給湯器交換をホームセンターに依頼した場合、給湯交換専門店や給湯器メーカーなどに依頼した場合よりも安くなる場合もあります。
また、ポイント還元など、ホームセンターならではのメリットが得られる場合もあるので、相見積もりをした上で「何を重視するか」を考え、依頼先を決めることが後悔しない選択をするために必要です。
給湯器交換費用はホームセンターが安い?各社費用を比較
2024年2月時点で公式サイトやカタログなどに掲載されている情報を元に、ホームセンター各社と給湯器交換専門店の費用を比較していきます。
【条件】 メーカー:リンナイ 容量:20号 オートタイプエコジョーズ ※税込表示 ※標準工事・処分費込み | |
カインズ | 205,000円〜 |
DCMホーマック | 204,600円〜 |
ユニディ | 207,900円〜 |
キンライサー(給湯器交換専門店) | 180,602円 ※実際の施工事例より |
「リンナイ・20号・オートタイプ・エコジョーズ(省エネ型)」の条件では、ホームセンターの3社が20万円台と同じ価格帯となっています。
一方、給湯器交換専門店であるキンライサーは、18万円台と2万円ほどホームセンターよりも安い価格帯です。
選ぶメーカーや容量、設置状況などによって価格が変動するので、上記の表のような価格差とならない場合もありますが、全体的に給湯器交換専門店の方が費用相場は安くなっています。
給湯器交換をホームセンターに依頼するメリット・デメリット
給湯器交換をホームセンターに依頼するメリット・デメリットは以下の通りです。
メリット | ・相談しやすい ・ポイント還元が受けられる ・大手企業で安心できる ・他のリフォームも相談できる |
デメリット | ・中間マージンがかかる ・専門店よりも価格が高め ・専門スタッフが不在の場合もある ・対応まで時間がかかる場合が多い |
ホームセンターのメリット|相談しやすい
カインズやDCMホーマックなど、実店舗があるホームセンターであれば、買い物ついでに給湯器交換の相談ができます。
給湯器やリフォーム専門店は、来店予約が必要だったり、来店すると強めの営業を受けたりと、気軽に相談できないのが弱点です。
特に「どのくらい金額がかかるかだけ知りたい」など、まだ計画段階である場合は、気軽に相談できるホームセンターの方が利用しやすいですよね。
ホームセンターのメリット|ポイント還元が受けられる
コーナンでは楽天ポイント、DCMグループでは独自のポイントが、給湯器交換などのリフォーム工事でも貯まります。
「在庫セール」などのキャンペーン中であれば、還元率がアップする場合もあるので、ポイントを貯めたい方には最適です。
ホームセンターのメリット|大手企業で安心できる
全国や地方に多数の店舗がある大手企業であれば、トラブルがあった場合でも安心できます。
「お金を支払ったのに、工事をしてくれない」など、リフォーム工事においては、依頼する側が涙を流すトラブルが多いですが、大手企業であれば保証制度がしっかりしているので安心です。
ホームセンターのメリット|他のリフォームも相談できる
給湯器交換専門店など、何か1つに特化した専門店は、給湯器の販売価格が安いですが「外壁塗装もしたい」など、他のリフォームも希望する場合に対応できません。
一方、ホームセンターであれば、会社ごとに対応できる範囲は異なるものの、住宅全般のリフォームに対応可能です。
自宅の気になる箇所を一気に依頼できるので、何度も連絡のやり取りをしなくて済みます。
ホームセンターのデメリット|中間マージンがかかる
相談のしやすさなどのメリットがある一方、給湯器交換などの工事は、ホームセンターの社員ではなく下請け(協力)業者が対応する場合が多く、中間マージンが発生します。
中間マージンというのは、工事を受ける会社と、工事を行う会社が違う場合に発生するもので、仲介手数料のようなものです。
工事を行う会社に直接依頼した場合よりも20%ほど工事の総金額が高くなるケースが多いため、専門店などと2〜3社で価格を比べた上で、依頼先を決めるのがおすすめです。
ホームセンターのデメリット|専門店よりも価格が高め
給湯器メーカーと常に取引があり、一定以上の台数を販売している専門店は、大量仕入れなどにより安い価格で給湯器を仕入れています。
例えば、給湯器交換専門店のキンライサー
一方、ホームセンターはリフォーム工事がメインの業種ではないため、専門店よりも販売価格が高めです。
シンプルな機能の給湯器でも2万円ほど、高性能なタイプであれば2万円以上は差が開くので、ホームセンターへの依頼を検討する場合でも、専門店の無料見積もりを活用して相見積もりをしましょう。
ホームセンターのデメリット|専門スタッフが不在の場合もある
ホームセンターは、DIYや園芸など様々な商品を販売しているため、給湯器の専門的な知識があるスタッフがいるとは限りません。
中には「専門スタッフがいなくて、相談に時間がかかった」という声もあるので、最適なプランを提案してほしいなど、専門知識を求めるのであれば専門店がおすすめです。
また、ホームセンターごとにリフォームの問い合わせ・見積もり依頼フォームが公式サイトに設置されている場合が多いので、具体的な内容が決まっているなら、フォームから見積もり依頼をすると効率よく進みます。
ホームセンターのデメリット|対応まで時間がかかる場合が多い
キンライサー
ホームセンターでは、交換工事などは下請け(協力)業者に依頼するので、連絡・対応までに時間がかかり、すぐに対応してもらえない場合が多いです。
「お湯が出ないから、すぐに対応してもらいたい!」という場合は、専門店に連絡しましょう。
給湯器交換費用は専門店の方が安いが店ごとの特典やセールをチェックしよう
【条件】 メーカー:リンナイ 容量:20号 オートタイプエコジョーズ ※税込表示 ※標準工事・処分費込み | |
カインズ | 205,000円〜 |
DCMホーマック | 204,600円〜 |
ユニディ | 207,900円〜 |
キンライサー(給湯器交換専門店) | 180,602円※実際の施工事例より |
上記のように、専門店の方が給湯器交換費用は安いですが、ホームセンターでは様々なセール・キャンペーンを実施しています。
独自のポイント還元、在庫処分セールなど、依頼するタイミングによっては専門店よりもお得な場合があるので、2〜3社で価格を比べてみた上で依頼先を決めましょう。
キンライサー
ホームセンターも見積もりは一般的に無料で実施しているので、無料見積もりを活用して、相見積もりを進め、お得で信頼できる方に依頼しましょう。
以下の店にも依頼できます