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空き家リフォームは自分で可能?DIYの費用や補助金活用術をプロが解説

この記事を書いた人クロノ 工務店で住宅設計・積算を経験、宅建士・外壁診断士・FP2級など専門資格をもつ
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DIYできる空き家のリフォーム・できないリフォーム

空き家のDIYリフォームは、費用を抑えて自分好みの空間を作り上げる魅力的な方法ですが、初心者には難しい作業や、安全・法律上の問題からプロに任せるべき作業があります。ここでは、DIYできるリフォームとできないリフォームについて、具体的に解説します。

自分でDIYできるリフォーム

比較的難易度が低く、材料もホームセンターなどで手に入りやすい作業は、初心者でも挑戦しやすいです。

自分でDIYできるリフォーム
  • 壁や天井の張り替え・塗装
    • 壁紙(クロス)の張り替え・塗装: 部屋の印象を大きく変える最も効果的な方法です。DIY用の壁紙や塗料は扱いやすく、種類も豊富です。
    • 漆喰や珪藻土塗り: DIY用のキットを使えば、独特の風合いを持つ壁に仕上げることができます。多少のムラがあっても「味」として楽しめます。
  • 床の張り替え
    • クッションフロアやフロアタイルの施工: 既存の床に重ねて貼るだけで、簡単に雰囲気を変えられます。特に、シールタイプのものは初心者におすすめです。
    • フローリングの重ね張り: 既存のフローリングの上に新しいフローリング材を重ねて貼る方法です。既存の床を撤去する必要がないため、比較的簡単です。
  • 建具(ドア・ふすまなど)のDIY
    • 塗装やリメイクシート貼り: ドアやふすまに色を塗ったり、リメイクシートを貼るだけで、見違えるほどおしゃれになります。
    • ふすまや障子の張り替え: 昔ながらの和室の雰囲気を変えたり、和モダンなデザインにしたりできます。
  • 簡単な家具・収納の製作
    • 棚や手すりなど、木材を切ったり組み立てたりする作業は、基本的な工具があれば挑戦できます。
    • 既製品の家具を好みの色に塗り替えたり、取っ手を変えたりするだけでも、雰囲気が変わります。

業者への依頼が必要なリフォーム

安全面、法律、建物の構造に関わるリフォームは、専門的な知識や資格が必要です。無理なDIYは事故や建物の劣化につながるため、絶対にプロに依頼しましょう。

プロに任せるべきリフォーム
  • 電気・ガス・水道工事
    • これらの設備工事は、感電・火災・ガス漏れ・水漏れなど、命に関わる事故につながる危険性があります。
    • コンセントの増設・交換、配線の変更、給排水管の交換などは、電気工事士給水装置工事主任技術者などの国家資格が必要です。無資格者がこれらの工事を行うことは法律で禁じられています。
  • 建物の構造に関わる部分
    • 柱や壁の撤去・移動、間取りの変更: 建物の耐震性や強度に直結する部分です。安易な判断で柱や壁を壊すと、最悪の場合、家が倒壊する危険性があります。
    • 増築や大幅な間取り変更は、建築確認申請が必要になる場合があります。
  • 外装・屋根工事
    • 屋根の葺き替えや外壁の張り替え: 高所での作業は危険が伴うだけでなく、雨水の浸入を防ぐための専門的な技術が必要です。素人が行うと、雨漏りの原因となります。
    • 外壁や屋根は建物を守る重要な部分であり、適切な材料と工法で施工する必要があります。
  • シロアリ対策・駆除
    • シロアリ被害は、建物の見えない部分で進行していることが多く、専門的な調査と駆除が必要です。
    • 素人が市販の薬剤で対処しても、根本的な解決にはなりません。

空き家をDIYするメリット

空き家をDIYでリフォームすることには、多くのメリットがあります。ここでは、その主な利点をいくつかご紹介します。

【メリット1】費用を大幅に抑えられる

DIYでリフォームを行う最大のメリットは、人件費を大幅に削減できることです。リフォーム業者に依頼する場合、材料費に加えて職人の技術料や管理費など、総額の約3割〜4割が人件費として計上されます。しかし、DIYであれば材料費と工具代だけで済むため、この人件費を丸ごと節約できるのです。

たとえば、6畳の部屋の壁紙と床を張り替える場合、業者に依頼すると10万〜20万円ほどかかりますが、DIYなら材料費を数万円程度に抑えられます。大がかりなリフォームになれば、その差はさらに広がり、数百万円単位の節約も可能です。

もちろん、道具を揃えたり材料を買い集めたりする費用はかかりますが、それは将来のDIYでも活用できます。結果として、より少ない予算で、自分の理想とする空間を実現できるのがDIYリフォームの大きな魅力です。

