- 3人目が生まれた
- 必要ないと思っていたけど子供部屋が欲しいと言われた
など、家族構成や心境の変化で「子供部屋が足りない!」という状況になります。
そんな時にどうやって対処したらいいのか、元工務店勤務の私クロノが、お客様との打ち合わせの経験をもとに解説していきます。
間取りや家族構成、ライフスタイルなどによって最適な方法は異なりますので「どれが自分の家族にとって良いのか」を考えながらチェックしてみてください。
子供部屋の数が足りない時の対処法6選
子供部屋が足りない時は、以下の6つの対処法から最適なものを選びましょう。
- 空いている部屋を子供部屋にする
- 部屋を区切って空間をつくる
- 1部屋を同性の子に2人で使ってもらう
- WICや納戸を子供部屋にリフォームする
- 寝室を区切って子供部屋をつくる
- 増築をして子供部屋を増やす
空いている部屋を子供部屋にする
新築計画時は欲しいと思っていた部屋でも「思ったよりも使っていない」という部屋があるケースは多いです。
- 書斎を作ったけど結局リビングでパソコンをいじる
- 父母が泊まりに来る用に1部屋作ったけど全然使っていない
- 和室を1部屋作ったけど、いつもリビングに集まる
など、使う頻度が少なく、空いている部屋があるなら、家具を入れ替えて子供部屋として利用しましょう。
1区切りとして高校卒業を機に家を出ることを考えれば、その後は本来の利用の仕方に戻すことも可能です。
まずは「現在発生している子供部屋の数不足問題」を解決すべく、ある部屋を活用するのがおすすめです。
部屋を区切って空間をつくる
ガッチリ壁で区切る必要がないような歳であれば、
- カーテン
- パネルドア
- パーテーション
- 2段ベッド
などで部屋を区切って空間をつくってあげる方法もあります。
昨今では、子供が小さいうちは思いっきり遊べるようにと、あえて広い空間を作って子供部屋としている間取りが多いです。
「まだ目が届かない空間をつくるのは不安がある」という場合にもおすすめなので、子供の気持ちを聞きながら、空間を区切る方法で対処できないか検討してみましょう。
1部屋を同性の子に2人で使ってもらう
歳の差などにもよりますが「受験勉強で集中させてあげたい」という事情がなく、自分たちだけの空間が欲しい場合は1部屋を2人で使ってもらう方法もあります。
歳の差が大きければ、下の子が1人の部屋が欲しいと思うようになる頃に、上の子が独立して家を出るという流れになることもあるので、
- 1人の子供部屋が欲しくなる
- 独立して家を出る
この2つのタイミングを家族で考えてみましょう。
WICや納戸を子供部屋にリフォームする
1人の子供部屋が欲しくなるタイミングがかちあってしまった時は、WICや納戸などの部屋を子供部屋にリフォームする方法もあります。
昨今では「ファミリークローゼット」として、通常1坪ほどのWIC(ウォークインクローゼット)よりも広めに収納スペースを確保している間取りが多いです。
家事の効率を上げるための間取りですが、子供部屋が足りない時の代替えとしても利用できます。
- 収納棚を撤去
- 窓とカーテンを設置
- ドアを設置
このような内容のリフォームを行えば変身完了です。
子供部屋としての役目を終えた後は、夫婦の書斎などの趣味部屋として、または再び棚を設置してWICとして利用できます。
寝室を区切って子供部屋をつくる
寝室を広く確保している場合は、一部を区切って子供部屋にする方法もあります。
パーテーションなどを使う方法とリフォーム工事で壁をつくってしまう方法がありますが、子供の人数や歳の差によって最適な方法は異なります。
家に長く住むのは夫婦なので、寝室はできるだけ広く確保しておきたいものです。
パーテーションなどで区切るなら取り外しができますが、壁で区切ってしまったら元に戻すのにも工事が必要になります。
まずは他の部屋で対処ができないか考えた上で、やむを得ない場合に寝室を区切る対処法を実践するのがおすすめです。
将来は1階だけで生活したいという要望も多いです。
若いうちは感じませんが、年々足腰に不安が出てくると階段の上り下りは大変になります。
将来的に1階で生活するのであれば、2階にある寝室は子供部屋として区切ってあげてもいいと思います!
増築をして子供部屋を増やす
1番時間・費用ともにかかってしまいますが、増築をして子供部屋を増やすという方法もあります。
- 予想以上に家族人数が増えた
- 父母が泊まりに来た時に対応できる部屋がない
- 収納が少なくて困っている
など、家全体として問題を抱えている場合は増築をする方法も視野に入れてみましょう。
10㎡以上の増築をする場合、建築士による「建築確認申請」が必要です。
構造上、増築をして問題がないかなどをチェックした上で、増築できるかできないかが決まります。
100%要望通りにはならない点に注意しましょう。
子供部屋は小学校低学年で与える人が多い
mitainaが首都圏在住で子ども部屋を与えている夫婦に行ったアンケートでは、7〜8歳(小学校低学年)が最も多く37%となっています。
順位 | 割合 |
---|---|
第1位:7〜8歳 | 37% |
第2位:4〜6歳 | 17% |
第3位:〜3歳 | 15% |
第4位:9〜10歳 | 14% |
第5位:11〜12歳 | 11% |
第6位:中学生 | 6% |
参考元:mitaina|子ども部屋はいつから?幼児・小学生・中学生で与える際の注意点をアンケート!
子供部屋を与えるきっかけは引越しや建て替え
新築や建て替えによる引越し・間取り変更が、子供部屋を与えるきっかけになっています。
その他、以下のような理由で子供部屋を与えている夫婦が多いようです。
- 玩具などが増えたので、自分で玩具を管理させるために
- 本人が欲しいと言ったから
- 勉強机などを購入したため
子供自身の「物」が多くなってきたタイミングで、管理させるために子供部屋が必要になってくるようですね。
子供部屋の数が足りない時は区切る・リフォームで対処
子供部屋の数が足りない時の対処法は、主に以下の6つがあります。
- 空いている部屋を子供部屋にする
- 部屋を区切って空間をつくる
- 1部屋を同性の子に2人で使ってもらう
- WICや納戸を子供部屋にリフォームする
- 寝室を区切って子供部屋をつくる
- 増築をして子供部屋を増やす
リフォームをする場合、経験や知識が豊富な会社にお願いするのがおすすめです。
将来の家の使い方を考えたり、現在の問題を明確にしたりと、子供部屋の数を解消するリフォームに関しては、様々な視点が必要になります。
まずは3社ほどに見積もりをお願いして「どんなプランニングをしてくれるか」「もっといいアイディアを提案してくれるか」などの、提案・対応力をチェックしましょう。
子供部屋リフォームで失敗しないためには、業者選びがとても重要ですよ!
ホームプロとは?
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