リフォーム工事の時の差し入れについて「業者に喜ばれるものは何か?」と「差し入れの時の注意点」を解説していきます。
これからリフォームが始まる方は、参考にしてみてください。
リフォーム工事中の差し入れで業者や職人に喜ばれるもの
業者や職人の好みなどにもよりますが、以下のポイントを押さえておくと喜ばれます。
- 飲み物ならペットボトル
- お菓子なら個包装のもの
- 溶けたり腐ったりしないもの
飲み物ならペットボトル
業者や職人は、リフォーム工事の進み具合をみながら休憩をするので、長時間しっかり休めるわけではありません。
そのため、業者や職人が休憩の都度フタをあけて飲めるようなペットボトルがおすすめです。
また、工事現場は板を切ったり塗料を使ったりするため、フタがない缶コーヒーでは衛生上よろしくありません。
床に置いて保管していた場合、作業中に倒れて飲料がこぼれてしまう恐れもあるので、フタのあるペットボトルだとありがたいです。
工務店勤務時代、現場で缶コーヒーをいただくことがありましたが、保管場所に困る場面がありました…。
持ち運びをするようなシーンでも、ペットボトルの方が喜ばれます!
カップにコーヒーは作業を中断させてしまう
室内でのリフォームをする時、カップにコーヒーをいれて差し入れをする場合もありますが「すぐに飲まなければいけない状況」になってしまうため、おすすめしません。
業者や職人の作業を中断させてしまうので、室内のリフォームであっても、ペットボトルがおすすめです。
お菓子なら個包装のもの
飲み物にお菓子をつける場合は、個包装で、綺麗に保管できるようなものを選びましょう。
お菓子にも好みがある他、体調の関係で食べられないケースもあるので、現場では食べない場合も多いです。
業者や職人に気を遣わせないよう、下記のような扱いやすい個包装のお菓子を差し入れに選ぶのがおすすめです。
溶けたり腐ったりしないもの
夏は暑いからアイスを差し入れしよう!
おもてなしといえば、お高いケーキよね
と張り切って差し入れをする方もいますが、溶けたり腐ったりしないものがおすすめです。
業者や職人は、必ず10時や3時に休むわけではなく、工事の進捗状況に応じて休憩を入れるので、そのため「すぐに食べなければいけないもの」は避けるようにしましょう。
リフォーム工事中に業者や職人へ差し入れする際の注意点
リフォーム工事時の差し入れは、必須ではないものの、90%以上の方が差し入れを行っています。
しかし、差し入れをするときには、以下のことに注意しましょう。
1. 工事の進捗やスケジュールに合わせて差し入れをする
工事中に頻繁に差し入れをすると、業者や職人の仕事の邪魔になったり、食べきれなかったりする可能性があります。
そのため、1日に1回程度、休憩時間や昼食時間などに差し入れをするのが適切です。
2. 好みやアレルギーに配慮して差し入れを選ぶ
辛いものや甘いものが好きな人、コーヒーやお茶が好きな人など、好みはそれぞれ異なります。
また、アレルギーがある人がいる点も注意しなければいけません。
そのため、事前にメインで対応してくれている「現場監督や営業」などに業者や職人の好みやアレルギーを聞いておくと良いでしょう。
もし聞けない場合は、万人受けされやすいものや、アレルギー表示があるものを選ぶと安心です。
また、温かいものや冷たいものは温度管理が難しいため、常温で保存できるものや個包装されているものを選ぶと、もらう方への配慮としては適切となります。
3. 差し入れの量や価格に気をつける
差し入れの価格は、高すぎると気を使わせたり、恩着せがましく感じられたりする可能性があるので「1人当たり100円から300円程度のもの」が妥当です。
私が現地調査などの作業でお伺いした際は、缶コーヒーやペットボトルのお茶を1本いただくことが多くありました。
飲み物であれば1本、少しつまめるようなお菓子であれば個包装のもので2つずつ程度がちょうどいいと思います!
差し入れは業者や職人とのコミュニケーションの一つの手段でもあります。
差し入れをきっかけに、業者や職人に不安な部分や不明点などを相談するなどして、リフォームの成功につなげましょう。
リフォーム工事時に業者や職人へ差し入れする際のよくある質問
疑問に思いやすい点を紹介していきます。
1週間以上リフォーム工事がかかる場合は毎日差し入れをすべき?
毎日差し入れする必要はありません。
2〜3日に1回程度で充分です。
飲み物は何を選ぶのがいい?コーヒー?お茶?
1番良いのは、事前に現場監督や営業に「差し入れをしたいのですが、現場にいらっしゃる方々は、コーヒーは飲めますか?飲めない方がいらっしゃったら教えてください」と話しておくことです。
「ちょっと聞けないな〜」という時は、ペットボトルのお茶であれば、好みが分かれづらいのでおすすめです。
以下のようなノンカフェインのお茶であれば、カフェインが飲めない人でも問題ないので、気を遣うことなく渡せます
また、5人程度大工さんがいるのであれば、全て同じ飲料ではなくバリエーションをもたせるケースもあります。
例えば、私が職人への差し入れをした時は
・コーヒー(ブラック・微糖・カフェオレを1本ずつ)×3本
・お茶×2本
という内訳で買っていくことが多かったです。
コーヒーといっても、ブラック・微糖・カフェオレ系など、好みが1人1人違いますので、なかなか把握できません。
しかし「選択肢」があれば、職人のグループの中で、うまく配分してくれます。私が担当していた現場の方々は、うまく分け合っていました(笑)
ペットボトルの飲み物や個包装されたお菓子が喜ばれる
差し入れについては、好みや年齢層に応じてベストなものは変わりますが、ペットボトルの飲料や個包装のお菓子であれば、作業の邪魔にはなりません。
工事作業を中断させてしまわないように注意して、業者や職人へ無理のない範囲で差し入れをしましょう。