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【徹底比較】TOTOクラッソ vs タカラスタンダード レミュー!後悔しないハイグレードキッチンの選び方

「せっかくのリフォーム、最高級のキッチンを入れたいけれど、TOTOの『ザ・クラッソ』とタカラスタンダードの『レミュー』、どちらにするか決められない……」そんな悩みを抱えていませんか?

どちらも各メーカーが威信をかけて開発した最上位モデル(フラッグシップモデル)です。デザイン性、機能性ともに最高レベルにあるため、迷うのは当然です。

しかし、この2つは「素材」と「設計思想」が全く異なります。

  • TOTO ザ・クラッソ: 「光」と「水」を操る、透明感あふれるデザインと除菌機能。
  • タカラスタンダード レミュー: 「鉄」と「ガラス」の強さ。圧倒的な耐久性と家事ラク機能。

この記事では、リフォームのプロの視点から、カタログだけでは分からない「クラッソ」と「レミュー」の決定的な違いを徹底比較します。

あなたのライフスタイルに合うのはどちらなのか、この記事を読めば答えが必ず見つかります。

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1. 【結論】クラッソとレミュー、あなたはどっち派?

まずは結論からお伝えします。細かいスペックを見る前に、ご自身の直感と好みをチェックしてみてください。

TOTO「ザ・クラッソ」がおすすめな人

  • 「クリスタルカウンター」の透明感や光の透過に心を奪われた人。
  • 生活感のない、ノイズレスでスッキリしたデザインを好む人。
  • 「きれい除菌水」で、まな板や布巾の衛生管理を徹底したい人。
  • リビングと一体化する「家具」のようなキッチンが欲しい人。

タカラスタンダード「レミュー」がおすすめな人

  • 何十年使っても新品同様の輝きを保ちたい「高品位ホーロー」の耐久性に惹かれる人。
  • 「クォーツストーン」の重厚感や天然石の風合いが好きな人。
  • 油汚れをゴシゴシ拭きたい、掃除の手間をとにかく減らしたい人。
  • マグネットを使って、壁や引き出しの中を自由にカスタマイズしたい人。

2. クラッソ vs レミュー 比較一覧表

まずは両者の基本的なスペックと特徴を比較表で確認しましょう。

比較項目TOTO ザ・クラッソ (THE CRASSO)タカラスタンダード レミュー (Lemure)
最大の特徴クリスタルカウンター&きれい除菌水高品位ホーローキャビネット&家事らくシンク
ワークトップ素材クリスタル(エポキシ樹脂)、人工大理石、ステンレスクォーツストーン、人造大理石、ステンレス
キャビネット素材木製・パーティクルボード等高品位ホーロー(鉄+ガラス)
清掃性段差のない設計、除菌水でヌメリ抑制油汚れが水拭きで落ちる、染み込まない
シンク機能スクエアすべり台シンク(水がスイスイ流れる)家事らくシンク(3層構造で汚れない)
収納ノイズレスデザイン、連動内引き出し足元スライド、マグネット仕切り
デザイン性直線的、浮遊感、モダン、薄い天板重厚感、ラグジュアリー、高級感
価格帯(定価)約120万円~約120万円~

3. 【徹底対決】5つのポイントで見る詳細比較

ここからは、購入後の満足度を左右する重要な5つのポイントについて、詳しく掘り下げていきます。

対決①:ワークトップ(天板)の美しさと強度

キッチンの「顔」とも言えるワークトップ。ここでは両者の性格がはっきり分かれます。

TOTO クラッソ:光を透過する「クリスタルカウンター」

クラッソを選ぶ最大の理由と言っても過言ではないのが「クリスタルカウンター」です。 通常の人造大理石とは異なり、エポキシ樹脂を使用しているため、光を透過します。

  • メリット: 朝日やダウンライトの光を受けて、キッチン全体が明るく幻想的な雰囲気になります。熱に強く(約360℃)、硬い物が落ちても割れにくい粘り強さがあります。
  • 擦り傷への対応: 細かい傷ならメラミンスポンジで磨けば元通りになるメンテナンス性の良さも魅力です。