【メリット2】自分好みの空間を自由に創り出せる

業者にリフォームを依頼する場合、デザインや素材の選択肢は業者の提案する範囲内に限られてしまいがちです。また、細部までこだわって打ち合わせをしても、イメージと違う仕上がりになることも少なくありません。

しかし、DIYならそうした心配は無用です。壁の色から床材の種類、照明の位置、さらには棚の高さや幅まで、すべてを自分の思い通りに決めることができます。作業の途中で「やっぱりこの色じゃないな」と感じたら、すぐに変更することも可能です。

まるで家全体が大きなキャンバスになったかのように、あなたの創造性を存分に発揮できるのです。既成概念にとらわれず、あなただけのオリジナルな空間をゼロから作り上げる喜びは、DIYでしか味わえません。

【メリット3】家への愛着が深まる

DIYリフォームは、単なる家の改修作業ではありません。自分の手で壁にペンキを塗り、床にフローリングを敷き、汗を流しながら少しずつ家を作り上げていく過程は、家と自分との間に特別な絆を生み出します。

苦労して完成させた家には、何物にも代えがたい愛着が湧くものです。たとえプロの仕上がりには及ばなくても、壁の塗りムラや床の継ぎ目のずれさえも、頑張った証として愛おしく感じられるでしょう。

この深い愛着は、その家に住むことの喜びをさらに高めてくれます。家が単なる「住む場所」ではなく、「自分の手で創り上げた大切な場所」になる。それが、DIYリフォームの最大の喜びであり、大きなメリットと言えるでしょう。

【メリット4】達成感や喜びが得られる

DIYリフォームは、単なる作業ではありません。何もない状態から、自分の手で家を少しずつ作り上げていく過程は、大きな達成感をもたらします。

壁を塗り終えたとき、床板を貼り終えたとき、一つ一つの作業が終わるごとに、自分の技術が上達していくのを感じられるでしょう。そして、すべての作業が完了し、自分が思い描いた通りの空間が目の前に現れたときの喜びは格別です。

この経験は、自分自身の自信にもつながります。新しいスキルや知識を身につけ、それを形にする力は、DIY以外の場面でもきっと役立つはずです。

DIYリフォームは、家をより良いものにするだけでなく、あなた自身を成長させる素晴らしい機会なのです。

【メリット5】工事時間を自由に設定できる

プロの業者にリフォームを依頼する場合、工事期間は基本的に業者主導で決まります。特に人気の業者はスケジュールが詰まっているため、希望する時期に工事が始められないことも珍しくありません。

しかし、DIYリフォームなら、自分の好きなタイミングで、好きな時間だけ作業を進めることができます。

仕事や家事、子育てなどで忙しい方でも、週末の数時間だけ、あるいは仕事が終わった後の夜間に少しずつ作業を進めることが可能です。急な予定が入った場合でも、誰かに迷惑をかけることなく、柔軟にスケジュールを変更できます。

自分のライフスタイルに合わせて無理なく進められるため、ストレスなくリフォームを楽しめるのも大きなメリットです。

【メリット6】やり直ししやすい

プロに依頼した場合、一度工事が始まると途中でデザインや色を変更することは難しく、もし変更するとなると追加費用が発生することがほとんどです。

しかし、DIYなら、もし壁の色を塗り間違えても、気に入らなくても、自分でもう一度塗り直すことができます。床材を貼ってみたものの、イメージと違った場合でも、自分で剥がして別のものに貼り替えることが可能です。

もちろん、やり直しには時間と労力がかかりますが、自分の納得がいくまで、何度でも試行錯誤できるのはDIYならではの大きな利点です。この「やり直しがきく」という安心感があるからこそ、初心者でも気軽に挑戦できるのです。

空き家をDIYするデメリット

空き家をDIYでリフォームすることには多くのメリットがありますが、同時にいくつかのデメリットやリスクも伴います。DIYを始める前に、これらの点をしっかり理解しておくことが重要です。

【デメリット1】業者への依頼と比べて完成度が劣る

業者にリフォームを依頼する場合、プロの職人が持つ専門的な知識や長年の経験によって、きめ細かく美しい仕上がりが期待できます。一方、DIYは自分で作業を行うため、どうしても仕上がりの完成度がプロに比べて劣る傾向があります。

たとえば、壁紙を貼る際にシワや空気が入ってしまったり、塗装にムラができたりといったことは、初心者にはよくあることです。床のフローリングの継ぎ目がずれたり、隙間ができてしまったりすることもあります。

もちろん、DIYの「手作り感」や「味」として楽しむこともできますが、完璧な仕上がりを求める場合は不向きです。特に、将来的にその空き家を売却したり、賃貸に出したりすることを考えている場合、完成度の低さがマイナス評価につながってしまうリスクも考慮しておく必要があります。

