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キッチンは鏡面とマットどっちがおすすめ?メリット・デメリットを解説

記事内容まとめ

【鏡面がおすすめ】

  • 可愛いよりかっこいいキッチンにしたい
  • 床材をフロアタイル、クッションフロアの石目調など、フローリング以外を選ぶ
  • ダイニングテーブルなども光沢感のある仕上げを採用する


【マットがおすすめ】

  • かっこいいより、可愛い感じやナチュラルテイストにしたい
  • 床材にはフローリングを採用する(無垢材を選ぶなら、なおマットがおすすめ!)
  • ダイニングテーブルなどの家具は、木材を採用する
クロノ

扉材は、数十種類バリエーションがあるキッチンが多いので「鏡面はカッコイイけど、手垢が目立ちそう」など、どっちにすべきか迷っている方は多いです。

そこで、鏡面とマットのどちらがおすすめなのか、自分に合う方はどちらか?を確認できるよう、それぞれのメリット・デメリットを紹介していきたいと思います。

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キッチンの鏡面とマットそれぞれのメリットとデメリット

表面に艶がある鏡面と、つや消し加工がされたマット、それぞれのメリット・デメリットを紹介していきます。

鏡面|メリット・デメリット

引用元:クリナップ|ステディアプラン写真
メリット・拭き掃除がしやすい
・高級感を演出できる
デメリット・手垢が目立つ
・床材とのコーディネートが難しい

表面がツルツルした鏡面は、スッと拭き掃除ができるので、日々のお手入れがしやすいのが魅力です。

グレードの高い鏡面であれば高級感を演出することもでき、洗礼されたキッチンをつくれます。

一方で、ブラウンやブラックなど濃い色を選択すると、特に手垢が目立ってしまうのがデメリットです。

また、床材が木材系のフローリングの場合、鏡面と合わせづらいことが多く、コーディネートに困る方も多くいます。

クロノ

私がショールームでお客様と打ち合わせした際も、床はナチュラル系にしたいから無垢材、だけど…鏡面にすると合わせづらいなぁ…と悩まれる方がいました。鏡面にする場合は、床と扉材を別で考えるか、キッチンだけクッションフロアやタイルを床材として採用するのがおすすめです。

マット|メリット・デメリット

引用元:クリナップ|ステディアプラン写真
メリット・手垢は目立ちにくい
・落ち着いた雰囲気がでる
・ナチュラル系の床材でも合わせやすい
デメリット・目立たない汚れを拭き取りにくい

マット仕上げにすると、手垢が目立ちにくく、ナチュラル系の床材でも合わせられる落ち着いた雰囲気がでるのが魅力です。

無垢材との相性も良く、家具とのコーディネートもしやすいのも魅力となっています。

しかし、鏡面よりも手垢など汚れが目立ちにくいものの、汚れがつくことには変わりありません。

クロノ

目立たないというだけなので、掃除は同じく必要です。鏡面よりも手垢などの汚れが目立たないので、汚れ自体を拭き取れているのか判断しにくいのがデメリットとなっています。

キッチンの鏡面とマットどっちがおすすめ?選び方のポイント

鏡面とマットそれぞれのメリット・デメリットを紹介してきましたが「何を重視して決めるか」と「キッチン周りの内装材の雰囲気」などによって、どちらがおすすめかが決まります。

キッチンの扉材を選ぶ際のポイントを、以下より紹介していきますので、迷っている方は参考にしてみてください。

①床・壁・天井・キッチン収納の雰囲気

クロノ

床・壁・天井・キッチン収納の雰囲気に合わせるか、採用したいキッチン扉材の雰囲気に周りを合わせるかして、統一感を出すのがおすすめです。

例えば・・

  • かっこいいキッチンにしたい!天板やシンクをステンレスで統一して、スタイリッシュなキッチンに!→鏡面がおすすめ
  • 床材は無垢材にするから、ナチュラルな雰囲気にしたい→マットがおすすめ

このように、希望する雰囲気などに合わせて決めると、扉材だけが浮いて見えることもありません。

②日常のお手入れの頻度

鏡面を選んだ上に、アイランドキッチンなどのオープンタイプにすると、来客時に手垢汚れが気になってしまいます。

普段使う自分だけならまだ我慢できる部分はありますが、普段来客が多いという場合は、こまめな拭き掃除が必要です。

クロノ

「あまり掃除に時間をさけない」という場合は、手垢が目立たないマットにした方が気兼ねなく来客を迎えられるかもしれませんね。

ただ、マットも手垢がついていないのではなく、目立っていないだけなので、衛生的に考えれば手垢が目立って掃除がしやすい鏡面の方がいい!という考え方もあります。

この辺は、それぞれの感覚的な部分なので、ストレスなく使える方を選びましょう。

③グレード(価格)

