ハウステックのキッチンを検討している方の中には、「マルーレとクルートは何が違うの?」「安いクルートで十分?」と迷っている方も多いのではないでしょうか。
マルーレは、収納力や引き出しの使いやすさ、デザインの選択肢が充実したスタンダードモデルです。
一方で、クルートは必要な機能を絞り、費用を抑えやすいシンプルなキッチンです。
どちらも1cm刻みのサイズ対応ができるため、リフォームとの相性は高いですが、毎日の使い勝手や収納量には違いがあります。
この記事では、ハウステックのマルーレとクルートの違いや価格差、どちらを選ぶべきかをわかりやすく解説します。
クロノマルーレとクルートは、収納・シンク・ワークトップ・オプションの選び方によって総額が変わります。
そのため、複数社のプランを比較しておくと安心です。
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ハウステック「マルーレ」と「クルート」の決定的な立ち位置の違い
まずは、ハウステックのキッチンラインナップにおける両者の立ち位置(グレード)を整理しましょう。
「マルーレ」は“いいとこどり”の万能選手


マルーレは、ハウステックの上位機種(カナリエ)のノウハウを受け継ぎつつ、価格を抑えたスタンダードモデルです。
「長く使う自宅のキッチン」として必要な機能(引き出しの静音性、掃除のしやすさ、収納量)が標準またはオプションでしっかりと網羅されています。
「クルート」は“コスパ特化”のシンプル選手


クルートは、機能を必要最低限に絞ることでコストを限界まで下げたモデルです。
アパートやマンションの賃貸用として採用されることも多いですが、その耐久性や基本性能は確かです。
「料理はあまりしない」「とにかく安く綺麗にしたい」というニーズに応えます。
【比較表】一目でわかる!マルーレとクルートのスペック違い
細かい解説に入る前に、主な違いを比較表で確認しましょう。


※仕様は変更される場合があるため、必ず最新カタログをご確認ください。
違い①:最大の差は「収納力」と「引き出しの質」
マルーレとクルートで迷った際、最も重視すべき判断基準は「収納」です。ここが毎日の使い勝手に直結します。
マルーレの収納:デッドスペースゼロの「足元収納」
マルーレのスライド収納(引き出しタイプ)は、床ギリギリの足元部分(ケコミ部分)まで引き出しになっています。
これを「フロアストッカー」や「足元収納」と呼びます。
ここには、たまにしか使わない土鍋やカセットコンロ、ストック品の缶詰などを大量に収納できます。
マルーレの強み: 足元までガッツリ収納できるので、吊戸棚がなくても食器や調理器具が収まることが多い。
クルートの収納:足元は収納ではない(ケコミ)
一方、クルートの標準的な仕様では、一番下の足元部分は収納ではなく、単なる「台輪(だいわ)」と呼ばれるパネル(蓋)になっていることが多いです。
(※プランによっては収納にできる場合もありますが、マルーレほど容量は確保できません)
クルートの注意点: マルーレに比べて収納量が2〜3割減るイメージです。物が少ない人なら問題ありませんが、ファミリー世帯だと「入りきらない」という事態になりかねません。
「ソフトクローズ」の有無


- マルーレ: 引き出しを勢いよく閉めても、最後はスッと減速して静かに閉まる「ソフトクローズ機能」が標準装備(または基本プランに含まれる)であることが多いです。
- クルート: 基本はソフトクローズなしです。閉めるときに「ガチャン!」と音がしたり、中の食器がぶつかったりします。オプションで付けられる場合もありますが、割高になる傾向があります。
マルーレとクルートは、収納量や引き出しの使い心地に違いがあります。
毎日料理をする家庭では、足元収納やソフトクローズの有無が使いやすさに直結します。
後悔しないためにも、自宅に合う仕様と総額を比較してから判断しましょう。
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違い②:選べる「デザイン」と「質感」の格差
キッチンはLDKの顔です。見た目の高級感にも違いが出ます。
扉カラーの選択肢
マルーレ: トレンドのくすみカラー、リアルな木目調、高級感のある鏡面仕上げなど、数十種類のバリエーションから選べます。取っ手も「ライン取っ手」「ハンドル取っ手」などから選べ、インテリアに合わせやすいです。


クルート: 人気のあるベーシックな色(白、クリエカラーのような木目など)に絞られています。「これだ!」という色があれば良いですが、こだわりのあるインテリアには合わせにくい場合があります。


