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【保存版】ミラーキャビネット交換をDIYで!費用を半額にする手順と絶対外せない注意点を徹底解説

「洗面台の鏡が割れてしまった」 「収納が少なくて洗面所が片付かない」 「古い蛍光灯じゃなくて、LEDのおしゃれな鏡にしたい」

毎日使う洗面所だからこそ、ミラーキャビネット(鏡部分)の悩みは尽きないものです。 業者に頼むと高額になりがちな交換工事ですが、実はミラーキャビネットの交換は、ポイントさえ押さえればDIYでも可能です。

クロノ

自分で交換すれば、工賃はタダ。費用を数万円単位で節約できます!

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DIYなら費用は「半額以下」?業者価格との比較

まずは、DIYするメリットを金額面で確認しておきましょう。ミラーキャビネット交換を業者に依頼した場合と、DIYで行った場合の概算比較です。

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このように、DIYなら工事費や諸経費がかからない上、本体をネット通販(楽天やAmazon、施主支給サイト)で安く入手できるため、総額を半分以下に抑えることが可能です。

【重要】購入前に必ず確認!失敗しない3つのチェックポイント

いきなり新しい鏡を買うのはNGです。今の洗面台の状況によっては「取り付けられない」というトラブルが発生します。以下の3点を必ず確認してください。

1. 「サイズ」の計測(幅・高さ・奥行き)

最も重要なのがサイズです。特に「幅」と「高さ」は厳密に測る必要があります。

  • 幅(W): 一般的な規格は600mm、750mm、900mmです。洗面台本体(下の陶器部分)の幅と合わせるのが基本です。
  • 高さ(H): 洗面台全体(床から鏡の上端まで)の高さは、一般的に1800mm1900mmです。
    • 注意点: 鏡の上に「吊戸棚(アッパーキャビネット)」がある場合、新しい鏡が高すぎると入りません。既存の鏡部分だけの高さを正確に測りましょう。

2. 「電源接続」のタイプ(コンセント vs 直結)

ここがDIYの可否を分ける最大の分岐点です。現在の鏡がどのように電気と繋がっているかを確認してください。

  • コンセントタイプ(プラグ式): 鏡の裏から電源コードが出ていて、壁のコンセントに挿さっているタイプ。 👉 誰でもDIY可能です。
  • 電源直結タイプ: 鏡の裏で、壁から出ている電線と鏡の電線が直接繋がれているタイプ。 👉 交換には「第二種電気工事士」の資格が必要です。 ※資格がない場合、感電や火災のリスクがあるため、電気配線作業だけを業者に依頼するか、資格を取得する必要があります。

3. 「下地(したじ)」の有無

ミラーキャビネットは10kg〜20kgの重さがあります。石膏ボード(壁の板)にはネジが効かないため、その裏にある「木の下地(柱や合板)」にネジを打ち込む必要があります。

  • 今の鏡がガッチリ付いているなら、基本的には同じ位置に下地があるはずです。
  • 新しい鏡のネジ位置が変わる場合は、「下地探し(プッシュ式針やセンサー)」を使って、ネジが効く場所を確認しておく必要があります。

交換に必要な道具リスト

作業をスムーズに進めるために、以下の道具を揃えましょう。

必須ツール

  • プラスドライバー: 手回しでも可能ですが、電動ドライバーがあると圧倒的に楽です。
  • カッターナイフ: 古いコーキングを切るために使います。
  • メジャー: サイズ確認用。
  • マスキングテープ: 新しいコーキングをきれいに仕上げるため。
  • シリコンコーキング材&コーキングガン: 鏡と壁の隙間を埋めるため。ホームセンターでセットで1,000円程度です。

あると便利なツール

  • 下地探し(どこ太など): 壁裏の柱を探す道具。
  • 手袋(軍手): 怪我防止。
  • 養生テープ・ビニール: 洗面ボウルを傷つけないために保護します。

【実践編】ミラーキャビネット交換の5ステップ

それでは、実際の交換手順をステップバイステップで解説します。 ※作業前には必ず洗面所の「ブレーカー」を落としてください。

【STEP 1】養生と既存キャビネットの撤去

まず、作業中に洗面ボウルを傷つけたり、工具を落として割ったりしないよう、洗面台に段ボールやタオルを敷いて養生します。

  1. 収納物を全て出す: 中身を空にします。棚板も外しておくと軽くなります。
  2. コーキングを切る: 鏡の両サイドや上部がシリコンで壁に接着されている場合、カッターを入れて切り離します。壁紙を切らないように注意!
  3. ネジを外す: 鏡を支えているネジ(通常4〜6本)を緩めます。
    • コツ: いきなり全てのネジを外すと鏡が落下します。下のネジ→上のネジの順で緩め、最後の一本は片手で鏡を支えながら外します。二人で作業するのが安全です。
  4. 電源を抜く: コンセントプラグを抜きます。

【STEP 2】壁面の清掃と下地確認

古い鏡を外すと、裏には長年のホコリやカビ、古いコーキング跡が残っています。

  1. 掃除: 雑巾やカビ取り剤できれいに拭き取ります。
  2. 古いコーキングの除去: 壁に残ったシリコンをスクレーパーやカッターで削ぎ落とします。ここを平らにしないと新しい鏡が浮いてしまいます。
  3. 下地位置のマーキング: 新しい鏡のネジ穴の位置に合わせて、壁の裏に木があるか「下地探し」で確認し、鉛筆で印をつけておきます。

