LIXILのお風呂を選ぶとき、「スパージュ」と「リデア」のどちらにすべきか迷っていませんか。この記事では、両者の違いを価格・デザイン・機能の面からわかりやすく比較し、あなたに合った選び方をご紹介します。
スパージュとリデアの基本的な違い
まずは、2つの製品の基本的な位置づけを理解しましょう。
グレードと価格帯の違い
LIXILの浴室には、大きく分けて3つのシリーズがあります。
スパージュは、LIXILの最高級グレードです。「お風呂を愛する国のバスルーム」というキャッチフレーズのとおり、高級感と特別な機能にこだわった製品です。まるで高級スパのようなリラックス空間を自宅で楽しめます。

リデアは、戸建て住宅向けのミドルグレードです。十分な機能を備えながら、価格を抑えたバランスの良い製品です。「一人ひとりのライフスタイルに寄り添う」をコンセプトに、使いやすさを重視しています。

価格差はかなり大きく、定価ベースで同じサイズでもスパージュの方が30〜100万円程度高くなります。
対象となる住宅タイプ
どちらも戸建て住宅用の製品ですが、マンション用には別のシリーズがあります。
スパージュは戸建て・マンション両方に対応しています。リデアは戸建て専用で、マンション用には「リノビオV」という別のシリーズが用意されています。
リデアとリノビオVは、基本的な機能やデザインが似ており、住宅タイプの違いによる選択肢と考えてよいでしょう。
価格の違いと費用相場
最も気になるのは価格の差ではないでしょうか。
メーカー希望小売価格
1616サイズ(1坪タイプ)の戸建て用で比較すると、以下のようになります。
スパージュのエントリープランは定価で約150万円から、標準的なプランだと200万円前後になります。オプションを追加すると、300万円を超えることもあります。

リデアの標準プランは定価で約120万円からです。オプションを追加しても、150万円前後に収まることが多いです。

ただし、これはあくまでメーカー希望小売価格です。実際のリフォーム費用は、業者による値引きがあるため、もっと安くなります。
実際のリフォーム費用
リフォーム業者に依頼した場合の実際の費用は、値引き率によって大きく変わります。
スパージュは値引き率が約40%程度です。定価150万円のプランなら、商品代は90万円程度になります。工事費や諸経費を含めた総額は、150万円から200万円程度が相場です。

リデアは値引き率が約60%程度です。定価120万円のプランなら、商品代は48万円程度になります。工事費や諸経費を含めた総額は、80万円から120万円程度が相場です。

つまり、同じようなサイズ・プランで比較すると、最終的な支払い額でスパージュとリデアには50〜80万円程度の差が出ることになります。
この価格差をどう考えるかが、選択のポイントになります。
デザイン・素材の違い
見た目と質感にも大きな違いがあります。
浴槽の違い
スパージュの浴槽は「グランザ」という最高級素材を使用しています。
アクリル鏡面仕上げで、非常に滑らかで艶やかな質感が特徴です。まるで高級ホテルのような輝きがあり、触り心地も抜群です。汚れがつきにくく、お手入れも簡単です。
カラーは、パールホワイト、パールブラック、パールアイボリーの3色から選べます。さらに、ツートーンカラー(浴槽の内側と外側で色を変える)も選択できるため、よりおしゃれな空間を演出できます。
リデアの浴槽は人造大理石またはFRP(強化プラスチック)です。
人造大理石を選べば、十分に高級感があり、質感も良好です。FRPはコストを抑えたい方向けで、機能的には問題ありませんが、見た目はスパージュに劣ります。
カラーバリエーションはありますが、スパージュほど洗練されたデザインではありません。
壁パネルの違い
スパージュ限定の壁パネルがあります。
セラミックパネルやタイルパネルを選ぶことができ、まるでリビングの壁のような上質なデザインです。木目調、石目調、モザイク調など、高級感あふれる柄が揃っています。
ただし、タイルパネルを選ぶと価格が大きく上がり、総額で200万円を超えることもあります。
リデアの壁パネルは、シックで落ち着いた色柄が中心です。
スパージュほどの高級感はありませんが、一般的な住宅には十分なデザイン性があります。清潔感のある明るい色から、シックな暗めの色まで選べます。
床の違い
スパージュの床は「グランフロア」という特別な床材が選べます。
木目調や石目調など、まるでリビングのような質感の床です。高級感があり、デザイン性を重視する方におすすめです。
リデアの床は「キレイサーモフロア」です。
スパージュでも選べる床材で、冬でもヒヤッとせず、汚れがつきにくく、水はけも良い優れた床です。デザイン性ではグランフロアに劣りますが、機能性は十分です。
機能・設備の違い
快適性を左右する機能面での違いを見ていきましょう。
スパージュだけの特別な機能
肩湯・肩ほぐし湯・腰ほぐし湯は、スパージュの目玉機能です。