【デメリット2】建物の耐久性低下を招くことがある

自分でDIYを行う際、専門的な知識がないまま建物の構造に関わる部分に手を加えてしまうと、建物の耐久性を低下させてしまうリスクがあります。

たとえば、壁の補修や間取り変更の際に、安易に筋交いや柱を抜いてしまうと、建物の耐震性が著しく損なわれる可能性があります。また、外壁や屋根の補修で適切な防水処理ができていないと、雨水が建物内部に浸入し、柱や土台の腐食、シロアリの発生を招き、結果的に建物の寿命を縮めてしまうことになりかねません。

【デメリット3】想定外の出費が発生するリスクも高い

DIYリフォームは費用を抑えられるのが最大のメリットですが、同時に想定外の出費が発生するリスクも潜んでいます。計画通りに進まず、当初の見積もりを大幅に超えてしまうことは珍しくありません。

隠れた劣化や問題が後から発覚することが、その主な原因です。 たとえば、壁紙を剥がしてみたら内部の柱がシロアリに食われていた、床を剥がしたら土台が腐っていた、天井裏で雨漏り跡が見つかった、といったケースです。これらの根本的な修繕には、専門的な知識と技術が必要となり、結果的にプロへの依頼が必要になります。

また、DIYの作業を進めるうちに「これも直したい」「これも新しくしたい」と次々とやりたいことが増えていくこともよくあります。必要な材料を買い足したり、専門的な工具を揃えたりしているうちに、当初の見積もりを大きく上回ってしまうことがあります。

DIYを始める際は、目に見える部分の材料費だけでなく、予期せぬトラブルに備えた予備費用をあらかじめ準備しておくことが大切です。

【デメリット4】時間管理が難しい(予想以上に時間がかかる)

専門業者なら数日で完了する作業でも、DIY初心者にとっては多くの時間と労力が必要です。慣れない作業に戸惑ったり、失敗してやり直したりすることで、作業時間はどんどん長引いてしまいます。

特に、仕事や家事と並行して作業を進める場合は、なかなかまとまった時間が取れず、完成までに数カ月から数年かかることも珍しくありません。

「この週末に終わらせるつもりが、結局全然進まなかった…」といった状況に陥りがちです。

DIYを始める際は、余裕を持ったスケジュールを立てることが非常に重要です。もし急いで完成させたい場合は、一部の作業だけをDIYにして、残りはプロに任せる**「ハーフDIY」**という方法も検討してみましょう。

【デメリット5】途中で挫折するリスクがある

DIYリフォームは、想像以上に時間や労力、そして精神力が必要な作業です。特に、空き家のように劣化が進んだ物件では、計画通りにいかないことが多々あります。

  • 進捗の遅れ: 慣れない作業で思うように進まなかったり、予想外のトラブルに見舞われたりすると、モチベーションが維持できなくなりがちです。
  • 技術的な壁: 専門的な知識や技術が必要な作業に直面した際、解決策が見つからず、そのまま手が止まってしまうことがあります。
  • 体力的な限界: 慣れない力仕事や長時間の作業で、体力的・精神的に疲弊し、途中で投げ出したくなることがあります。

途中で挫折してしまうと、せっかく手を入れた物件が中途半端な状態で放置されてしまい、さらに状態が悪化する原因にもなりかねません。DIYを始める際は、無理のない範囲で計画を立て、困ったときはプロに相談するなど、一人で抱え込まずに取り組むことが大切です。

【デメリット6】万人受けする使い勝手になりにくい

DIYリフォームは、あなたの個人的な好みやライフスタイルを最大限に反映できる反面、万人にとって使いやすい空間になりにくいというデメリットがあります。

あなたが「便利!」と思って作った棚や収納スペースも、他の人にとっては使いにくかったり、邪魔に感じられたりすることがあります。たとえば、背が低い人向けに棚を低く作ったり、特定の趣味に特化した部屋にしたりした場合、将来的に物件を売却したり、賃貸に出したりする際に、買い手や借り手が見つかりにくくなる可能性があります。

DIYはあくまでも自分のためのリフォームです。もし将来的に物件を売却する可能性があるなら、内装はシンプルに仕上げておき、家具や小物で個性を出すなど、万人受けするデザインを意識することも一つの手です。

【デメリット7】不具合を見つけにくい

プロの業者であれば、これまでの経験と知識から、目に見えない部分の構造的な問題や、シロアリ被害、雨漏りといった不具合を早期に発見できます。しかし、DIYでは、表面的なリフォームしかできず、根本的な問題を見過ごしてしまうリスクがあります。

たとえば、壁紙を貼り替えるだけのつもりが、実は壁の内側で雨漏りが進行していてカビが生えていた、というケースです。この場合、上から新しい壁紙を貼ってしまうと、カビの進行を助長させ、家の耐久性をさらに低下させてしまうことになります。

DIYはあくまでも内装の表面的な美化が中心です。空き家のリフォームを始める前に、まずは専門家による建物診断を受けることを強くおすすめします。そうすることで、見えない部分の不具合を事前に発見し、安全かつ計画的にDIYを進めることができます。