タカラ レミュー:天然石の風合い「クォーツストーン」

レミューの代名詞は、天然水晶(クォーツ)を93%以上使用した「クォーツストーン」です。 キラキラとした輝きと、本物の石のような重厚感があります。

  • メリット: とにかく硬く、傷がつきにくいです。食材を置いた時の「コトッ」という音が高級感を演出します。クリスタルカウンターが「光と軽やかさ」なら、クォーツストーンは「重厚とラグジュアリー」です。

判定:

  • 明るさ・軽やかさを求めるなら クラッソ
  • 高級感・重厚感を求めるなら レミュー

対決②:掃除のしやすさと「素材」の力

キッチンは毎日汚れる場所です。「10年後も綺麗か?」という視点で比較します。

TOTO クラッソ:科学の力「きれい除菌水」

TOTOの強みは、トイレや洗面台で培った水回り技術です。 標準搭載(またはオプション)の「きれい除菌水」は、水を電気分解して次亜塩素酸を含む水を作り出します。

  • 仕上げの一吹き: 最後に網カゴやシンクに吹きかけるだけで、ヌメリやピンク汚れの原因菌を抑制します。
  • 形状の工夫: シンクとカウンターのつなぎ目や、排水口の段差を極限までなくした設計で、汚れが溜まる隙間がありません。

タカラ レミュー:素材の勝利「高品位ホーロー」

タカラスタンダード最強の武器、「高品位ホーロー」。 鉄のベースにガラス質を高温で焼き付けた素材で、キャビネットの扉、内側、引き出しの底まで全てホーローです。

  • 油汚れに最強: 油性ペンで書いても水拭きで消えるほど、油汚れが染み込みません。揚げ物をよくする家庭には最強の味方です。
  • 湿気に強い: 木材ではないので、水漏れや湿気で腐食することがありません。シロアリの心配もゼロ。
  • ゴシゴシ洗える: 金タワシで擦っても傷つかないほどの硬度があります。

判定:

  • 菌・ヌメリ対策を重視するなら クラッソ
  • 油汚れ・経年劣化対策を重視するなら レミュー

対決③:シンクの使い勝手

TOTO クラッソ:スクエアすべり台シンク

シンプルイズベストを極めたシンクです。 シンクの底に傾斜があり、水を流すと野菜くずなどが自然と排水口へ流れていく「すべり台」構造になっています。 デザインも真四角(スクエア)で、モダンな印象を与えます。

タカラ レミュー:家事らくシンク

「洗う・切る・捨てる」をシンク内で完結させる、3層構造のシンクです。 スライド式のまな板や水切りプレートを使うことで、シンクの上で調理が完結します。

  • 汚れない: パスタの湯切りや、魚の処理をシンク内で行えるため、ワークトップが汚れません。
  • 衛生的: 生ゴミをすぐに下のゴミポケットへ捨てられます。

判定:

  • シンプルな清掃性なら クラッソ
  • 調理効率アップなら レミュー

対決④:収納力と整理整頓

TOTO クラッソ:連動内外引き出し

クラッソのデザインは「ノイズレス」。取っ手をなくし、ラインを揃えることにこだわっています。 収納は、一度引くと中の内引き出しも一緒に出てくる連動式などを採用し、ワンアクションで必要なものが取り出せる工夫があります。 ただ、キャビネット自体は木製ベースなので、調味料のこぼれなどは拭き取る必要があります。

タカラ レミュー:マグネット収納の自由度

レミューの収納は「中もホーロー」であることが最大のメリットです。

  • マグネット仕切り: 引き出しの中で、お皿や鍋のサイズに合わせてマグネットの間仕切りを自由自在に動かせます。これにより、収納効率が格段に上がります。
  • フロントポケット: シンク手前に「パカッ」と開くポケットがあり、包丁やラップなど使用頻度の高いものをサッと取り出せます。

判定:

  • 収納内部のカスタマイズ性レミュー の圧勝です。

対決⑤:デザインの世界観

ここは好みが分かれる最大のポイントです。

TOTO クラッソ:浮遊感(フローティングデザイン)

