タカラスタンダードのシステムバスを検討している方なら、「プレデンシア」と「グランスパ」のどちらにするか迷っている方も多いはずです。
この2つ、どちらもタカラスタンダードの人気ラインナップですが、価格・浴槽素材・ターゲット層がまったく異なります。
結論から言うと、「お風呂に高級感・保温性を求めるならプレデンシア」「コストパフォーマンス重視でしっかり機能も欲しいならグランスパ」が選ぶべき指針です。
この記事では、リフォームのプロ目線でこの2製品を徹底比較します。
プレデンシアとグランスパ、最大の違いは「浴槽素材」
この2つを比較するうえで、最初に押さえるべき違いがあります。
それが「浴槽の素材」です。
ここを理解するだけで、どちらが自分に合っているかがほぼ決まります。
プレデンシアは「鋳物ホーロー浴槽」が最大の武器

プレデンシアには、タカラスタンダードのラインナップのなかで唯一「鋳物ホーロー浴槽」が採用されています。
鋳物ホーローとは、鉄を鋳型に流し込んだ分厚い鋳物の表面に、ガラス質の釉薬を焼き付けたもの。
表面はなめらかなガラス質、内部は蓄熱性の高い鉄で構成されています。
お湯が冷めにくく、身体の芯から温まるという特性があり、冬場の入浴や、家族の入浴時間がバラバラな家庭に特に向いています。
追い焚きの回数を減らせるため、光熱費の節約にもつながります。
グランスパは「アクリル人造大理石浴槽」またはFRP浴槽を選べる

グランスパの浴槽は、アクリル人造大理石浴槽(キープクリーン浴槽)かFRP浴槽の2種類から選択できます。
アクリル人造大理石は光沢感があり、触れたときのなめらかな肌触りが特徴。
プレデンシアの鋳物ホーローほどの保温性はありませんが、毎日の掃除のしやすさと価格のバランスが取れており、多くの方に選ばれています。
クロノFRP浴槽はさらに価格を抑えたい方向けの選択肢で、軽くて扱いやすいのが特徴です。
価格比較|プレデンシアとグランスパはどのくらい違う?
浴室リフォームを検討するうえで、価格は最も気になる点の一つ。
2つのシリーズの価格差は、思った以上に大きいです。
プレデンシアの価格帯


プレデンシアは、最小サイズ(S1216:0.75坪相当)の基本セットで約121万9,000円〜です。
これに工事費・オプションが加算されると、総額は150万円〜200万円超になるケースも珍しくありません。



タカラスタンダードのシステムバスの中では最上位グレードにあたり、素材・デザイン・機能のすべてで最高水準を求める方向けの価格設定です。
グランスパの価格帯


グランスパは、キープクリーン浴槽仕様で約68万4,000円〜、FRP浴槽仕様では約41万8,000円〜とプレデンシアに比べてぐっと手が届きやすい価格です。
工事費を含めた総額では80万円〜130万円前後が目安になります。
機能性はプレデンシアと共通するオプションも多く、コストパフォーマンスの高さが最大の魅力です。



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機能・性能の比較
価格と素材の違いはわかった、でも機能はどうなの?という方のために、主な機能を比較します。
保温性・断熱性


保温性においては、プレデンシアが圧倒的に優れています。
鋳物ホーロー浴槽は浴槽自体が蓄熱するため、お湯の温度が長時間保たれます。
また、壁パネルにも断熱材が施されており、浴室全体が「魔法瓶」のように熱を逃がしにくい構造になっています。



グランスパも断熱性能は十分ですが、浴槽の保温力でいえばプレデンシアには及びません。
掃除のしやすさ(防汚性)


両モデルとも、壁パネルにはタカラスタンダード独自の「ホーロークリーン浴室パネル」が採用されています。
ホーロー素材の壁は表面がガラス質のため汚れが染み込まず、シャワーとスポンジで簡単に落とせます。
床面も両シリーズとも「キープクリーンフロア」が標準仕様(またはオプション)で、カビが生えにくい構造です。



掃除のしやすさはプレデンシア・グランスパともに高い水準にあります。
マグネット収納


両シリーズともにホーロー壁を採用しているため、マグネット対応のラックや収納グッズを自由に設置できます。
市販のマグネット収納グッズも使えるため、収納カスタマイズの自由度が高い点はタカラスタンダード全体の強みです。



