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【後悔しないために】クリスタルカウンターのデメリット5選!黄ばみや傷は?実際の評判と対策を徹底解説

TOTOのシステムキッチン「ザ・クラッソ」などで選べるクリスタルカウンター。 その名の通り、水晶のような透き通る美しさと、ふわりと光を通す質感は、他のキッチン素材にはない圧倒的な魅力を持っています。ショールームで一目惚れをして、「絶対これがいい!」と決める方も少なくありません。

しかし、キッチンは毎日過酷に使う場所です。 「こんなに綺麗だと、すぐに傷がつくんじゃないか?」 「熱い鍋を置いたら割れるのでは?」 「長く使うと黄ばんでくるって本当?」

そんな不安を抱えて検索されている方も多いはずです。 結論から言うと、クリスタルカウンターには明確なデメリットが存在します。しかし、それを上回るメリットと、簡単なメンテナンス方法があるのも事実です。

クロノ

この記事では、クリスタルカウンターの良い面も悪い面もすべて正直に解説します。リフォームや新築で後悔しないための判断材料としてお役立てください。

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1. クレームの元?クリスタルカウンターの5つのデメリット

まずは、皆さんが一番気になっている「ネガティブな要素」から見ていきましょう。口コミや実際の使用感から浮かび上がる主なデメリットは以下の5つです。

① 細かい「すり傷」がつきやすい

クリスタルカウンターは、硬い物を引きずると細かい傷がつきます。 ステンレスのバイブレーション仕上げや、セラミックトップのような「硬度」はありません。特に、光が透過する素材であるため、西日が差し込む角度や照明の当たり方によっては、表面の細かいヘアライン状の傷が目立って見えることがあります。

【対策】 実は、クリスタルカウンターは「自分で磨いて修復できる」のが最大の特徴です。市販のメラミンスポンジやナイロンたわしで磨くことで、表面の小傷を消し、新品のような輝きを取り戻せます。これは、傷がついたらプロに頼まないと直せない他の素材にはない強みです。

② 「熱」に対する絶対的な強度はセラミックに劣る

TOTOの公式スペックでは「耐熱温度360℃以上」とされており、うっかり熱い鍋を置いても変色しにくい素材です。しかし、これは「変色・変形」に対する耐性であり、急激な温度変化による「熱割れ(サーマルショック)」のリスクがゼロではありません。

特に、冷え切ったカウンターに、直火から下ろした直後の高温のフライパン(200℃以上)を長時間放置するのはリスクがあります。

【対策】 基本的には鍋敷きを使用する習慣をつけましょう。ただ、調理中に「ちょっと仮置き」する程度なら問題ないほどの高い耐熱性は持っています。

③ しつこい汚れ(カレー・キムチ)の色移り懸念

素材の特性上、長時間汚れを放置すると色素沈着を起こす可能性があります。特にカレー、キムチ、コーヒー、赤ワインなどの色が濃い液体を一晩放置してしまうと、うっすらとシミになることがあります。

【対策】 汚れたらすぐに拭き取るのが基本です。もしシミになってしまっても、クリスタルカウンターなら「薄めた漂白剤(キッチンハイター等)」の使用が可能です。また、前述の通り「表面を軽く削る(磨く)」ことで、染み込んだ汚れごとリセットすることも可能です。

④ 衝撃で「欠ける」ことがある

クリスタルカウンターに使われているエポキシ樹脂は、非常に強靭な素材ですが、一点に強い力が加わる衝撃には注意が必要です。例えば、重い中華鍋や缶詰を高いところから角に落としてしまった場合、表面が「欠け」たり「クラック(ひび)」が入ったりすることがあります。

【対策】 普通の調理動作で割れることはまずありません。吊り戸棚から重いものを落とさないよう注意するなど、常識的な範囲での使用であれば過度な心配は不要です。

⑤ 価格が高い(オプション費用がかさむ)

最大のデメリットは「価格」かもしれません。TOTOのキッチンの中でもグレードの高い素材であるため、標準の人造大理石やステンレスから変更する場合、十数万円〜の増額になるケースが多いです。予算オーバーの原因になりやすく、最終的に諦める人もいます。