【デメリット8】危険な作業も多い

DIYリフォームは、想像以上に危険を伴う作業が多いこともデメリットの一つです。特に、以下のようなリスクに注意が必要です。

  • 高所作業: 天井や外壁など、脚立や足場を使った高所での作業は、バランスを崩して転落する危険性があります。少しの油断が大きな事故につながりかねません。
  • 電動工具の扱い: 普段使い慣れない電動のこぎりやインパクトドライバーなどの工具は、使い方を誤ると指を切ったり、思わぬ怪我をしたりするリスクがあります。
  • 重量物の運搬: 重い石膏ボードやフローリング材、解体した廃材などを運ぶ作業は、腰や体を痛める原因になります。
  • 粉じんや化学物質: 解体作業で発生する粉じんや、塗料、接着剤などに含まれる化学物質を吸い込むと、健康被害を引き起こす可能性があります。

DIYを行う際は、正しい知識と安全対策が不可欠です。作業中はヘルメットやゴーグル、マスク、軍手などを必ず着用し、危険な作業は無理せずプロに任せる勇気を持ちましょう。安全を最優先にすることで、楽しくDIYを続けることができます。

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空き家をDIYする際の注意点

空き家をDIYでリフォームすることは魅力的ですが、安全に、そして後悔なく進めるためには、いくつかの重要な注意点を押さえておく必要があります。

【注意点1】空き家の状態を確認する

DIYを始める前に、空き家の状態を徹底的に調査することが最も重要です。目に見える部分だけでなく、隠れた不具合がないかをプロの目線で確認することで、後々の大きなトラブルや追加費用を防ぐことができます。

空き家のチェックポイント
  • 雨漏りや水漏れがないか: 天井や壁のシミ、床の濡れがないかを確認しましょう。雨漏りは建物の構造に深刻なダメージを与え、シロアリの発生原因にもなります。
  • シロアリ被害の有無: 床下や壁の中など、見えない部分にシロアリがいないかを確認します。シロアリ被害は放置すると建物の耐久性を著しく低下させます。
  • 建物の傾きや基礎のひび割れ: 建物の傾きや、基礎部分に大きなひび割れがないかをチェックします。これは建物の構造的な問題を示している可能性があります。
  • アスベスト含有建材の有無: 築年数が古い建物には、アスベストが含まれている可能性があります。アスベストは吸い込むと健康被害を引き起こすため、専門の業者に調査を依頼する必要があります。
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これらの問題は、素人では正確に判断するのが難しいため、DIYを始める前に専門家による建物診断を受けることを強くおすすめします。そうすることで、本当にDIYできる部分と、プロに任せるべき部分を明確に判断できます。

専門家に無料で相談したい場合は、匿名で利用できるの活用がおすすめです。

【注意点2】耐震性にも注視する

空き家DIYで最も重要な注意点の一つが、建物の耐震性です。特に古い空き家の場合、現在の耐震基準を満たしていないことがほとんどです。

空き家の耐震性について
  • 柱や壁は絶対に撤去しない:DIYで間取りを変更したいと思っても、安易に柱や壁を撤去することは絶対にやめましょう。柱や壁は建物の重みを支え、地震の揺れに耐えるための重要な構造部材です。これらを勝手に取り除くと、建物の強度が著しく低下し、地震時に倒壊するリスクが高まります。
  • 耐震補強は専門家に依頼する:DIYで耐震補強を行うのは非常に危険です。耐震補強は、建物の構造を正確に理解した上で、適切な位置に筋交いを追加したり、金物で補強したりする必要があります。自己流で補強をしても、かえって耐震性のバランスを崩し、地震時に被害を拡大させる可能性があります。
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DIYはあくまで内装の表面的なリフォームにとどめ、建物の骨格に関わる部分は必ず専門家に任せるようにしましょう。DIYを始める前に、自治体の補助金制度などを活用して耐震診断を受けることを強くおすすめします。専門家による診断で、建物の弱い部分を把握し、必要な補強工事をプロに依頼することで、安全な住まいづくりが実現します。

【注意点3】基礎知識を身につける

DIYリフォームは、勢いで始めてしまうと失敗したり、思わぬ事故につながったりすることがあります。安全かつ効率的に作業を進めるために、最低限の基礎知識を身につけることが非常に重要です。

空き家のDIYで必要な基礎知識
  • 道具の使い方を学ぶ 電動工具は便利ですが、使い方を誤ると大怪我につながります。使用する前には必ず取扱説明書を読み、正しい使い方や安全装置について理解しておきましょう。また、ホームセンターなどで開催されているDIY教室に参加して、プロから直接指導を受けるのも良い方法です。
  • 材料の特性を理解する 塗料、接着剤、木材、壁紙など、DIYで使う材料は多岐にわたります。それぞれの材料の特性(乾燥時間、強度、相性など)を理解することで、仕上がりのクオリティが格段に上がります。例えば、水性塗料と油性塗料の違い、壁紙の貼り方や下地処理の重要性など、基本的な知識を事前に学習しておきましょう。
  • 作業手順を事前にシミュレーションする 「この作業の次はこれ」といったように、具体的な手順を頭の中でシミュレーションしておくと、作業中に迷うことが減り、効率的に進められます。YouTubeなどの動画サイトで、同じようなDIYの様子を参考にしてみるのも良いでしょう。

