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タカラスタンダード「オフェリア」と「グランディア」の決定的な違い!プロが教える後悔しない選び方【完全保存版】

新築やリフォームの打ち合わせでタカラスタンダードのキッチンを検討する際、必ずと言っていいほど直面する大きな謎。

「オフェリア(Ofelia)とグランディア(Grandia)、一体何が違うの?」 「カタログを見てもオフェリアが載っていないのはなぜ?」 「結局、どっちを選べば長持ちするの?」

見た目はよく似ているこの2つのキッチンですが、実は「中身の素材」「購入できるルート」において、全く別物と言っていいほどの違いがあります。これを知らずに選んでしまうと、「思っていた耐久性と違う」「好きな色が選べなかった」と後悔することになりかねません。

この記事では、住宅設備のプロが「オフェリアとグランディアの5つの決定的な違い」を徹底解説します。

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1. 結論:最大の違いは「木製」か「ホーロー製」か

結論から言います。細かいスペックの違いは多々ありますが、決定的な違いは以下の1点に集約されます。

  • オフェリア: キャビネット(骨組み)が「木製」
  • グランディア: キャビネット(骨組み)が「ホーロー(鉄+ガラス)」

「タカラスタンダード=ホーローキッチン」というイメージが強いですが、実はオフェリアは「木製キッチン」なのです。

オフェリアは「高機能な木製キッチン」

オフェリアは、LIXILやパナソニック、クリナップ(ラクエラ等)と同じく、キャビネットの構造体は木(パーティクルボード等)で作られています。 引き出しの底板やキッチンパネルなど「汚れやすい部分」にはホーローを採用していますが、骨組みそのものは木です。

グランディアは「丸ごとホーローキッチン」

一方、グランディアはタカラスタンダードのお家芸である「高品位ホーロー」を骨組みにまで使用しています。 見えない裏側まで鉄とガラスでできているため、湿気による腐食、カビ、ニオイ染み込みのリスクが物理的にほぼゼロです。

2. 【比較表】オフェリア vs グランディア スペック完全比較

まずは両者の仕様を一覧で比較しましょう。

3. 違い①:キャビネットの耐久性(寿命が違う)

ここが最も重要な判断基準です。「20年後、30年後どうなっているか」を想像してください。

グランディアの圧倒的な「対・災害力」

キッチンは水回りです。どんなに気をつけていても、配管からの微細な水漏れや、湿気の滞留は起こり得ます。 グランディアのホーローキャビネットは、極端な話、水浸しになっても拭けば元通りです。錆びにくい処理が施されており、湿気でベコベコになったり、カビが生えて腐ったりすることがありません。 「一生モノのキッチンにしたい」「リフォームはもうしたくない」という方は、迷わずグランディア(または上位のトレーシア・レミュー)を選ぶべきです。

オフェリアは「標準的な寿命」

オフェリアは木製キャビネットなので、経年劣化は避けられません。一般的な耐用年数(15年〜20年程度)で、扉の蝶番が緩んだり、底板が湿気でたわんだりするリスクは他社メーカーと同じです。 決して「脆い」わけではありませんが、グランディアの異常なまでの耐久性と比べると、一般的な住宅設備レベルに留まります。

4. 違い②:デザインの自由度(オフェリアの圧勝)

「素材はグランディアが良いけれど、どうしても見た目が気に入らない…」 そんな悩みを抱える人が多い理由がこれです。デザインに関しては、オフェリアに軍配が上がります。

オフェリアは「AICA(アイカ)」の面材が使える

オフェリアの最大の強みは、化粧板業界のトップブランド「アイカ工業」のメラミン化粧板を扉カラーに採用している点です(※一部カラーを除く)。

  • 流行の「くすみカラー」や「モルタル調」
  • 本物の木と見分けがつかない「リアルな木目」
  • 指紋が目立たない「マット仕上げ」

これら最新のトレンドを取り入れた45色以上のカラーから選べます。さらに、特注対応(同色対応)を使えば、キッチンの扉とカップボード、さらにはダイニングテーブルや建具まで同じ柄で統一することも可能です。 「インテリアとしてのキッチン」を目指すなら、オフェリアの方が圧倒的に選択肢が広いです。

グランディアは「ツルツル・テカテカ」が基本

グランディアの扉はホーロー製です。ホーローは製造工程上、「ガラス質の光沢(テカリ)」が出やすくなります。 最近ではマットな木目調も少し登場していますが、オフェリアの繊細な質感に比べると、どうしても「プリント感」や「独特の光沢感」が出てしまいます。 「リビングから丸見えのペニンシュラキッチンにする」という場合、グランディアの質感がインテリアに馴染むかどうか、慎重に確認する必要があります。

5. 違い③:購入ルートと「海外製食洗機」への対応

「オフェリアを入れたい」と思っても、誰でも買えるわけではありません。また、「ミーレの食洗機を入れたい」という要望への対応力も異なります。

オフェリアは「ハウスメーカー専用モデル」

オフェリアは「ビルダー向け商品」です。つまり、年間何棟も家を建てるハウスメーカーや工務店だけが仕入れられるモデルです。

  • 新築の方: 契約した建築会社がタカラスタンダードと提携していれば、標準仕様として安く入れられます。
  • 個人リフォームの方: 基本的に選べません。リフォーム店経由でも、その店がビルダー契約を持っていなければ発注できません(リフォームなら「リフィット」という木製モデルが代替になりますが、仕様が異なります)。