クラッソのデザインコンセプトは、家具のような佇まい。 特筆すべきは「クリスタルカウンターの薄さ」と、キャビネットが床から浮いているように見える「フローティングデザイン」(オプション)です。 取っ手などの凹凸を極限まで排除し、水平・垂直のラインが美しい、洗練された都会的なデザインです。

タカラ レミュー:邸宅のような重厚感

レミューは、彫りの深い扉デザインや、あえて見せる高級な取っ手など、「デコラティブ(装飾的)」な美しさがあります。 もちろんシンプルモダンな扉もありますが、全体的に「ドシッ」とした安定感、高級ホテルのようなラグジュアリーな雰囲気が得意です。

4. 価格についてのリアルな話

カタログ価格(定価)はどちらも120万円~と同じようなスタートラインですが、実際のリフォーム総額はどうなるのでしょうか?

値引き率の違い

業界の通例として、以下のような傾向があります。

  • TOTO: 工務店やリフォーム会社への卸値において、一定の「掛率(値引き)」が存在します。そのため、定価からある程度(例えば20〜30%など※業者による)安くなるケースが多いです。
  • タカラスタンダード: 「適正価格」を掲げており、定価設定を最初から低く(実勢価格に近く)設定しています。そのため、「値引き率は非常に低い(ほぼ定価)」のが一般的です。

オプションによる変動

  • クラッソ: 「クリスタルカウンター」「きれい除菌水」「タッチレス水栓」などを追加すると価格が上がります。
  • レミュー: 「クォーツストーン天板」「家事らくシンク」などを追加すると価格が上がります。特にクォーツストーンは高価です。

【結論】 最終的な見積もり金額は「タカラ レミューの方が高くなりやすい」傾向にあります。 ただ、これはタカラが高すぎるわけではなく、ホーローという高コストな素材をふんだんに使っているため、品質対比で見ればコストパフォーマンスは非常に高いと言えます。

5. ユーザーの口コミ・評判まとめ

実際に導入したオーナーたちのリアルな声を、SNSや口コミサイトの傾向からまとめました。

TOTO ザ・クラッソの口コミ

  • 良い評価:
    • 「夜、間接照明で光るクリスタルカウンターでお酒を飲むのが最高。」
    • 「水栓のデザインがかっこいい。除菌水で排水口のヌメリが本当に減った。」
    • 「リビングから見えてもキッチン感がないのが嬉しい。」
  • 気になる点:
    • 「クリスタルカウンターに熱い鍋を置く時はやっぱり鍋敷きが必要で気を使う。」
    • 「引き出しの中の素材は普通なので、シートを敷かないと汚れる。」

タカラスタンダード レミューの口コミ

  • 良い評価:
    • 「揚げ物の後の掃除が嘘みたいに楽。壁もマグネットが付くのでレシピを貼れて便利。」
    • 「10年経っても新品みたいにピカピカ。ホーローの強さは本物。」
    • 「マグネットの間仕切りのおかげで、収納スペースに無駄がなくなった。」
  • 気になる点:
    • 「マグネットが強力すぎて、外すのに力がいる(笑)。」
    • 「ホーロー製品は重量があるので、2階設置の場合は床補強が必要と言われた。」
    • 「デザインが少しゴージャスすぎて、我が家の素朴なリビングには合わなかったかも。」

6. まとめ:後悔しない選び方の基準

ここまで、TOTO「ザ・クラッソ」とタカラスタンダード「レミュー」を比較してきました。 最後に、あなたがどちらを選ぶべきかの基準を整理します。

TOTO「ザ・クラッソ」を選ぶべきケース

  1. 「透明感」「光」「薄さ」というキーワードに惹かれる。
  2. LDK全体をモダンでスタイリッシュな空間にしたい。
  3. 「きれい除菌水」などのハイテク機能で清潔を保ちたい。
  4. キッチンは「道具」である以上に「インテリア」だと考える。

