パナソニックLクラスキッチンで選べるグラリオカウンターは、硬度9Hの表面硬度やスゴピカ素材の上質な質感が魅力のワークトップです。
天然石のような高級感があり、キッチン全体を美しく見せられる一方で、価格の高さや熱への注意点、濃色系の傷・変色の目立ちやすさなど、事前に知っておきたいデメリットもあります。
見た目の美しさだけで選ぶと、「思ったより扱いに気を使う」「他の素材も比較すればよかった」と後悔する可能性があります。
この記事では、グラリオカウンターのデメリットやメリット、他素材との違い、後悔しないための選び方をわかりやすく解説します。
クロノグラリオカウンターは、Lクラスの仕様やシンク・収納・食洗機などの組み合わせによって総額が大きく変わります。
そのため、複数社のプランを比較しておくと安心です。
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グラリオカウンターの7つのデメリット
1. 価格が高い
グラリオカウンターの最大のデメリットは、価格の高さです。
パナソニックのLクラスキッチンは高級ラインのため、グラリオカウンターを選択すると、カウンターだけでなくキッチン本体のグレードも上がってしまいます。
一条工務店の場合、グレイスキッチンでグラリオカウンターが標準仕様となりますが、オプションで御影石カウンターを選ぶ際には、キッチン天板だけでなくカップボードの天板にも費用がかかります。
数十年使う住宅設備だからこそ、初期投資として数十万円の差は大きな負担となります。
予算が限られている場合、他の設備とのバランスを考える必要があるでしょう。
2. 耐熱性が他素材より劣る
グラリオカウンターは耐熱性について注意が必要です。
パナソニックの公式情報によると、280℃の油鍋または350℃の空焚鍋を20分放置後、著しい変色やふくれはないとされています。
しかし、熱い鍋を直接置くと割れ・変色・変形の原因となるため、必ず鍋敷きの使用が推奨されています。


御影石などの天然石カウンターと比較すると、耐熱性では劣ります。料理中にうっかり熱い鍋を直接置いてしまう習慣がある方は、特に注意が必要です。
実際のユーザーからは、長時間熱い鍋を置いたことで変色してしまったという声も報告されています。
3. 濃色系は傷や変色が目立ちやすい
グラリオカウンターの人気カラーである「御影ブラック」「玄昌ブラック」「バサルグレー」などの濃色系は、他の色柄に比べて傷や変色が目立ちやすいという特徴があります。


高級感を求めて黒系の色を選ぶ方が多いのですが、日常的な使用による細かな傷や、熱による変色が明色系よりも視認しやすくなります。
完璧な美観を長期間維持したい方にとっては、濃色系の選択はデメリットとなる可能性があります。
4. メラミンスポンジが使えない(研磨できない)
グラリオカウンターは表面にコーティングが施されているため、研磨剤入りのメラミンスポンジ(激落ちくんなど)やクリームクレンザーの使用が制限されます。


パナソニックの公式見解では、汚れがひどい場合はメラミンスポンジと水の使用は可能とされていますが、基本的にはスポンジと中性洗剤でのお手入れが推奨されています。
表面のコーティングがはがれると、防汚効果と耐熱効果が損なわれてしまうためです。
一方で一般的な人造大理石カウンターも、メラミンスポンジを使用すると光沢が変わってしまうため、この点はグラリオカウンター特有のデメリットではありません。
ただし、普段からメラミンスポンジで掃除する習慣がある方は、掃除方法を変える必要があります。
5. 酸やアルカリに腐食する可能性がある
グラリオカウンターは、わずかに酸やアルカリに腐食してしまう可能性があります。


キッチンハイターなどの強力な洗剤の使用は推奨されていません。「汚れない」と過信せず、調味料や食材の汚れは早めにふき取る必要があります。
レモン汁、酢、トマトソースなどの酸性の食材を長時間放置すると、カウンターにダメージを与える可能性があるため、こまめな清掃が求められます。
6. 硬度が高いため食器が割れやすい
グラリオカウンターの硬度9Hという特性は、傷がつきにくいメリットがある一方で、食器が割れやすいというデメリットももたらします。


カウンターが硬いため、ガラス製のグラスや陶器をぶつけた際に、柔らかい方(食器側)が割れる可能性が高くなります。
これは天然の御影石カウンターでも同様の現象が起きますが、樹脂シンクのように柔らかい素材と比較すると、食器の破損リスクは高まります。
お気に入りの食器を大切に扱いたい方、小さな子供がいる家庭では、取り扱いに注意が必要です。
7. 表面の質感が好みに合わない可能性
グラリオカウンターは、御影石と比較して表面がややザラザラしているという声があります。