2. なぜTOTOだけ?「エポキシ樹脂」と「人造大理石」の決定的な違い

「他のメーカーの人造大理石と何が違うの?」という疑問を持つ方も多いでしょう。 実は、一般的な人造大理石(アクリル系・ポリエステル系)と、TOTOのクリスタルカウンター(エポキシ系)は、化学的に全く別の素材です。

TOTOは、半導体の封止材や航空機の部品などにも使われる高機能な「エポキシ樹脂」をキッチンカウンターに応用する技術を持っています。これが、他メーカーが真似できない透明感と耐熱性を両立している理由です。

一般的な人造大理石が「石に似せたプラスチック」だとすれば、クリスタルカウンターは「科学の力で作られた新しい宝石」のようなイメージです。

3. デメリットを上回る!クリスタルカウンターを選ぶ3つの理由

ここまでデメリットをお伝えしましたが、それでも多くのユーザーがクリスタルカウンターを選ぶのには理由があります。

① 圧倒的なデザインと「光」の演出

クリスタルカウンターの最大の魅力は、光の透過です。自然光が入ると柔らかく発光しているように見え、夜にダウンライトを当てると幻想的な雰囲気を醸し出します。 また、シンクとカウンターの継ぎ目が完全に一体化しているため、汚れが溜まる隙間がなく、見た目も非常にスマートです。

② ずっと触っていたくなる「すべすべ」の質感

ショールームに行った人が驚くのがその手触りです。石のように冷たくなく、プラスチックのように安っぽくもない。 「すべすべ」とした滑らかな感触は、パン生地を捏ねたり、お皿を並べたりする際の音も静かにしてくれます。金属音が苦手な方には特におすすめです。

③ 経年劣化を「リセット」できるメンテナンス性

これが最強のメリットです。

  • ステンレス: 傷がつくと消せない。水垢が目立つ。
  • 普通の人造大理石: 変色すると戻らない。
  • クリスタルカウンター: 「磨けば戻る」

10年使って傷だらけになっても、プロの研磨(または自分で丁寧に研磨)を行えば、表面を薄く削り取ることで新品同様の輝きが蘇ります。この「再生能力」こそが、高い初期投資を回収できるポイントです。

4. 【口コミ検証】実際に使っている人のリアルな声

ネット上にあるオーナー様の声を、良い点・悪い点に分けて分析しました。

悪い口コミ・後悔の声

「新築3ヶ月でうっかり缶詰めを落としてしまい、小さな欠けができてショック…。補修キットで直しましたが、やはり衝撃には気を使います。」(30代女性)

「黒っぽい色のクリスタルカウンターを選んだら、水垢や拭き跡が結構目立ちます。透明感がある分、汚れが見えやすいのかも。」(40代男性)

「夫が熱いフライパンを直接置いてしまい、ヒヤッとしました。変化はありませんでしたが、精神衛生上よくないです(笑)」(50代女性)

良い口コミ・満足の声

「夜、キッチンでお酒を飲むのが楽しみになりました。間接照明に照らされたカウンターが本当に綺麗で、これにして良かったと毎日思います。」(40代男性)

「カレーのシミがついて焦りましたが、メラミンスポンジで軽く擦ったら本当に消えました!メンテナンスが楽なのは本当でした。」(30代女性)

「遊びに来た友人に必ず『このキッチンどこの!?』と褒められます。LDKの主役になる存在感があります。」(50代女性)

5. 他の素材と比較:あなたに向いているのはどっち?