浴槽の肩部分からベールのようにお湯が流れ落ちる「肩湯」は、首を直接温めて血流を良くします。半身浴でも効率よく体が温まり、美容と健康に効果的です。
肩ほぐし湯は、ウェーブ状のお湯が肩を優しく刺激し、まるで肩たたきされているような心地よさです。腰ほぐし湯も同様に、腰を心地よく刺激します。
これらの機能は、自宅にいながら高級スパのようなリラックス体験ができる、スパージュならではのものです。
オーバーヘッドシャワー・打たせ湯も選べます。
天井から降り注ぐような大きなシャワーや、滝のような打たせ湯は、まさに特別な空間を演出します。
リデアだけの便利な機能
スマートエスコートバーは、リデアにしかない機能です。
洗い場から浴槽まで繋がる手すりで、体重移動をサポートしてくれます。高齢の家族がいる家庭や、これから年を重ねていく方にとって、安全で便利な設備です。
バーの好きな位置にシャワーを引っ掛けられるため、使い勝手も良好です。さらに、ボトル類を隠す目隠しにもなり、すっきりとした空間を保てます。
この機能は、スパージュにはないリデアの強みです。
共通する基本機能
両方に搭載されている便利な機能も多くあります。
くるりんポイ排水口は、浴槽のお湯を抜くときに、渦の力で髪の毛を集めてくれる機能です。排水口のゴミをつまんで捨てる嫌な作業が減ります。
キレイサーモフロアは、冬でも冷たくなく、汚れがつきにくい床です。水はけも良く、滑りにくいため安全です。
マグネット収納も最近、両方で選べるようになりました。棚やフック、ミラーまでマグネットで好きな位置に取り付けられ、取り外して丸洗いもできます。
どちらを選ぶべき?選び方のポイント
自分に合った選び方を考えてみましょう。
予算で選ぶ

総予算100〜120万円なら、リデアが現実的です。
十分な断熱性能と機能があり、快適なお風呂になります。コストパフォーマンスを重視するなら、リデアがおすすめです。
総予算150〜200万円以上あれば、スパージュを選べます。
特別な機能や高級感を楽しみたい方、お風呂の時間を極上のリラックスタイムにしたい方には、スパージュが満足度が高いでしょう。
ライフスタイルで選ぶ

お風呂でのリラックスを重視するなら、スパージュです。
肩湯や肩ほぐし湯などの特別な機能で、自宅が高級スパに変わります。疲れを癒やし、美容と健康にも良い効果が期待できます。
安全性と使いやすさを重視するなら、リデアです。
スマートエスコートバーなど、家族みんなが安全に使える工夫があります。高齢の家族がいる、またはこれから長く安心して使いたい方に適しています。
デザイン性で選ぶ

とことんデザインにこだわりたいなら、スパージュです。
セラミックパネルやグランフロアなど、まるでホテルのような洗練された空間が作れます。インテリアにこだわりがある方には、スパージュが満足度が高いでしょう。
シンプルで清潔感のあるデザインで十分なら、リデアです。
派手さはありませんが、飽きのこないデザインで長く快適に使えます。
まとめ

スパージュは最高級グレードで、肩湯などの特別な機能と高級感が魅力ですが、リフォーム総額は150〜200万円程度になります。リデアはミドルグレードで、スマートエスコートバーなど実用的な機能が魅力で、総額80〜120万円程度とコスパが良いです。
予算に余裕があり、お風呂でのリラックスを重視するならスパージュ、コスパ重視で実用性を求めるならリデアがおすすめです。
どちらも優れた製品なので、ショールームで実物を見て、触って、体感してから決めることをおすすめします。複数の業者から見積もりを取り、納得できる選択をしましょう。
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