【STEP 3】新しいミラーキャビネットの取り付け準備

新しい鏡を開梱し、準備をします。

  1. 付属品の確認: ネジや棚板が揃っているか確認。
  2. 仮置き(重要): 一度持ち上げて壁に当ててみます。水平器(スマホアプリでも可)を使って、水平になっているか確認し、マスキングテープなどで位置決めをします。

【STEP 4】固定と配線

いよいよ固定です。ここが正念場です。

  1. 配線を通す: 電源コードを壁の穴や指定のルートに通します。
  2. ネジ止め(仮固定): まずは上のネジ2本を打ち込みます。完全に締め込まず、少し遊びがある状態で水平を再確認します。
  3. 本締め: 水平がOKなら、全てのネジをしっかりと締め込みます。
    • 注意: インパクトドライバーを使う場合、締めすぎて壁を貫通したりプラスチックを割ったりしないよう注意してください。
  4. 電源接続: コンセントにプラグを差し込みます。照明のスイッチを入れて点灯確認をしましょう。

【STEP 5】コーキング処理(仕上げ)

最後に、鏡と壁の隙間を埋めます。これを行わないと、隙間に水や湿気が入り込み、カビの原因になります。

  1. マスキング: 隙間の上下左右(鏡側と壁側)にマスキングテープを貼ります。
  2. 充填: コーキングガンを使ってシリコンを隙間に注入します。
  3. ならし: 指やヘラを使って、余分なシリコンを取り除きながら平らにならします。
  4. テープ剥がし: シリコンが乾く前に、そっとマスキングテープを剥がします。
  5. 乾燥: 半日〜1日程度触らずに乾燥させれば完成です!

人気メーカーのおすすめミラーキャビネット機能

せっかく交換するなら、機能性が高いものを選びたいですよね。最近のトレンドを紹介します。

TOTO(トートー)

  • 特徴: 「エコミラー」などの曇り止め機能が優秀。ヒーターを使わないコーティングタイプなら電気代も節約できます。収納トレイが外して洗えるタイプが多く、清潔に保てます。

LIXIL(リクシル)

  • 特徴: LED照明のデザインが豊富。「スリムLED」などスタイリッシュな見た目が人気です。コンセントの数や位置が工夫されており、ドライヤーや電動歯ブラシの充電に便利です。

Panasonic(パナソニック)

  • 特徴: 「美ルック(ミルック)」という肌がきれいに見える照明技術が強み。メイクの仕上がりにこだわりたい方におすすめです。

こんな時はどうする?よくあるトラブルQ&A

買ってきた鏡が重すぎて、壁に固定できるか不安です。

「トグラー」や「ボードアンカー」を検討してください。 下地がない(石膏ボードのみ)場所にネジを打つ必要がある場合、ボードアンカーという補助具を使えば強度が出せます。ただし、鏡全体が非常に重い場合(15kg以上など)は、アンカーだけでなく、補強板(厚みのある木の板)を壁の上から打ち付けて、そこに鏡を設置する方法が安全です。

既存のネジ穴をそのまま使えますか?

基本的には使わない方が良いです。 古いネジ穴は広がって緩くなっていることが多いです。新しい鏡の取り付け位置を数センチずらすか、どうしても同じ場所を使う場合は、一度穴をパテや割り箸+ボンドで埋めてからネジを打ち直してください。

鏡だけ別のメーカーにしても大丈夫?

サイズさえ合えば問題ありません。 下の洗面台がTOTOで、上の鏡がLIXILでも物理的には設置可能です。ただし、色味(ホワイトの色合い)や質感が微妙に異なる場合があるので、気になる方は同メーカー・同シリーズで揃えるのが無難です。

無理は禁物!プロに依頼すべきケースとは

DIYはコストメリットが大きいですが、以下の場合はプロに依頼することを強くおすすめします。

  1. 電源直結タイプで、電気工事士の資格を持っていない場合
    法律違反になるだけでなく、漏電火災のリスクがあります。
  2. 壁の下地が全く見つからない、または壁が腐食している場合
    壁の補強工事が必要です。素人が無理に取り付けると、使用中に鏡が落下して大怪我をする恐れがあります。
  3. サイズが特殊、またはオーダーメイド品の場合
    既製品で合わない場合、現場での調整加工が必要になります。

まとめ:ミラーキャビネット交換は準備8割

ミラーキャビネットのDIY交換について解説しました。 ポイントを振り返ります。

  1. コストメリット大: DIYなら業者価格の半額以下で交換可能。
  2. 事前確認が命: 「サイズ」「電源タイプ」「下地」の3つを必ずチェックする。
  3. 二人作業推奨: 落下防止のため、取り外しと取り付けは誰かに手伝ってもらう。
  4. 安全第一: 電気配線や壁の強度に不安があるなら、無理せずプロに頼む。

洗面所の鏡が新しくなると、毎朝の身支度が驚くほど気持ちよくなります。収納が増えれば、散らかりがちな洗面周りもスッキリ片付きます。

この記事の手順を参考に、ぜひ安全で楽しいDIYに挑戦してみてください!

【次のステップ】

まずは、今のミラーキャビネットの「幅」と「高さ」、そして「コンセントの有無」をチェックして、スマホにメモすることから始めましょう!

状況がわかれば、楽天やAmazonで「ミラーキャビネット 750(幅)」などで検索して、どんなデザインがあるか見てみるだけでもワクワクしますよ。

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