DIYは、「知っているか、知らないか」で結果が大きく変わります。 事前の準備と学習を怠らず、無理のない範囲で知識を身につけておくことが、DIY成功への近道です。

【注意点4】必要な許可を取得する

DIYリフォームは、自由にできると思われがちですが、建物の用途や規模、工事内容によっては、行政や法律上の許可が必要になる場合があります。 許可なく工事を進めてしまうと、後で罰則を科せられたり、元の状態に戻すよう指導されたりするリスクがあります。

特に注意すべきは以下の点です。

注意すべき点
  • 建築確認申請: 延べ床面積が10平方メートルを超える増築や、建物の構造に影響する大規模な改修を行う場合は、建築確認申請が必要です。これは、工事が建築基準法に適合しているかを行政が確認する手続きです。
  • 消防法・条例: 店舗や宿泊施設として空き家を再利用する場合、消防法や地域の条例で、防火設備の設置などが義務付けられていることがあります。
  • ライフラインの工事: 電気工事やガス工事、給排水設備工事は、専門的な知識と国家資格が必要です。無資格者が行うことは法律で禁じられており、感電や火災、ガス漏れなどの重大な事故につながります。
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DIYを始める前に、行う予定の工事が法律や条例に抵触しないかを事前に確認しましょう。分からない場合は、自治体の建築指導課や専門家(建築士など)に相談することをおすすめします。

【注意点5】予算と計画を立てる

DIYリフォームは、費用を抑えられるという大きなメリットがありますが、計画を怠ると想定外の出費や時間のロスにつながることがあります。

予算の作成
  • 材料費: 必要な材料をリストアップし、それぞれの価格を調べて概算を立てます。
  • 工具費: すでに持っている工具と、新たに購入・レンタルする必要がある工具を明確にします。
  • 予備費: 見えない部分の劣化や失敗による材料の買い直しなど、予期せぬ出費に備えて、総予算の1〜2割程度を予備費として確保しておきましょう。
スケジュールの策定
  • 無理のない計画: 初心者にとって、プロと同じスピードで作業を進めるのは不可能です。仕事や家庭の事情を考慮し、現実的なスケジュールを立てましょう。
  • 作業の優先順位: 「どの部屋から始めるか」「どの作業を優先するか」など、作業の優先順位を決めておくと、効率的に進められます。

DIYリフォームは、お金と時間の両面で計画的な管理が求められます。事前準備をしっかり行うことで、安心して楽しくDIYに取り組むことができます。

【注意点6】安全対策を最優先にする

DIYリフォームは、想像以上に危険を伴う作業です。ちょっとした不注意が大けがにつながることもあるため、安全対策を何よりも優先しましょう。

保護具を必ず着用する
  • 軍手・手袋: 木材のとげや、工具の刃から手を守ります。
  • ゴーグル: 解体作業や電動工具を使う際に、破片や粉じんから目を守るために必須です。
  • マスク: 粉じんや塗料の臭いを吸い込むのを防ぎ、健康を守ります。
  • 安全靴: 重いものを落としたときや、釘を踏んだときに足を保護します。
工具の正しい使い方を学ぶ

電動のこぎりやインパクトドライバーなど、普段使い慣れない工具は、使い方を誤ると重大な事故につながります。使用する前に必ず取扱説明書を読み、使い方や安全装置について理解しておきましょう。可能であれば、ホームセンターなどで開催されているDIY教室に参加して、プロから直接指導を受けることをお勧めします。

無理をしない
  • 高所作業: 脚立を使った作業や、屋根などの高所での作業は転落のリスクが高いため、無理はせずプロに依頼しましょう。
  • 重量物の運搬: 重いものを運ぶ際は、無理な体勢で持ち上げず、台車などを活用して腰や体を痛めないように注意しましょう。

DIYはあくまでも楽しく、安全に行うことが大切です。少しでも危険を感じたら、その作業は中断し、プロに相談することを検討してください。

【注意点7】予備費用を準備する

DIYを始める際は、総予算の1〜2割程度を「予備費用」としてあらかじめ確保しておくことを強くおすすめします。この予備費は、予期せぬトラブルや計画外の出費に対応するためのものです。

たとえば、壁紙を剥がしてみたら内部の柱がシロアリに食われていた、床を剥がしたら土台が腐っていた、といった隠れた不具合が後から発覚することは珍しくありません。これらの修繕には、プロへの依頼が必要になることが多く、追加で高額な費用がかかる可能性があります。