キッチンの扉材は、グレード(価格)によって選べる色柄が異なるため、色柄によっては数万円の差がでることもあります。

また、キッチンメーカー・商品によっても色柄が異なるので、選ぶメーカー・商品によっても価格が開く場合があるので、扉材重視で選ぶなら、様々な商品をチェックすることが大切です。

クロノ

さらに…依頼するリフォーム会社・建築会社によっても、販売価格が異なるので、希望する商品があれば、何社か見積もりをしてもらった上で、扉材を決めていきましょう。

キッチンの扉材を鏡面かマットどちらにするか決める際の注意点

扉材を鏡面・マットどちらにするか決める際は、必ず実物かサンプルを見ましょう。

リフォームや新築のキッチンプラン決めの時に、印刷したプラン資料とカタログが渡されるかと思いますが、印刷資料のみで決めるのは危険です。

印刷機や画面によって色の見え方が違う

印刷されたキッチン資料は、印刷機や画面によって色の見え方が違うので、実際に納品されたキッチンを見て「こんな色だと思わなかった」と失敗することも….。

照明の当たり方によっても色味は異なって見えるので、必ずショールームやモデルルームで実物を確認しておくことが大切です。

小さいサンプルではイメージと大きく違うこともある

「色の面積効果」という現象により、同じ色でも面積が違うと明るく見えたり、逆に暗く見えたりするので、小さいサンプルのみで決めるのも危険です。

「イメージと違った」という失敗をしないよう、ショールームなどで実際の扉サイズにおける色の見え方を必ずチェックしましょう。

クロノ

ショールームが住んでいるエリアや近くにないと、足を運ぶのが難しいケースもあります。

そんな時は、リフォーム会社やメーカーのショールームアドバイザーに相談して、扉材の写真を送ってもらうのがおすすめです。

ショールームには、実際のサイズに扉材が揃っているので、カタログだけで決めるよりも、より実際のキッチンに近い環境での色の見え方を確認できます。

キッチンメーカー・商品ごとに鏡面とマットな扉材を紹介

鏡面の仕上げ方や色柄は、キッチンメーカーや商品ごとに異なるので、お気に入りの扉材を探すなら各メーカーのカタログなどをチェックするのがおすすめです。

以下より、抜粋して紹介していくので、気になったメーカー・商品をチェックして、鏡面・マットのどちらにするか考えてみてください。

LIXIL|リシェル

鏡面|クレストカラーシリーズ クレストレッド

引用元:LIXIL|リシェルカタログ

マット|リアルウッドシリーズ テルウォルナット

引用元:LIXIL|リシェルカタログ

パナソニック|ラクシーナ

鏡面|シェードブラウン

引用元:パナソニックキッチンおすすめプラン集

マット|ネイビーオーク

引用元:パナソニックキッチンおすすめプラン集

​​【おまけ】我が家はマットなキッチン扉を選びました

クロノ

筆者(クロノ)が2020年に新しいキッチンを設置した際には、マットな扉材を選びました。今はないシリーズですが、LIXILのアレスタという商品です。

理由は「無垢材(床材)に合わせるためと、手垢が目立ちにくいから」です。(無垢材は、アカシアという木材です。)

水や調味料がはねた時は拭き掃除をしてますが、使用開始から4年間、ガッツリ拭き掃除をしたという記憶はありません。

キッチンの雰囲気にもマッチしていますし「他の扉材にすればよかった」と思うこともなく、とても気に入っています。

キッチン扉材を鏡面とマットどちらにするかは3つのポイントで検討するのがおすすめ

メリットデメリット
鏡面・拭き掃除がしやすい
・高級感を演出できる
・手垢が目立つ
・床材とのコーディネートが難しい
マット・手垢は目立ちにくい
・落ち着いた雰囲気がでる
・ナチュラル系に合わせやすい
・目立たない汚れを拭き取りにくい

鏡面・マットそれぞれメリット・デメリットがあるので、特徴を理解した上で、以下の3つのポイントからどちらにするか選ぶのがおすすめです。

①床・壁・天井・キッチン収納の雰囲気
②日常のお手入れの頻度
③グレード(価格)

記事内容まとめ

【鏡面がおすすめ】

  • 可愛いよりかっこいいキッチンにしたい
  • 床材をフロアタイル、クッションフロアの石目調など、フローリング以外を選ぶ
  • ダイニングテーブルなども光沢感のある仕上げを採用する


【マットがおすすめ】

  • かっこいいより、可愛い感じやナチュラルテイストにしたい
  • 床材にはフローリングを採用する(無垢材を選ぶなら、なおマットがおすすめ!)
  • ダイニングテーブルなどの家具は、木材を採用する
クロノ

印刷されたプラン資料や小さいサンプルで決めず、ショールームにある実際の扉サイズで色味を確認して決めましょう。「こんな感じなら、マットにすればよかったな〜」など、後悔しないためには、実際のサイズでの確認が必要です。

noteにて、具体的なおすすめキッチン照明プランについて解説していますので、合わせてこちらもぜひチェックしてみてください。>>「おすすめのキッチン照明プランを解説!」

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