拭き掃除のときに気になる方もいるため、実際に展示場やショールームで触って確認することが重要です。
光沢が少なく落ち着いた雰囲気になるのは魅力ですが、ツルツルとした滑らかな手触りを期待している方には、イメージと異なる可能性があります。
天然石のような質感を再現しているため、完全に滑らかな表面を求める方は、人造大理石カウンターなど他の選択肢も検討すると良いでしょう。
グラリオカウンターは高級感のある魅力的な素材ですが、価格・耐熱性・濃色系の傷の目立ちやすさなど、事前に確認したい注意点があります。
特に、カウンター素材は毎日の使い勝手や掃除のしやすさに直結するため、見た目だけで決めないことが大切です。
後悔しないためにも、自宅に合う仕様と総額を比較してから判断しましょう。
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グラリオカウンターのメリットも確認しよう
デメリットを理解したうえで、グラリオカウンターには以下のような優れたメリットもあります。
硬度9Hで傷がつきにくい
一般的な人造大理石の3倍の硬度を持ち、日常使用での傷がつきにくい特性があります。
ペン先でゴシゴシ擦ってもペン先の方が削れてしまうほどの硬さです。


はっ水・はつ油性能が高い
スゴピカ素材として知られる有機ガラス系材質は、はっ水・はつ油成分を配合しています。
調味料や食材の汚れが付きにくく、水を含ませたスポンジでサッとふき取るだけで掃除が完了します。
天然石のような高級感
雲母の輝きと有機ガラスの透明感により、天然石のような重厚で上質な風合いを実現。
キッチンに高級感を与え、来客時の評判も良いという声が多数あります。
7色のカラーバリエーション
御影ブラック、玄昌ブラック、バサルグレー、ヘーゼルブラウンなど、全7色から選べるため、キッチン全体のコーディネートに合わせやすい特徴があります。
グラリオカウンターをおすすめできる人・できない人
おすすめできる人
- 予算に余裕があり、高級感のあるキッチンを実現したい方
- 日常的にこまめな掃除ができる方
- 鍋敷きを必ず使う習慣がある方
おすすめできない人
- キッチンのコストを抑えたい方
- 熱い鍋を直接置く習慣がある方
- メラミンスポンジでの掃除にこだわる方
他のカウンター素材との比較
御影石カウンター
メリット:耐熱性が非常に高い、水垢汚れが目立たない、傷に強い
デメリット:重量がある、価格が高い、食器が割れやすい、冷たい質感
人造大理石カウンター
メリット:価格が比較的安い、カラーバリエーション豊富、温かみのある質感
デメリット:硬度が低い(3H)、黄色く変色しやすい、耐熱性が低い
ステンレスカウンター
メリット:耐熱性が高い、耐久性に優れる、価格が安い、掃除しやすい
デメリット:細かい傷がつきやすい、デザイン性に欠ける、もらい錆びの可能性
セラミックカウンター
メリット:耐熱性が極めて高い、硬度が高い、デザイン性が高い
デメリット:価格が非常に高い、重量があるため設置制約がある、R型加工ができない
グラリオカウンター以外にも、御影石・人造大理石・ステンレス・セラミックなど、キッチンカウンターには複数の選択肢があります。
素材によって、耐熱性・傷のつきにくさ・掃除のしやすさ・価格が変わります。
迷う場合は、カウンター素材と工事費込みの総額を比較しておきましょう。
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グラリオカウンターを長持ちさせるお手入れ方法
日常のお手入れ


- 汚れがついたらすぐに水ぶきする
- 基本的にはスポンジと中性洗剤で掃除する
- 汚れを放置しておくと、さびや変色の原因となるため即座に対応する
避けるべきこと


- 熱い鍋を直接置かない(必ず鍋敷きを使用)
- クリームクレンザーや研磨剤入りスポンジの頻繁な使用を避ける
- まな板なしで包丁を使わない
- カウンターの上に乗らない
- 強力な酸性・アルカリ性の洗剤を長時間放置しない
汚れがひどい場合


メラミンスポンジと水を使用して慎重に掃除します。
ただし、頻繁な使用は表面コーティングを傷める可能性があるため、日常的な掃除はスポンジと中性洗剤を基本としましょう。
グラリオカウンターを長くきれいに使うには、熱い鍋を直接置かない、研磨剤を頻繁に使わないなど、素材に合った使い方が必要です。
ライフスタイルによっては、グラリオ以外の素材の方が扱いやすい場合もあります。
採用前に、希望する素材とキッチン全体の総額を確認しておきましょう。
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グラリオカウンターはデメリットを理解してから選ぼう
グラリオカウンターは、硬度9Hの傷つきにくさやスゴピカ素材の上質な質感が魅力のキッチンカウンターです。
一方で、価格が高いことや、熱い鍋を直接置けないこと、濃色系では傷や変色が目立ちやすいことなど、事前に知っておきたいデメリットもあります。
大切なのは、「高級素材だから絶対に後悔しない」と考えるのではなく、自分の料理スタイルや掃除の習慣に合っているかを確認することです。
御影石・人造大理石・ステンレス・セラミックなど他の素材とも比較しながら、ショールームで実物の色味や質感を確認しておきましょう。
最終的には、希望するカウンター素材と工事費込みの総額を比較して、自分の家に合うキッチンを選ぶことが大切です。


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