また、失敗して材料を無駄にしたり、作業を進めるうちに「これも直したい」「あれも新しくしたい」とやりたいことが増えたりすることもよくあります。

空き家のDIYにかかる費用

空き家DIYにかかる費用は、リフォームの範囲や選ぶ材料によって大きく異なります。

リフォーム内容費用相場
壁・天井の張り替え1万〜5万円
(6畳)
床の張り替え1.5万〜7万円
(6畳)
棚や引き出しのDIY0.3万〜1万円
キッチンの扉のDIY
(リメイクシートを貼る)
(取手を交換する)
0.5万〜1.5万円
壁やタイルのリメイク0.5万円〜2万円
家具・収納の製作0.5万円〜5万円

空き家のDIYで補助金は利用できる?

空き家のDIYで補助金を利用できる可能性はありますが、国や地方自治体によって制度が大きく異なります。 多くの場合は、誰でも利用できるわけではなく、特定の条件を満たす必要があります。

補助金制度の主な傾向

空き家DIYで補助金が利用できる制度は、主に以下のような目的で設けられています。

  • 移住・定住の促進: 若者世代や子育て世代、県外からの移住者を対象とした補助金。
  • 空き家バンクの活用: 自治体の「空き家バンク」に登録された物件を対象とした補助金。
  • 地域活性化: 空き家を店舗や交流拠点として活用する場合に適用される補助金。
調べ方

補助金制度は、各地方自治体が独自に行っているため、お住まいの地域やDIYを予定している空き家がある地域の情報を調べる必要があります。

  • 自治体の公式サイト: 「(自治体名) 空き家 リフォーム 補助金」で検索すると、詳細な情報が見つかります。
  • 空き家バンクの窓口: 空き家バンクの担当部署に直接相談してみるのも良い方法です。

まずは、DIYを予定している空き家がある地域の自治体に問い合わせて、どのような制度があるか確認してみましょう。

空き家のDIY費用を安く抑えるコツ

空き家のDIY費用を安く抑えるためには、計画的な準備と賢い選択が重要です。ここでは、費用を極力抑えるための具体的なコツをご紹介します。

【コツ1】材料と工具の費用を抑える

材料費と工具代はDIY費用の大部分を占めます。ここを工夫することで、大幅な節約が可能です。

節約のコツ
  • 材料はオンラインやアウトレットを活用する: ホームセンターだけでなく、オンラインストアや建材のアウトレット品をチェックしてみましょう。型落ち品や規格外品でも、DIYなら十分活用できるものが見つかることがあります。
  • 工具はレンタルや中古品を検討する: 使用頻度が少ない高価な工具(例:電動丸ノコ、インパクトドライバーなど)は、購入するよりもレンタルした方が安く済みます。また、フリマアプリやリサイクルショップで中古品を探すのも良い方法です。
  • 100円ショップやフリマアプリも活用する: マスキングテープや養生シートなどの消耗品は、100円ショップでも十分な品質のものが手に入ることがあります。また、フリマアプリでは、余った材料や使いかけの塗料が安価で出品されていることもあります。

【コツ2】廃材や中古品を再利用する

廃材や中古品の利用方法

古いものを活かす: 既存の建具や家具を捨てずに、リメイクして再利用しましょう。古い木材を磨いて棚板にしたり、古い家具を塗装して生まれ変わらせたりするだけで、費用を抑えられるだけでなく、味のある空間を演出できます。

譲り受けや無料のものを探す: 近隣の解体現場で廃材を譲ってもらったり、SNSなどで無料で譲り渡されているものを探したりするのも一つの手です。ただし、自己責任で安全性を確認してから使用してください。

クロノ

DIYは、工夫次第で費用を大きく抑えることができます。無理のない範囲で、賢くDIYを進めていきましょう。

自分でDIYをしてリフォームする際のポイント

自分でDIYリフォームを行う際は、プロとは異なる難しさや注意点があります。失敗や事故を防ぎ、納得のいく仕上がりを目指すためのポイントをいくつかご紹介します。

【ポイント1】工具は最初にある程度揃えておく

DIYリフォームを始める際、必要な工具をその都度買い足していくと、作業が中断したり、余計な費用がかさんだりすることがあります。そこで、まずは最初にある程度の基本工具を揃えておくことをおすすめします。

最低限揃えておきたい基本工具

1. 計測・印付けツール

  • メジャー: 寸法を測る基本中の基本です。
  • 差し金(曲尺): 直角を測ったり、線を引いたりするのに使います。
  • 鉛筆・マーカー: 印をつけたり、下書きをしたりするのに必要です。