海外製食洗機(ミーレ・ボッシュ)を入れたいならオフェリア

SNSで大人気の「ミーレ」や「ボッシュ」などのフロントオープン食洗機。

  • オフェリア: 木製キャビネットのため、現場での加工がしやすく、60cm幅や45cm幅の海外製食洗機を組み込めるケースが多いです(※建築会社の対応力によります)。
  • グランディア: キャビネットがホーロー(鉄)なので、現場での切断・加工が困難です。さらに、食洗機を支える構造上の問題もあり、公式には「不可」とされることがほとんどです。

「絶対にミーレを入れたい!」という方は、タカラスタンダードの中ではオフェリア(または最上位のレミューの一部プラン)が現実的な選択肢となります。

6. 価格のリアル:結局どっちが安いの?

定価設定や割引率の仕組みが異なるため、一概には言えませんが、一般的な傾向は以下の通りです。

基本的には「オフェリア」の方が安くなる傾向

オフェリアはハウスメーカーが大量発注することを前提とした戦略商品です。 建築会社にもよりますが、標準仕様からの差額なし、あるいは非常に高い割引率で導入できるケースが多いです。 木製キャビネットである分、原材料費もホーローより抑えられています。

グランディアに変更すると価格が上がる?

標準仕様がオフェリアの建築会社で、「ホーローがいいからグランディアにしたい」と言うと、見積もりが上がることがあります。 これは、商品の定価の差だけでなく、「建築会社の仕入れ掛け率(割引率)」の違いが影響します。建築会社はオフェリアを安く仕入れる契約はしていても、グランディアは一般価格でしか仕入れられない場合があるのです。

7. あなたはどっち?失敗しない選び方のチェックリスト

ここまでの情報を踏まえて、あなたが選ぶべきモデルを判定します。

「オフェリア」を選ぶべき人

  • 新築(ハウスメーカー・工務店)での建築予定である。
  • デザイン重視: マットな質感、流行のカラー、家具のような見た目にこだわりたい。
  • 設備重視: ミーレやボッシュなどの海外製食洗機を導入したい。
  • 予算重視: 建築会社の標準仕様を活かして、コストを抑えたい。
  • 割り切り派: 「20年後にリフォームすればいいから、今はデザインと価格を優先」と考えられる。

「グランディア」を選ぶべき人

  • リフォーム、またはオフェリア非対応の工務店である。
  • 耐久性重視: 湿気、カビ、水漏れに怯えたくない。見えない部分の清潔さを最優先したい。
  • 掃除ラク重視: 扉も中身も、どこを拭いてもキレイになるホーロー素材がいい。
  • 害虫対策: ゴキブリなどの侵入リスクを極限まで減らしたい。
  • 永く使う派: 「一度入れたら30年は使い倒したい」と考えている。

8. よくある質問(FAQ)

オフェリアの底板はホーローですか?

はい、底板はホーローです。 オフェリアも、調味料などをこぼしやすい「引き出しの底板」には高品位ホーローパネルが敷かれています。ですので、日常的な掃除のしやすさはグランディアと大きく変わりません。あくまで「骨組み」が木か鉄かの違いです。

オフェリアの面材(扉)は剥がれませんか?

アイカ工業製の高圧メラミンなら非常に頑丈です。 昔の木製キッチンは「シート貼り」が多く、端から剥がれてくることがありましたが、オフェリアで採用されている高圧メラミン化粧板は、硬度が高く、熱や擦れにも非常に強い素材です。ホーローほどの耐久性はありませんが、木製キッチンの中ではトップクラスの強度です。

グランディアで選べる色は本当に少ないですか?

毎年少しずつ増えていますが、オフェリアには及びません。 グランディアも、木目調や石目調のパネルが増えてきました。しかし、ホーローへの焼き付け塗装という技術的制約があるため、オフェリアのような「微妙なニュアンスカラー」や「完全なマット質感」を表現するのは難しいのが現状です。

まとめ:ショールームでの確認ポイント

オフェリアとグランディア、どちらも素晴らしいキッチンですが、その性質は正反対です。 後悔しないために、タカラスタンダードのショールームに行ったら、以下の行動を必ずとってください。

  1. アドバイザーに「ビルダー向け商品(オフェリア)も見せてください」と伝える (※言わないと、一般向けのグランディアやトレーシアしか案内されないことがあります)
  2. グランディアの引き出しを外し、中を覗き込む (骨組みまで金属であることの安心感を確認してください)
  3. オフェリアの扉カラーサンプルを自然光で見る (豊富なデザインの中から、理想のインテリアに合うか確認してください)

「見えない部分の安心(グランディア)」を取るか、「見える部分の理想(オフェリア)」を取るか。 あなたの家づくりの優先順位に合わせて、最適な一台を選んでくださいね。

安くキッチンをリフォームするなら相見積もりが必須

リフォーム業者ごとにキッチンの販売価格が異なるため、より安くキッチンを交換したい場合は相見積もりが必要です。3社ほどに見積もりを依頼して、比較検討しましょう。

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