シャンプーボトルや桶を浮かせて収納できるため、床に物を置かずに済み、掃除もより楽になります。
オプション機能(肩包み湯・バスジェットなど)


「肩包み湯」や「うるぽか湯」「バスジェット」などの入浴体験を高めるオプション機能は、プレデンシア・グランスパともに選択可能です。
機能面での差はそれほど大きくなく、グランスパでもプレデンシアと同等の入浴体験を得られるオプションを選べます。



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デザイン・高級感の比較
浴室は毎日使う空間だからこそ、見た目にもこだわりたいという方も多いです。
プレデンシアのデザイン


プレデンシアは高級ホテルのような空間演出が最大の特徴です。
天然水晶を使用した「クォーツストーン製カウンター」、石目調の壁パネル、間接照明のオプションなど、全体的にラグジュアリーな仕上がりになります。
浴槽の鋳物ホーロー素材そのものが放つ重厚感と光沢感は、他の素材では代替できない唯一の質感です。
グランスパのデザイン


グランスパも十分に美しいデザインですが、プレデンシアと比べると素材の高級感という点ではワンランク下がります。
一方、壁パネルのカラーバリエーションやデザインの選択肢は豊富で、自分好みの空間に仕上げやすい柔軟さがあります。
「高級感よりも使いやすさとデザインのバランスを重視したい」という方にはグランスパが向いています。
サイズ展開・リフォームへの対応力
リフォームで意外と見落としがちなのが「サイズの対応力」です。
2.5cm刻みの「ぴったりサイズ」に対応


タカラスタンダードは他メーカーと異なり、間口・奥行ともに2.5cm刻みでサイズ調整ができる「ぴったりサイズシステムバス」に対応しています。
梁や柱がある浴室、変形した浴室スペースでも、デッドスペースなく最大限の広さを確保できます。
プレデンシア・グランスパともにこのサイズオーダーに対応しており、既存の在来工法や古いユニットバスからのリフォームでも幅広く対応できる点が大きな強みです。
戸建て・マンション、両方に対応
プレデンシア・グランスパともに、戸建て向けとマンション向けの両方がラインナップされています。
マンションリフォームの場合は管理組合の規定や排水位置の制約があるケースもありますが、タカラスタンダードのショールームで相談すれば適切なプランを提案してもらえます。



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どちらを選ぶべき?プロが教える判断基準
ここまでの比較を踏まえ、リフォームのプロとして「どちらを選ぶか」の基準をお伝えします。
プレデンシアをおすすめする人


以下のような方にはプレデンシアをおすすめします。
・お風呂好きで、毎日の入浴時間を極上のものにしたい方
・冷え性で、お湯が冷めにくい浴槽を求めている方
・家族の入浴時間がバラバラで、追い焚き回数を減らしたい方
・高級ホテルのような浴室空間を自宅に再現したい方
・長期的に見て質の高いものに投資したい方
予算の上限を設けず「最高のお風呂を作りたい」という方には、プレデンシア一択です。
グランスパをおすすめする人


以下のような方にはグランスパをおすすめします。
・リフォーム予算を100万円前後に抑えたい方
・掃除のしやすさと使い勝手のバランスを重視する方
・オプションで機能をカスタマイズしたい方
・プレデンシアの機能は魅力的だが、価格がネックになっている方
実際、グランスパは2022年の発売以来、コストパフォーマンスの高さから多くのリフォーム現場で採用されています。



「鋳物ホーロー浴槽にはこだわらなくていい」という方にとっては、グランスパで十分すぎるほどの満足感が得られます。
【まとめ】プレデンシアとグランスパの違いは「浴槽素材と価格」、選ぶ基準は「お風呂への投資額と保温性へのこだわり」


プレデンシアは鋳物ホーロー浴槽による圧倒的な保温性と高級感が最大の強み。
価格は高めですが、毎日のバスタイムに特別な体験を求める方や、長期間使い続けることを重視する方に最適です。
グランスパはアクリル人造大理石またはFRP浴槽を採用し、コストを抑えながらもホーロー壁の快適さやオプション機能を享受できるモデル。
「機能は欲しいが予算は現実的に」という方の最有力候補です。
どちらのシリーズも、タカラスタンダードのショールームで実物を確認することを強くおすすめします。
見積もりはその場で作ってもらえるため、予算感の確認にも役立ちます。複数の業者から見積もりを取り、納得できる選択をしましょう。



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