2. 切断ツール

  • カッター: 壁紙やクッションフロアを切るのに使います。
  • のこぎり: 木材を切る際に必要です。初心者には、扱いやすい「引きのこぎり」がおすすめです。

3. 組み立て・解体ツール

  • ドライバー(プラス・マイナス): 家具の組み立てやビスを締める際に使います。
  • ハンマー: 釘を打ったり、解体作業に使ったりします。
  • 電動ドライバー(インパクトドライバー): ねじ締めや穴あけ作業を効率化できます。DIYの強い味方です。

4. その他

  • 軍手・作業用手袋: ケガ防止のために必須です。
  • カッターマット: 床を傷つけないように、カッターを使う際に下に敷きます。
  • 養生テープ・養生シート: 塗装や接着剤の作業で、汚したくない場所を保護します。

【ポイント2】設計・仕様を決めてから工事に取り掛かる

DIYリフォームを成功させるには、行き当たりばったりで工事を始めないことが非常に重要です。

DIYの設計・仕様

1. 完成イメージを明確にする

  • 具体的なイメージを固める: 部屋の雰囲気(例: カフェ風、北欧風など)や、壁の色、床材、照明、家具の配置など、具体的な完成イメージを事前に固めておきましょう。雑誌やSNSで写真を参考にしたり、簡単なスケッチを描いてみるのも良い方法です。
  • 目的を考える: 「単に見た目をきれいにしたい」のか、「収納を増やして使いやすくしたい」のかなど、リフォームの目的を明確にしておくと、作業内容が定まりやすくなります。

2. 図面を作成する

  • 寸法を正確に測る: 部屋の広さや天井の高さ、窓やドアの位置など、すべてを正確に測り、簡単な図面を作成しましょう。特に壁や床の寸法は、複数箇所を測ることで誤差を防げます。
  • 材料を計算する: 図面があれば、必要な材料の量(壁紙のm数、塗料の缶数、フローリング材の枚数など)を事前に計算できます。これにより、買い忘れを防ぎ、無駄な出費を抑えられます。

3. 作業の順番を計画する

  • 効率的な順番を考える: 一般的に、リフォーム作業は**「上から下へ」**進めるのが効率的です。
    1. 解体: 既存の壁紙や床材を剥がす作業。
    2. 配線・下地補修: 必要な配線工事(プロに依頼)や、壁の穴、床の傾きなどを補修します。
    3. 天井: 天井の塗装や壁紙を貼ります。
    4. : 壁の塗装や壁紙を貼ります。
    5. : 最後に床材を敷きます。 この順番を守ることで、上からの汚れや傷を床につける心配がなくなります。

【ポイント3】安全対策と養生の徹底

DIYリフォームを安全に、そしてきれいに進めるためには、安全対策と養生(ようじょう)を徹底することが非常に重要です。


1. 安全対策を万全に

DIYは、少しの油断が大けがにつながることがあります。以下の保護具を必ず着用しましょう。

  • 軍手・作業用手袋: 木材のとげや、工具の刃から手を守ります。
  • ゴーグル: 電動工具を使う際や、壁を剥がすときに飛散する破片や粉じんから目を守るために必須です。
  • マスク: 粉じんや塗料、接着剤の有害なガスを吸い込むのを防ぎます。
  • 安全靴: 重いものを落としたり、釘を踏んだりしたときに足を保護します。

また、高所での作業は転落のリスクが高いため、無理はせず、安全な場所で作業するようにしましょう。少しでも危険を感じたら、その作業は中断し、プロに依頼することも検討してください。

2. 養生で仕上がりが変わる

養生とは、作業中に汚したり傷つけたりしたくない場所に、ビニールシートやテープで保護をすることです。この作業をどれだけ丁寧に行うかで、最終的な仕上がりの美しさが大きく変わります。

  • 床や家具を保護する: 塗料や接着剤が飛び散るのを防ぐため、床や動かせない大きな家具は、必ず養生シートで覆いましょう。
  • マスキングテープを使いこなす: 壁と天井の境目、窓枠、コンセントの周りなど、塗装やコーキングをきれいに仕上げたい場所には、マスキングテープを丁寧に貼ります。テープの貼り方一つで、仕上がりのラインがプロのように美しくなります。

養生は手間がかかる作業ですが、後で掃除や補修をする手間を考えると、最初に行うべき大切な作業です。安全対策と丁寧な養生で、DIYを成功に導きましょう。

【ポイント4】失敗を恐れずに楽しむ

DIYは、家を理想の空間に変えるだけでなく、新しいスキルを身につけ、自分自身の成長を感じられる貴重な経験です。

もし大きな失敗をしてしまっても、すべてを一人で抱え込む必要はありません。専門家(プロ)に相談したり、DIY仲間と情報を共有したりすることもできます。

完璧な仕上がりを求めすぎず、試行錯誤の過程を楽しむこと。それが、DIYリフォームを成功に導くための秘訣です。

リフォーム会社に頼む場合のポイント

リフォーム会社に依頼する場合、後悔しないためにいくつかの重要なポイントを押さえておく必要があります。

【ポイント1】見積もりは複数の業者から取る

一つの会社だけに相談するのではなく、必ず複数の会社から相見積もりを取りましょう。

相見積もりのポイント
  • 価格の比較: 同じリフォーム内容でも、会社によって費用は大きく異なります。複数の見積もりを比較することで、適正価格を把握できます。
  • プランの比較: 各社がどのような提案をしてくるか比較することで、より良いアイデアや、自分のニーズに合ったプランを見つけられます。
  • 担当者の比較: 担当者の対応や提案力、相性は非常に重要です。信頼できる担当者かどうかを見極めましょう。
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ホームプロとは?
引用元:ホームプロ

