を青っぽいものに変えられるタイプを選ぶなどの工夫をするのがおすすめです。
電球色の後悔|気分の落ち込み


電球色には「癒し」の効果がありますが、目を覚ましたい朝などに電球色を浴びると「なんだか気分が落ち込んでしまう」と感じる人もいます。
個人差が大きい部分ですが「電球色から昼光色に変えたら、気分の落ち込みが改善された」というケースもあるため、気分が落ち込むなどの不調が出る可能性も踏まえて、照明選びをすることが大切です。
電球色の後悔|食材の色変化がわからない


電球色は赤みがかった色であるため、食材をより美味しく見せますが、逆に「食材の色」をハッキリ認識できません。
作業に向いている青白い「昼白色」などの光は、食材の色を認識しやすいのが特徴です。
そのため「鮮度」をよく見る必要がある魚・肉・野菜などの食材の色の変化がわかりやすく、腐った食材を食べてしまうトラブルを防げます。
腐っているかどうかの判断をするために、作業台を照らすのもキッチン照明の大きな役割の1つです。
電球色を選ぶ場合でも、天井のベースライトは青白いような「見えやすい光」にするなどの工夫が必要になります。




キッチン照明と色の種類
照明には「電球色・温白色・白色・昼白色・昼光色」の5種類の色がありますが、パナソニックなどのメーカーでは、以下の4種類の色を販売しています。
電球色は1番左のオレンジ色、右にいくほど青白さが強くなり、昼光色までいくと「勉強や仕事」などの細かい作業を行うには最適な色となります。
また、キッチン照明の種類は、主に以下の4つです。
従来では吊り戸の下にシーリングライト(ベースライト)を付け、天井にもシーリングライトを付けるスタイルが多くありました。
しかし、昨今ではスポットライトやペンダントライトと、ダウンライトを組み合わせているスタイルが多いです。



キッチンをおしゃれに使いたいという人が増えたことで、様々な組み合わせで照明が使われています。
キッチン照明は昼白色か温白色がおすすめ
キッチン照明は「昼白色か温白色」がおすすめです。
以下の画像で言えば、中央の2つですね!


作業のしやすさ重視なら昼白色
昼白色は、物がハッキリ見えるので、調理などの作業に向いています。
また、目を覚まさせる色でもあるので、朝でもパキッと作業できるのが特徴です。
作業のしやすさを重視したいなら、昼白色を選択しましょう。
ダイニングが電球色なら温白色がおすすめ
オープンキッチンで、ダイニングに電球色を使っている場合、青っぽい昼白色を使うと「キッチンだけ浮いて見える」という状態になります。
キッチンだけハッキリ違う色だという状態が気になるようなら、中間色である「温白色」を選ぶのがおすすめです。



「色の使い分けは難しくてよくわからない」という人にも温白色はおすすめです。家全体に温白色を採用する人も多く、人気の色となっています。


キッチン照明の後悔や失敗を防ぐためのポイント
- ショールームで実際に確認する
- 天井と作業面のスイッチは分ける
- 暗くなりすぎ明るすぎに注意する
- 吊り戸棚や家電の影に注意
- 迷ったら調色調光機能付きを選ぶ


後悔を防ぐために|ショールームで実際に確認する


パナソニックなどの大手照明メーカーでは、キッチンやユニットバスの展示の他に、照明の色や明るさを体験できるコーナー展示も行っています。
照明は、カタログだけで見て選ぶと「思ったよりも暗かった」「思ったよりも眩しい!」という失敗が多いです。
近くに照明が展示してあるショールームがあるなら、実際に見て体感した上で照明選びをしましょう。



ショールームがない場合は、
①モデルルームのキッチン照明を見てみる
②YouTubeやInstagramで光の当たり方などを見る
という方法もあるので、参考にしてみてください
後悔を防ぐために|天井と作業面のスイッチは分ける


キッチン照明の後悔・失敗ポイントは、照明の色だけでなく「スイッチ」の数にもあります。
キッチン照明は、主に「天井のベースライト」と「作業面を照らす照明」の2つに分けられますが、最低でもそれぞれにスイッチをつけるのがおすすめです。
一緒にすると、
- 冷蔵庫から飲み物を取りたいだけなのに明るすぎる
- 作業面だけで明るさが足りるのにベースライトもついちゃう
など、細かい不満を感じてしまいます。



夜中に水分補給をしたくて冷蔵庫に行く時など、ちょっとしたあかりがあればいいという場合に、全部の照明がついてしまうと不便です。
目が覚めてしまった…なんてことになるので、できるだけベースライトと作業面のスイッチは分けましょう。
後悔を防ぐために|暗くなりすぎ明るすぎに注意する
照明の明るさの目安は「畳数×400ルーメン(lm)」です。
ルーメンというのは、照明の明るさを表す単位で、400ルーメンは40〜50ワット相当になります。
キッチンは3畳ほどの広さとなるのが一般的なので、1,200ルーメン、80〜90ワット相当が必要です。



ルーメンやワットなどは、あくまで目安となるので、リフォーム会社や家電量販店のプロに相談して、暗すぎず明るすぎないちょうどいい明るさになるようにするのがおすすめです。
光が広がるタイプのペンダントライトはチカチカに注意
作業面やカウンターの上に吊り下げるように設置する「ペンダントライト」は、拡散タイプの照明のチカチカするような明るさに注意しましょう。
例えば、下の写真のようなタイプだと、吊り下げ位置が低すぎると目がチカチカする可能性があります。
適切な高さで設置しても、人によっては「目がチカチカして辛い」と感じます。
ショールームやモデルルームで同じようなタイプの照明の光を体感してから照明を決めましょう。
下のような回りはカバーがあるようなタイプであれば、眩しさを軽減できるのでおすすめです。
後悔を防ぐために|吊り戸棚や家電の影に注意
天井にベースライトをつけても、作業面の上に吊り戸棚を設置した場合、作業面が暗くなりがちです。
吊り戸棚をつけるなら、以下のように吊り戸棚の下につけられるような作業用の照明をつけておきましょう。
後悔を防ぐために|迷ったら調色調光機能付きを選ぶ
「電球色か昼白色か…どれを選べばいいかわからない!」という人におすすめなのが、調色調光機能付きの照明です。
- 調色→電球色から昼白色まで変更可能
- 調光→色の明るさ(強さ)を変更可能
設置する位置や数に注意して選べば、あとはキッチンを使いながら調整できます。
例えば、下のような照明です。
パナソニックをはじめ、照明メーカーであれば様々な形・デザインの調色調光機能付きの照明があるので、好きなメーカーがあるならそちらのメーカーの商品も見てみてください。


キッチン照明に電球色を使いたいなら調光調色機能付きがおすすめ
キッチン照明を電球色にしたことで後悔するのは「手元の見えづらさ」と「気分の落ち込み」が理由であることが多いです。
しかし、リビングやダイニングとのバランスを考えて「どうしても電球色が使いたい」という人もいるはず…!
そんな時は、調光調色機能付きを選んでおけば、照明の明るさ(強さ)と色を変えられるので「見えづらいな」と思った時にも対応できるのでおすすめです!