タカラスタンダード「レミュー」を選ぶべきケース

  1. 「耐久性」「堅牢」「重厚」というキーワードに惹かれる。
  2. 掃除はサッと拭くだけで終わらせたい(ズボラさんこそおすすめ)。
  3. 収納内部までマグネットで使いやすくカスタマイズしたい。
  4. キッチンは美しさだけでなく、ガシガシ使える「最強の道具」であってほしい。

最後のステップ:必ずショールームで「触って」ください

Web上の画像やカタログだけでは「クリスタルカウンターの透け感」「ホーローの質感・ひんやり感」は絶対に分かりません。

決して安い買い物ではありません。後悔しないために、必ず両方のショールームに足を運び、以下のことを試してください。

  • TOTO: カウンターに手をかざして、光の透け方を見てみる。除菌水のミストを出してみる。
  • タカラ: 油性ペンでホーローパネルに落書きをして、自分で消してみる。引き出しのマグネット仕切りを動かしてみる。

あなたの理想のキッチンライフが実現することを願っています!

7. クラッソとレミューに関するよくある質問(FAQ)

最後に、カタログには小さくしか書かれていないけれど、リフォーム検討中の方が「実は気になっているポイント」をQ&A形式でまとめました。

海外製食洗機(ミーレやボッシュ)は入れられますか?

はい、どちらも設置可能です。ただし条件があります。

以前はタカラスタンダードの方が海外製食洗機の導入に積極的でしたが、近年はTOTOも対応しています。ただし、以下の点に注意が必要です。

  • 天板の高さ: 海外製食洗機(特に大容量タイプ)を入れる場合、キッチンの高さを一般的な85cmではなく、90cmにする必要があるケースが多いです。身長との兼ね合いを必ず確認してください。
  • 面材合わせ: キッチンの扉と同じデザイン(面材)で食洗機の扉を隠せるか、施工会社に確認が必要です。特にクラッソの「クリスタル」系など特殊な扉の場合、食洗機部分だけデザインが変わる可能性があります。
クラッソの「クリスタルカウンター」は割れたりしませんか?

非常に丈夫ですが、絶対に割れないわけではありません。

硬い缶詰や鋳物ホーロー鍋(ル・クルーゼなど)を高い位置から角で落とすと、ヒビが入る可能性はゼロではありません。しかし、通常の使用において熱湯をこぼしたり、お皿を落としたりする程度ではまず割れません。 また、日常使いでつく「細かい擦り傷」は、メラミンスポンジで磨くことでセルフリペア(修復)が可能です。このメンテナンス性の高さが人工大理石との違いです。

レミューのホーローは「欠け」たり「サビ」たりしませんか?

表面のガラス質が欠けると、そこからサビる可能性があります。

「ホーローは鉄とガラス」ですので、強い衝撃(重い鍋を角からぶつける等)を与えると、表面のガラス質が欠けて、中の鉄が見えてしまうことがあります。そこを放置するとサビの原因になります。 万が一欠けてしまった場合は、タカラスタンダードから「補修キット」が販売されていますので、早めに塗って保護すれば問題なく使い続けられます。

マンションのリフォームでも導入できますか?

はい、可能です。ただし「搬入経路」と「排水位置」に注意が必要です。

  • タカラ レミュー: ホーロー製キャビネットは非常に重量があります。また、完成品に近い状態で搬入されることが多いため、エレベーターや廊下を通れるか、事前の現地調査が必須です。
  • TOTO クラッソ: マンション特有の「壁内排水」や「梁(はり)」に対応する部材が豊富ですが、こちらも天板(特にクリスタルカウンター)が一枚板の場合、エレベーターに乗るかどうかの確認が必要です。
結局、どちらの方が長持ちしますか?

「キャビネット(箱)」の耐久性はタカラ、「天板」の美しさは互角です。

  • 構造体としての寿命: 木材を使用せず、湿気やシロアリに無敵な「ホーロー」を使っているタカラスタンダードのレミューに軍配が上がります。20年、30年使ってもキャビネットが腐ることはまずありません。
  • 機能の寿命: TOTOの「きれい除菌水」や水栓などの機械・樹脂部分は、10年〜15年程度でメンテナンスが必要になるのが一般的です。これはどのメーカーでも同様です。
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