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【ポイント2】不要な工事が含まれていないか確認する

見積書を受け取ったら、最初に伝えた要望(例:壁紙の張り替えだけ)に対し、不要な工事(例:床の張り替えや建具の交換など)が含まれていないか確認します。提案された内容が、本当に必要な工事なのか、担当者と話し合って一つずつ確認しましょう。

【ポイント3】材料のグレードは妥当か確認する

リフォーム会社は、顧客の要望に応じて最適な材料を提案してくれますが、時には会社側の都合で特定の材料を勧められることもあります。納得できない場合は、遠慮せずに質問し、複数の選択肢を提示してもらうように依頼しましょう。

  • 希望と合っているか
    • 「安く済ませたい」と伝えたのに、高価な材料(高機能な壁紙や高級なフローリング材など)が使われていないか。
    • 「耐久性を重視したい」と伝えたのに、安価で質の劣る材料が使われていないか。
    • もし高価な材料が提案されていたら、なぜその材料が必要なのか、担当者に理由を尋ねましょう。納得できる説明がない場合は、より安価な材料への変更を検討できます。
  • ショールームで実物を確認する:
    • カタログや写真だけでは、質感や色が正確に伝わらないことがあります。
    • 実際にショールームに足を運び、現物を見て触って確かめることで、後悔のない材料選びができます。
  • 相場を事前にリサーチする:
    • ネットで「(材料名) 相場」と検索するなどして、だいたいの価格帯を把握しておくと、見積もりの金額が妥当かどうかを判断するのに役立ちます。

空き家のDIYに関するよくある質問

リフォームした空き家の活用方法は?

リフォームした空き家は、費用をかけて再生した大切な資産です。住居としてだけでなく、様々な方法で有効活用することができます。主な活用方法をいくつかご紹介します。

  • 賃貸物件として貸し出す
  • 事業用物件として活用する
  • 売却する
  • 地域貢献・交流の場として活用する
空き家をDIYして賃貸に出すメリットは?

空き家をDIYして賃貸に出すことには、いくつかの大きなメリットがあります。

  • 賃貸経営の初期費用を大幅に抑えられる
  • 他の物件との差別化を図れる
  • DIY可能物件として貸し出すという選択肢が生まれる
  • 賃貸経営の知識やスキルが身につく
DIYでどこまでリフォームできますか?

壁紙の張り替え、塗装、床の張り替え、簡単な収納棚の製作など、内装の表面的なリフォームはDIYでも可能です。ただし、電気・ガス・水道工事、建物の構造に関わる工事、外壁・屋根の補修は、法律や安全面から専門業者に任せるべきです。無理をすると、事故や建物の劣化を招くリスクがあります。

初心者におすすめのDIYリフォームは?

初心者でも挑戦しやすく、かつ効果が大きいのは壁の塗装や壁紙の張り替えです。

  • 壁の塗装: 広い面積を短時間で仕上げられ、部屋の印象がガラリと変わります。
  • 壁紙の張り替え: 最近はシールタイプのものも多く、手軽に作業できます。
DIYで失敗しないためのポイントは?

事前調査: 始める前に、物件の雨漏りやシロアリ被害がないかを徹底的に確認しましょう。

安全対策: 作業中は必ず軍手やゴーグルを着用し、無理な体勢での作業は避けましょう。

計画を立てる: 予算とスケジュールを事前に立て、それに沿って作業を進めることで、途中で挫折するリスクを減らせます。

【まとめ】空き家は自分でリフォーム可能!しかし、業者に任せるべき部分もある

空き家のDIYリフォームは、費用を大幅に抑え、自分好みの空間を作り出せる魅力的な方法です。壁紙の張り替えや塗装、床の重ね張りなど、内装の表面的なリフォームは初心者でも挑戦できます。

しかし、すべてをDIYで行うのは危険です。電気・ガス・水道工事、建物の構造に関わる壁の撤去などは、法律や安全面からプロに任せるべきです。無理なDIYは事故や建物の劣化を招き、結果的に高額な修繕費用がかかることもあります。

「できること」と「できないこと」を賢く見極め、安全対策を徹底することで、空き家DIYを成功させましょう。

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