ワークトップ(天板)の質感
マルーレでは、人工大理石の中でも意匠性の高い(石の粒子感があるような)素材を選べますが、クルートの人造大理石は比較的シンプルな単色系が中心です。
リビングからキッチンが丸見えになる対面キッチンの場合、マルーレの方が「家具のような美しさ」を演出しやすいでしょう。
マルーレのワークトップ
クルートのワークトップ
違い③:シンクと清掃性(掃除のしやすさ)
水回りの掃除のしやすさは、長年の満足度を左右します。
「超はじくリンシンク」が選べるか
ハウステックの代名詞とも言える高機能シンクが、特殊コーティングを施した人造大理石シンク「超はじくリンシンク」です。
油汚れや水を弾き、汚れがつきにくい素晴らしい機能ですが、これは基本的に上位グレード向けのオプションです。
- マルーレ: 選択可能です。掃除を楽にしたいならマルーレ一択です。
- クルート: 基本的には選べない、または選択肢が限られます。通常のステンレスシンクや標準的な人造大理石シンクになります。
共通のメリット:ハウステック最強の武器「1cm刻み対応」
ここで、両者に共通する「ハウステックを選ぶべき最大の理由」をお伝えします。
それが「ぴったりサイズ(簡易オーダー対応)」です。
通常、システムキッチンは「255cm」「240cm」といった規格サイズしかありません。
もし家のキッチンスペースが「252cm」だった場合、他社メーカーでは240cmのキッチンを入れて、残りの12cmを板(フィラー)で埋めることになります。
これは収納スペースの無駄です。
しかし、ハウステックは「マルーレ」も「クルート」も、1cm刻みで幅を調整できます。
252cmのスペースなら、252cmいっぱいのキッチンを作ってくれます。


ハウステックの強みは、既存のキッチンスペースに合わせやすい1cm刻み対応です。
ただし、間取りや配管位置、収納の希望によって、最適なプランや工事内容は変わります。
リフォーム条件に合わせて、キッチン本体と工事費の総額を比較しておきましょう。
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価格差はどれくらい?実勢価格のイメージ
気になるお値段ですが、リフォーム総額(商品代+工事費)で見たとき、どれくらいの差が出るのでしょうか。


- マルーレ: リフォーム総額目安 80万〜120万円
- クルート: リフォーム総額目安 60万〜90万円
ざっくりとですが、15万円〜30万円ほどの差が出ることが多いです。 この差額をどう捉えるかが判断の分かれ目です。
「毎日使う引き出しの快適さ(ソフトクローズ)」「収納量」「掃除のしやすさ」にプラス20万円払って15年〜20年快適に過ごすか、そこを削って他のリフォーム(お風呂やトイレ)に予算を回すか、という選択になります。
マルーレとクルートは、リフォーム総額で15万〜30万円ほど差が出ることがあります。
ただし、クルートに収納やオプションを追加すると、マルーレとの差が縮まるケースもあります。
カタログ価格だけで決めず、必要な機能と工事費込みの総額で比較しておきましょう。
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【結論】あなたにおすすめなのはどっち?
これまでの比較を踏まえて、それぞれおすすめな人をまとめます。
「マルーレ」を選ぶべき人


- 自宅(持ち家)のリフォームをする人 今後10年、20年と住み続けるなら、耐久性と使い勝手に優れたマルーレが間違いなくおすすめです。
- 料理を頻繁にする人 収納力と動線、掃除のしやすさが段違いです。
- キッチンに物が溢れている人 足元収納があるマルーレなら、ホットプレートやストック品もスッキリ収まります。
- LDKのインテリアにこだわりたい人 安っぽくない質感を選べます。
「クルート」を選ぶべき人


- コストを最優先にしたい人 「とにかく予算がない、でもキッチンは新品にしたい」という場合に最強の味方です。
- 賃貸物件のオーナー(大家さん) 入居者募集のためにキレイなシステムキッチンを入れたい場合、クルートのコスパは抜群です。
- 料理はあまりしない・物を持たない人 コンビニ食や外食が中心で、キッチンは簡単な調理と洗い物ができれば十分という方。
- セカンドハウス・別荘 使用頻度が低い場所に高機能なキッチンは不要です。
マルーレとクルートは収納力・価格・使い勝手の違いで選ぼう
ハウステックのマルーレとクルートは、どちらもリフォームに対応しやすいシステムキッチンです。
マルーレは、足元収納やソフトクローズ、選べるデザインやシンクの機能性に魅力があり、長く使う自宅のキッチンに向いています。
一方で、クルートは必要な機能を絞ることで費用を抑えやすく、賃貸物件や使用頻度が少ないキッチンにも選びやすいモデルです。
どちらが合うかは、料理の頻度・収納量・デザインのこだわり・予算によって変わります。
ショールームで実物を確認しながら、マルーレとクルート両方の見積もりを比較して、自分の家に合うキッチンを選びましょう。


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