迷いがちな他の素材と比較してみましょう。

vs ステンレス(バイブレーション仕上げ等)

  • ステンレスが向いている人: プロ厨房のような機能美が好き。傷も「味」として楽しめる。熱い鍋をガンガン置きたい。
  • クリスタルが向いている人: リビングのようなインテリア性を重視する。ステンレスの水垢や冷たい印象が苦手。

vs セラミック(リクシル「リシェル」等)

  • セラミックが向いている人: 絶対に傷をつけたくない。焼き網や高温の鍋を直置きしたい。重厚感・高級感が欲しい。
  • クリスタルが向いている人: 明るく透明感のあるキッチンにしたい。セラミックの硬質なカチャカチャ音が苦手。予算を少し抑えたい(セラミックよりは安価な場合が多い)。

vs 一般的な人造大理石

  • 人造大理石が向いている人: とにかくコストを抑えたい。標準仕様で十分。
  • クリスタルが向いている人: 人造大理石の「プラスチック感」が嫌。長く美しさを保ちたい。

6. 長く美しく保つための「お手入れ・掃除方法」

クリスタルカウンターを導入する場合、以下のメンテナンス知識を持っていれば「デメリット」は怖くありません。

普段のお手入れ

  • 基本: 水拭きでOK。油汚れは中性洗剤を含ませた布で拭き取ります。
  • 拭き跡対策: 最後に乾拭きをすると、クリスタルの輝きが増します。

黄ばみ・シミへの対処

  • 軽い汚れ: メラミンスポンジに水を含ませて軽く擦る。
  • 頑固な汚れ: キッチン泡ハイターなどの塩素系漂白剤を塗布し、数分置いてから洗い流す。
  • 注意点: シンナーや除光液などの溶剤は表面を傷める可能性があるため使用禁止です。

傷の修復(リフレッシュ)

  1. 浅い傷: ナイロンたわし(スコッチブライトの硬い面など)で円を描くように磨く。
  2. 仕上げ: クリームクレンザーをつけてさらに磨き、水拭きする。
    • ※TOTO公式から専用のメンテナンスキットも販売されています。

7. よくある質問(FAQ)

柄入りと単色、どっちが傷が目立ちにくい?

柄入りの方が目立ちにくいです。 「木漏れ日」や「花吹き」などの柄が入ったタイプは、視覚的に傷や汚れが紛れるため、神経質にならずに使えます。逆に「クリスタルホワイト」などの単色は、透明感が高い分、細かい傷が見えやすい傾向にあります。

数年経つと紫外線で変色しませんか?

ほとんど変色しません。 TOTOのエポキシ樹脂は耐候性に優れており、窓際で日光が当たっても、昔のプラスチックのように黄色く変色することはまずありません。10年以上使用しているユーザーの口コミでも、透明感が維持されているという声が多数です。

シンクもクリスタルにすべき?

予算が許せば「すべり台シンク(クリスタル)」がおすすめ。 カウンターとシンクが段差なく繋がるシームレスデザインは掃除が劇的に楽です。ただ、シンクはカウンター以上にハードに使われる場所なので、傷を気にする方はシンクのみ「ステンレス」や「人工大理石」にするハイブリッドな選択も可能です。

まとめ:クリスタルカウンターは「育てる」キッチン

クリスタルカウンターのデメリットをまとめると、以下のようになります。

  1. 硬いものを引きずると傷がつく
  2. 衝撃で欠けるリスクがある
  3. 汚れ放置はシミの原因になる

しかし、これらは**「磨けば消える」「漂白できる」という強力なリカバリー能力**によって解決可能です。 「傷がつかない素材」ではありませんが、「傷ついても直せる素材」であること。これがクリスタルカウンターが長く愛される理由です。

  • リビングのような明るいキッチンにしたい
  • 掃除をするたびにときめくようなデザインが良い
  • 自分で手入れをして愛着を持ちたい

このように考える方にとって、クリスタルカウンターは最高の選択肢になるはずです。 逆に、「絶対にメンテナンスフリーが良い」「道具としてガシガシ使いたい」という方は、ステンレスやセラミックを検討した方が幸せになれるかもしれません。

ぜひショールームで、実際にその「透け感」と「手触り」を確かめてみてください。写真では伝わらない感動が、そこにはあります。

安くキッチンをリフォームするなら相見積もりが必須

リフォーム業者ごとにキッチンの販売価格が異なるため、より安くキッチンを交換したい場合は相見積もりが必要です。3社ほどに見積もりを依頼して、比較検討しましょう。

クロノ

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